開館50周年記念 コレクション展1 50年の歩み

千葉県立美術館

2024/05/28(火) - 06/30(日)

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千葉県立美術館が所蔵する日本画・洋画・彫刻・工芸・書・版画と、最近追加された「インスタレーション」(展示空間を作品の一部として表現する手法)の全7分野の構成で展示します。

当館が昭和49(1974)年の開館の年から収蔵を続けてきた作品の中から、各年代の代表的な作品をピックアップし、時代を追って紹介することで、コレクション形成の歩みを俯瞰するとともに、これからの50年の活動に向けての指針とすることが目的の展覧会です。

「開館 昭和49年から昭和58年(1974-1983)」や「房総の美術家シリーズ(1974-1988)」、「開館40周年から現在 コレクションの多様化に向けて(2014-2024)」などの全10章で構成され、県民の皆様とともに歩んできた当館の活動の軌跡をたどるような内容となっています。

そのほか、「基金購入(1981-)」「浅井忠記念賞展 現代日本具象彫刻展(1983-1997)」「開館15周年記念『房総と近代美術』(1989-1993)」「開館20周年記念『房総の美術-昨日から明日へ-』」「開館30周年の頃(2004-2013)」「浅井忠」「水彩画と工芸」といった章も含まれています。

東山魁夷《門》や、椿貞雄《鋸山から見た房総半島》といった開館初年度の収蔵作品から、令和5年度に新しく収蔵されたクワクボリョウタ《千葉県の形》まで、年代も技法も様々な合計72点の作品を展示する予定です。


見どころ

*膨大なコレクションの一部を収蔵された年代ごとに展示
開館初年度から令和5年度までの収蔵作品をおおよそ収蔵年順に並べてご紹介する本展覧会では、いつものテーマに沿った展覧会とは一味違う鑑賞体験をお楽しみいただけます。
制作年代・技法・主題の異なる作品同士の思わぬ出会いから、新しい発見が生まれるかもしれません。

*当館が誇るコレクションの特色を分かりやすくご紹介
本展覧会では、各時代を追いながらも「房総の美術家シリーズ」や「浅井忠」「水彩画と工芸」など、他では見られない県立美術館ならではの特色を伝えるコーナーを設けています。
特に、近代日本を代表する優れた水彩画や、北詰コレクションの寄贈により一層充実した金工作品の収蔵作品数は、国内トップクラスを誇ります。

*多様化に向かうコレクション
当館のコレクションは、絵画や彫刻だけでなく工芸や書、インスタレーションなど様々な美のかたちを来館者の皆様に伝えています。
また、古い時代の作品から現代で活躍するアーティストによる作品まで、幅広い価値観のもとに生まれた”アート”によって、多くの方々の心に響くようなコレクション形成を目指しています。

出典

作家・出演者東山魁夷, 浅井忠, 椿貞雄, クワクボリョウタ, 香取秀真, 小川瓦木, ロッカクアヤコほか
会場千葉県立美術館ちばけんりつ びじゅつかん (Chiba Prefectural Museum of Art)
住所
260-0024
千葉県千葉市中央区中央港1-10-1
アクセス
千葉みなと駅(JR京葉線, 千葉都市モノレール) 徒歩10分
会期2024/05/28(火) - 06/30(日)
時間9:00-16:30
※有料展示場の入場は16:00まで
休み月曜日
観覧料一般 300円
高大生 150円
中学生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名 無料
※6月15日(土)県民の日はどなたでも無料
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