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ケイトリン・ジェイン・ダン オープンスタジオ──本がかたちになるまで アーティストブック『The Weeping Fig』刊行記念オープンスタジオ

Reminders Photography Stronghold

2026/03/14(土) - 15(日)

このイベントはは休みです。
※詳細・最新情報はイベントの公式サイトをご確認ください。
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©︎Katelyn Dunn / The Weeping Fig©︎Katelyn Dunn / The Weeping Fig
2023年にPhotobook as Objectワークショップを受講したケイトリン・ジェイン・ダンは、キュレーター後藤由美のメンターシップの下、2025年にはRPS京都分室パプロルでのレジデンシーに参加し、長年取り組んできたアーティストブック「The Weeping Fig」の構想と構成を深めてきました。
そして2026年3月には、その最終仕上げのために再び東京のリマインダーズフォトグラフィーストロングホールドを訪れ、刊行に向けた制作を集中的に進めています。

本作は、母の死と、そのあとに残されたものたちから立ち上がる物語をめぐるアーティストブックです。
2019年、55歳で亡くなった母。複雑で、ときにすれ違いながらも、亡くなる前の数年でようやく互いに手を伸ばしはじめていた——ケイトリンはそう振り返ります。
家族アルバム、手書きのレシピ、断片的なメモや小さな記念品。
彼女はそれら「残されたもの」から、母というひとりの人間をもう一度組み立て直すように見つめ続けます。
母が最後に暮らしたマッカイ、幼少期を過ごしたバンダバーグの農場、そして母がいま眠る、イチジクの大木が立ち並ぶ墓地。
深い赤土の色、レシピのページをめくる音、すり減った金のロケットの縁、マグパイ(カササギ)の羽音——
それらのあいだに、彼女の母は「いまもそこにいる」ことが、静かに、しかし確かに現れてきます。

「The Weeping Fig」は、そうした記憶の断片を受けとめる器として構想された、B5判・全55部のアーティストブックです。イチジクの実で染めた布装カバーと糸、レーザープリントとインクジェットの併用、薄く透ける紙で構成されたセクションなど、素材と構造の一つ一つの選択によって、記憶が物質としての本のかたちへと結晶していきます。

今回、リマインダーズフォトグラフィーストロングホールドでは、刊行を記念してオープンスタジオという形で、 完成したばかりの本と、その制作過程をあわせてご覧いただきます。
ダミーや試作、染色された布や糸、編集と構造の試行錯誤の痕跡など、一冊の本がどのように「かたち」へと結晶していったのかを、空間全体で共有します。

アーティストブックのご注文案内はただいま準備中です。
詳細はあらためてお知らせいたしますので、今しばらくお待ちください。


アーティスト略歴 |
ケイトリン・ジェイン・ダンは、オーストラリア・クイーンズランド州マッカイ(Yuwi の土地)を拠点に活動するアーティスト/ライターです。
Queensland College of Art にて写真を学び、インティマシー(親密さ)や人間関係、フェミニンなアイデンティティをめぐるテーマをフォトメディアで探究してきました。
これまでに Josephine Ulrick & Win Schubert Photography Award、PhotoIreland Festival、Head On Photo Festival、Photo L.A.、Photo Contemporary(ロサンゼルス)などで作品を発表。初の個展「Sugar」はクイーンズランド・センター・フォトグラフィー(ブリスベン)で開催されました。
2023年には、後藤由美とヤン・ロセールによる「Photobook as Object」ワークショップ(PBAO)に参加し、その流れから 2025年に RPS京都分室パプロルでのレジデンシーを通じて本作「The Weeping Fig」を完成させました。

出典

作家・出演者ケイトリン・ジェイン・ダン
会場Reminders Photography Strongholdりまいんだーず ふぉとぐらふぃー すとろんぐほーるど
住所
131-0032
東京都墨田区東向島2-38-5住所をコピーするコピーしました
アクセス京成曳舟駅(京成電鉄押上線)文化センター口 徒歩5分
東向島駅(東武伊勢崎線) 徒歩6分
曳舟駅(東武スカイツリーライン, 東武鉄道亀戸線)東口 徒歩7分
会期2026/03/14(土) - 15(日)
時間13:00-19:00
観覧料無料
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