※展示室内は撮影禁止です。
明治42年(1909)、初代根津嘉一郎は3000点以上におよぶ刀剣・刀装具のコレクションを、実物を見ることなく一括購入しました。自身に刀剣の趣味はないものの、苦心の大蒐集だから買ったといいます。それが、実業家・光村利藻(みつむらとしも)(号 龍獅堂(りゅうしどう)・1877~1955)のコレクションです。 利藻の蒐集は、長男・利之(としゆき)の初節句のために本物の甲冑と太刀を購入したことにはじまります。明治30年(1897)、20歳の時です。驚くことに、彼の膨大なコレクションは、それからわずか10年ほどで形成されています。しかも、質も資料性も非常に高い作品群です。
今回の展覧会では、現在当館で所蔵する約1200点の中から選りすぐった作品を、初めて甲冑を交えて紹介します。単なる愛好家にとどまらない、金工技術を支えた利藻の活動を知っていただく機会にもなることを願っています。
明治42年(1909)、初代根津嘉一郎は3000点以上におよぶ刀剣・刀装具のコレクションを、実物を見ることなく一括購入しました。自身に刀剣の趣味はないものの、苦心の大蒐集だから買ったといいます。それが、実業家・光村利藻(みつむらとしも)(号 龍獅堂(りゅうしどう)・1877~1955)のコレクションです。 利藻の蒐集は、長男・利之(としゆき)の初節句のために本物の甲冑と太刀を購入したことにはじまります。明治30年(1897)、20歳の時です。驚くことに、彼の膨大なコレクションは、それからわずか10年ほどで形成されています。しかも、質も資料性も非常に高い作品群です。
今回の展覧会では、現在当館で所蔵する約1200点の中から選りすぐった作品を、初めて甲冑を交えて紹介します。単なる愛好家にとどまらない、金工技術を支えた利藻の活動を知っていただく機会にもなることを願っています。
会場 | 根津美術館 (Nezu Museum, 네즈미술관) |
住所 | 107-0062 東京都港区南青山6-5-1 |
アクセス | 表参道駅(東京メトロ銀座線, 半蔵門線, 千代田線) A5出口 徒歩8分(階段) B4出口 徒歩10分(階段とエレベータ) B3出口 徒歩10分(エレベータまたはエスカレータ) |
会期 | 2023/09/02(土) - 10/15(日) |
時間 | 10:00-17:00 ※入館は16:30まで |
休み | 毎週月曜日、ただし9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)は開館、9月19日(火)、10月10日(火)は休館 |
観覧料 | 一般1300円 学生1000円 ※障害者手帳提示者および同伴者は200円引き、中学生以下は無料 オンライン日時指定予約 https://www.nezu-muse.or.jp/jp/timed-entry-reservation/ ※ご入館希望時間帯の開始時刻1時間前まで、ご購入いただけます。(クレジットカード決済のみ) ※当日券も販売しております。ただし、ご予約の方を優先してご案内いたしますので、当日券の方は相当のお時間、お待ちいただくことがあります。また、混雑状況によっては当日券を販売しないこともあります。 |
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