アンドリウス・アルチュニアン「Obol」展
銀座メゾンエルメス ル・フォーラム
2026/02/20(金) - 05/31(日)
このイベントはは休みです。
※詳細・最新情報はイベントの公式サイトをご確認ください。
アンドリウス・アルチュニアン |《Below (For the Ones That Murmur)》| 2024年 | 瀝青、タール、鉄、木綿、5チャンネルサウンド | Courtesy of the artist Photo by Dat Bolwerck, Zutphenエルメス財団は、オルタナティヴなキュラトリアルの実践を試みるThe 5th Floorのディレクター 岩田智哉をゲスト・キュレーターに迎え、アルメニア/リトアニアのアーティスト・作曲家であるアンドリウス・アルチュニアン(1991年生まれ)の日本で初個展となる「Obol」を開催いたします。アルチュニアンは第59回ヴェニス・ビエンナーレ(2022)において、アルメニア・パビリオン代表、また、第14回上海ビエンナーレ、第15回光州ビエンナーレ、第17回リヨン・ビエンナーレに参加するなど、精力的な活動を行っています。
アルチュニアンは、しばしば時間を、粘性をもつ催眠的な力として扱ってきました。音楽を「歪んだ時間の建築」と捉える彼は、ヴァナキュラーな実践、思弁的な儀礼、そして政治的同調と音の調和のあいだのパラレルな関係を探求し続けています。この度、ル・フォーラムにて、彼は冥界の未来的なヴィジョンを想像します。あらゆる文明は、儀式、神話、図像を通して、今世と来世のどちらの生をも統御する方法を生み出してきました。秘教的文献、神話の断片、トランス、消失の象徴が「地下レイヴの美学」を通して立ち現れる本展は、「冥界者のためのクラブ」として、時間・未来・神話についての問いを投げかけます。
「Obol」は、一連の新作によって構成されます。アルチュニアンは、かつては聖性を付与されながら、現代では世俗的用途に転用されている物質「瀝青」を制作に用います。本展は、この極めて粘性が高く漆黒な石油由来の物質である瀝青をイメージの起点に、冥界の渡し守カロンの神話や、古代の宗教から語り継がれる神格へとオマージュを捧げます。彼が創出する重層的な音像は展示空間を横断しながら全体を結びあわせ、遊戯性と厳粛さを兼ね備えながら、冥界に冷ややかなアンセムを響かせます。また儀礼的触媒として空間に布置されたカロンへの渡し賃の銀貨オボルや蛇、生成的な神話的図像が、未来の冥界における儀式を想起します。
思弁的で瞑想的な本展を通して、私たちは、アルチュニアンの向かい合う未来の冥界のための儀式に触れ、その儚い境界の旅へと足を踏み入れるのです。
アーティストプロフィール
Artists Profile
アンドリウス・アルチュニアン / Andrius Arutiunian
1991年、アルメニア/リトアニア生まれ。「聴く」ことのハイブリッドな形式、ヴァナキュラーな知識、そして現代的な宇宙論を扱うアーティスト・作曲家。アルチュニアンのリサーチはしばしば、時間性、共鳴、そしてオルタナティヴな世界の秩序を実験的に探究する。催眠的かつ謎めいた形式に関する遊び心に溢れた思索を通して、アルチュニアンのインスタレーション、映像およびパフォーマンス作品は、音楽的および政治的な調和という概念に挑戦する。
ゲスト・キュレーター
岩田智哉 / Tomoya Iwata
1995年、愛知県生まれ。キュレーター。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科修了。アジア各地のオルタナティヴ・スペースを訪れ、それぞれのローカルのアートシーンにおけるオルタナティヴとインステテューションのダイナミズムについてのリサーチを行う。また自身もそのようなスペースを運営する実践者として、展覧会に限らない広義のキュラトリアル実践を通して、既存のシステムに対するオルタナティヴの可能性を模索する。2022年4月より、キュラトリアル・スペースThe 5th Floorのディレクターを務める。主な展覧会に、「さかむきの砂」(kudan house、東京、2025年)、「ANNUAL BRAKE」シリーズ(The 5th Floor、東京、2024年/2023年/2022年)、「between / of」(The 5th Floor、東京、2022年)。
