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開館1周年記念特別展 二つの頂 ―宋磁と清朝官窯―

静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)

2023/10/07(土) - 12/17(日)

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8000年を超える悠久の歴史をもち、陶芸技術の粋を極めた中国陶磁。その歴史上、二つの頂点といえるのが、宋代(960~1279)の陶磁器と清朝(1616~1912)の官窯磁器です。
商工業や各種技術が発達した宋代の中国では、各地で青磁や白磁、黒釉など多種多様で洗練された陶磁器が生み出されました。それらは後世「宋磁」と称えられ、「古典」として現代にまで影響を与え続けています。
また最後の王朝・清朝では、磁器の都・景徳鎮に宮廷用の陶磁器を焼造する政府直営の工房=官窯が設置され、最高の技術と材料をもって皇帝のためのやきものが作られました。
清朝最盛期、康煕・雍正・乾隆の三代(1662~1795)の皇帝たちは、陶磁器への関心が高く、官窯に督陶官が派遣され、技術・意匠の両面で究極ともいうべき作品が次々と生み出されました。
静嘉堂所蔵の清朝官窯磁器には、岩﨑彌之助(三菱第2代社長、1851~1908)が明治20年代という早い段階で蒐集した作品が含まれています。また20世紀初頭には彌之助の嗣子・小彌太(三菱第4代社長、1879~1945)により、日本伝世の宋磁の優品に加え、新出の宋磁や清朝官窯の名品が蒐集され、世界有数の質を誇る中国陶磁コレクションが形成されました。
本展では、南宋官窯をはじめとする静嘉堂の宋磁の名品と、清朝官窯磁器から青花・五彩・粉彩・単色釉の優品を精選し展示します。

出典

会場静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)せいかどう ぶんこ びじゅつかん せいかどう あっと まるのうち (Seikado Bunko Art Museum, 세이카도 분코 미술관, 静嘉堂文库美术馆, 靜嘉堂文庫美術館)
住所
100-0005
東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館 1F ※入口は丸の内MY PLAZA 1F
アクセス
二重橋前〈丸の内〉駅(東京メトロ千代田線)3番出口 直結
東京駅(JR)丸の内南口 徒歩5分
有楽町駅(JR)国際フォーラム口 徒歩5分
会期2023/10/07(土) - 12/17(日)
時間10:00-17:00
※金曜日は10:00-18:00
※入館は閉館の30分前まで
休み月曜日、10月10日(火) ※10月9日(月・祝)は開館
観覧料一般 1500円
大高生 1000円
障がい者手帳をお持ちの方(同伴者1名〈無料〉を含む) 700円
中学生以下 無料

公式オンラインチケット
https://www.e-tix.jp/seikado/
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