10月17日からワタリウム美術館で開催されるサンパウロの双子のアーティスト、オスジェメオスと、サンフランシスコのバリー・マッギーによる初の共同展「OSGEMEOS + Barry McGee: One More」は、1990年代初頭から交流を持ち、深い繋がりを維持してきた二組のアーティストの関係性を根底に備えたある種の”家族”的な親密さを見せてくれる展覧会です。アーティストたちは10月の初頭に来日し、ワタリウム美術館の中で共に制作し、ディナーをとり、話し合い、時にふざけ合いながら多くの時間を信じ難いほどの集中と没頭の中で過ごしています。
この展覧会に併せて地下1階のオン・サンデーズ&ライトシード・ギャラリーでは会期中さまざまな関連企画を実施。その第1弾として2025年6月にコペンハーゲンで行われたバリー・マッギーの個展「Nature inside Me」の際に制作されたシルクスクリーン版画の展示・販売を行います。
これらの新しいプリントは、マッギーが30年以上にわたり製作してきたzineなどの自費出版物の膨大なアーカイブから発掘されたアクションフォトをもとに、手描きのキャラクター、テキスト、写真を即興的にコラージュした全10点のシルクスクリーン版画シリーズです。
ここ数年のマッギーの作品では、人物や具象的な形はほとんど示されず、抽象的なパターンが前面に提示されてきましたが、今回のシルクスクリーンによる限定版のプリントは、アーティストが自身の原点に立ち帰りながらも、新たなキャラクターや人物像をオーバーレイで配置し「版画」というメディアを用いた新たな展開を見せるものです。
くすんだ色調の再生紙を使うことで、鮮烈な色で手刷りされたイメージが際立つ「リサイクル・シリーズ」5作品(Edition of 50)。着色されたフェドリゴーニ・マテリカ紙を使用し、用紙の地色と刷り色の組み合わせを追求した「カラー・シリーズ」が5作品(Edition of 27)。各作品には作家の署名と作品番号が付されます。
この展覧会に併せて地下1階のオン・サンデーズ&ライトシード・ギャラリーでは会期中さまざまな関連企画を実施。その第1弾として2025年6月にコペンハーゲンで行われたバリー・マッギーの個展「Nature inside Me」の際に制作されたシルクスクリーン版画の展示・販売を行います。
これらの新しいプリントは、マッギーが30年以上にわたり製作してきたzineなどの自費出版物の膨大なアーカイブから発掘されたアクションフォトをもとに、手描きのキャラクター、テキスト、写真を即興的にコラージュした全10点のシルクスクリーン版画シリーズです。
ここ数年のマッギーの作品では、人物や具象的な形はほとんど示されず、抽象的なパターンが前面に提示されてきましたが、今回のシルクスクリーンによる限定版のプリントは、アーティストが自身の原点に立ち帰りながらも、新たなキャラクターや人物像をオーバーレイで配置し「版画」というメディアを用いた新たな展開を見せるものです。
くすんだ色調の再生紙を使うことで、鮮烈な色で手刷りされたイメージが際立つ「リサイクル・シリーズ」5作品(Edition of 50)。着色されたフェドリゴーニ・マテリカ紙を使用し、用紙の地色と刷り色の組み合わせを追求した「カラー・シリーズ」が5作品(Edition of 27)。各作品には作家の署名と作品番号が付されます。
| 作家・出演者 | バリー・マッギー |
| 会場 | オン・サンデーズ&ライトシード・ギャラリー (on Sundays & LightSeed Gallery) |
| 住所 | 150-0001 東京都渋谷区神宮前3-7-6 ワタリウム美術館 B1F |
| アクセス | 外苑前駅(東京メトロ銀座線)3出口 徒歩7分 表参道駅(東京メトロ銀座線, 半蔵門線, 千代田線)A2出口 徒歩9分 明治神宮前〈原宿〉駅(東京メトロ副都心線, 千代田線)5出口 徒歩13分 原宿駅(JR山手線)竹下口 徒歩14分 青山一丁目駅(東京メトロ銀座線, 半蔵門線, 都営大江戸線)1出口 徒歩15分 千駄ヶ谷駅(JR中央線) 徒歩17分 |
| 会期 | 2025/10/17(金) - 2026/02/08(日) |
| 時間 | 11:00-20:00 |
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