アルチュニアンは、しばしば時間を、粘性をもつ催眠的な力として扱ってきました。音楽を「歪んだ時間の建築」と捉える彼は、ヴァナキュラーな実践、思弁的な儀礼、そして政治的同調と音の調和のあいだのパラレルな関係を探求し続けています。この度、ル・フォーラムにて、彼は冥界の未来的なヴィジョンを想像します。あらゆる文明は、儀式、神話、図像を通して、今世と来世のどちらの生をも統御する方法を生み出してきました。秘教的文献、神話の断片、トランス、消失の象徴が「地下レイヴの美学」を通して立ち現れる本展は、「冥界者のためのクラブ」として、時間・未来・神話についての問いを投げかけます。
「Obol」は、一連の新作によって構成されます。アルチュニアンは、かつては聖性を付与されながら、現代では世俗的用途に転用されている物質「瀝青」を制作に用います。本展は、この極めて粘性が高く漆黒な石油由来の物質である瀝青をイメージの起点に、冥界の渡し守カロンの神話や、古代の宗教から語り継がれる神格へとオマージュを捧げます。彼が創出する重層的な音像は展示空間を横断しながら全体を結びあわせ、遊戯性と厳粛さを兼ね備えながら、冥界に冷ややかなアンセムを響かせます。また儀礼的触媒として空間に布置されたカロンへの渡し賃の銀貨オボルや蛇、生成的な神話的図像が、未来の冥界における儀式を想起します。
思弁的で瞑想的な本展を通して、私たちは、アルチュニアンの向かい合う未来の冥界のための儀式に触れ、その儚い境界の旅へと足を踏み入れるのです。
アーティストプロフィール
Artists Profile
アンドリウス・アルチュニアン / Andrius Arutiunian
1991年、アルメニア/リトアニア生まれ。「聴く」ことのハイブリッドな形式、ヴァナキュラーな知識、そして現代的な宇宙論を扱うアーティスト・作曲家。アルチュニアンのリサーチはしばしば、時間性、共鳴、そしてオルタナティヴな世界の秩序を実験的に探究する。催眠的かつ謎めいた形式に関する遊び心に溢れた思索を通して、アルチュニアンのインスタレーション、映像およびパフォーマンス作品は、音楽的および政治的な調和という概念に挑戦する。
ゲスト・キュレーター
岩田智哉 / Tomoya Iwata
1995年、愛知県生まれ。キュレーター。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科修了。アジア各地のオルタナティヴ・スペースを訪れ、それぞれのローカルのアートシーンにおけるオルタナティヴとインステテューションのダイナミズムについてのリサーチを行う。また自身もそのようなスペースを運営する実践者として、展覧会に限らない広義のキュラトリアル実践を通して、既存のシステムに対するオルタナティヴの可能性を模索する。2022年4月より、キュラトリアル・スペースThe 5th Floorのディレクターを務める。主な展覧会に、「さかむきの砂」(kudan house、東京、2025年)、「ANNUAL BRAKE」シリーズ(The 5th Floor、東京、2024年/2023年/2022年)、「between / of」(The 5th Floor、東京、2022年)。
| 作家・出演者 | アンドリウス・アルチュニアン |
| 会場 | 銀座メゾンエルメス ル・フォーラム (Ginza Maison Hermès Le Forum) |
| 住所 | 104-0061 東京都中央区銀座5-4-1 銀座メゾンエルメス 8・9F住所をコピーするコピーしました |
| アクセス | ※銀座店内混雑緩和のため、ソニー通り側のエレベーターからご案内いたします。フォーラムへの入退場に店舗内のエレベーターをご使用頂くことができませんのでご注意ください。 銀座駅(東京メトロ丸ノ内線, 日比谷線, 銀座線)C4口 徒歩3分 有楽町駅(JR山手線, 京浜東北線)銀座口 徒歩6分 日比谷駅(東京メトロ千代田線, 小田急小田原線)A1口 徒歩7分 東銀座駅(都営浅草線)A1口 徒歩9分 |
| 会期 | 2026/02/20(金) - 05/31(日) |
| 時間 | 11:00-19:00 ※入場は18:30まで |
| 休み | 水曜日 |
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