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岡本太郎とスポーツ

川崎市岡本太郎美術館

2023/10/05(木) - 2024/01/14(日)

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岡本太郎《マラソン》1964 年
岡本太郎《マラソン》1964 年
当館で保管している岡本太郎の写真を眺めていると、岡本が野球やゴルフなどのスポーツに興じている姿をときたま目にします。特に、46歳で始めたと言うスキーについては、瞬間瞬間に命を懸けて斜面に身を投げ出す緊張感の虜になり、毎シーズン、制作や執筆などの忙しい日々を縫って雪山に通いました。雪山を前にひとりで「危険に向かい勇気をもって己れをひらく」姿勢は、芸術や生き方に対する岡本の指針と共通するものがあります。 本展では、「岡本太郎とスポーツ」をテーマに、岡本が競技場等のために手掛けた作品や、岡本にとっての「スポーツ」にまつわる作品をご紹介します。当館ならではの「スポーツの秋」をお楽しみいただけますと幸いです。


みどころ

●当館所蔵のスポーツにまつわる作品を一挙に展示!
競技場のためのパブリックアートや、競技会のメダル、野球チームのロゴなど、岡本太郎の作品にはスポーツに関連深いものが多数あります。また、スキーで頻繫に訪れた温泉地のためにデザインしたロゴや、スキーで骨折した脚から着想を得た彫刻など、スポーツをきっかけに生まれた作品もあります。本展では、そうしたスポーツにまつわる作品をまとめてご紹介します。

●作品とともに岡本太郎の言葉もご紹介します!
岡本太郎は数多くのエッセイを残しており、そのなかにはスポーツについてのものもあります。たとえば、スキーについては「命がけという条件と無条件の二つの前提がおおらかに同在している」とし、「それはちょうど私が絵を描いたり、彫刻の仕事をしている時の態度と意外に共通するものがある」と書き残しています。本展では、岡本の芸術観・人生観とも通ずる、彼のスポーツに関する言葉も作品と併せてご紹介します。

●本展は、写真撮影可能です。
(動画撮影、フラッシュ撮影、三脚・自撮り棒・ジンバル等の器材の使用は不可)

出典

作家・出演者岡本太郎
会場川崎市岡本太郎美術館かわさきし おかもと たろう びじゅつかん (Taro Okamoto Museum of Art, Kawasaki, 가와사키시 오카모토타로 미술관, 川崎市冈本太郎美术馆)
住所
214-0032
神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内
アクセス
向ヶ丘遊園駅(小田急線)南口 徒歩17分
登戸駅(JR南武線) 徒歩30分
会期2023/10/05(木) - 2024/01/14(日)
時間9:30-17:00
※入館は16:30まで
休み月曜日(10月9日、1月8日を除く)、10月11日(水)、11月24日(金)、12月29日(金)~1月3日(水)、1月9日(火)
観覧料●10月5日(木)~10月13日(金) ※常設展のみ開催
一般 500円
高・大学生・65 歳以上 300円
中学生以下 無料

●10月14日(土)~1月14日(日) ※企画展とのセット料金
一般1,000円
高・大学生・65 歳以上 800円
中学生以下 無料
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