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トルコ共和国建国100周年記念 山田寅次郎展 茶人、トルコと日本をつなぐ

ワタリウム美術館

2023/08/11(金) - 11/19(日)

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明治時代の青年たちは、更なる魅力ある日本を求めて、 世界へ出て見聞を広めた。
1890年、日本に到着したオスマン帝国軍艦・エルトゥールル号が、帰路、台風で乗組員のほとんどが命を落とした事故に心を痛めた青年、山田寅次郎は義捐金活動を開始、集めた義捐金を持参しオスマン帝国へと向かいました。 わずか24歳の目に映ったのはオスマン文化の荘厳さと人々の暖かさでした。 本展は、山田寅次郎という明治の人物を介し、日本とトルコという異なる歴史を持つ2つの国が交流する様子を伝えながら、相手の文化を深く尊敬することの大切さを感じる機会にしたいと思います。

第一章 情熱と愛を持って、オスマン帝国へ出航
多民族、多国籍、多宗教、多文化の混沌とした都市コンスタンチノプル(イスタンブル)で感じたこと、学んだことを著した『土耳古畫觀とるこがかん』を映像とアニメーションを使用して展示、オスマン世界が会場に飛び出し、皆さんをオスマン世界に誘います。

第二章 寅次郎の書斎へようこそ
山田寅次郎の人となりを伝える展示と空間。そして大阪の自宅にあった寅次郎の書斎の再現をします。晩年、家元として活躍した茶道具、オスマン帝国、アジア、ヨーロッパから持ち帰った品々、寅次郎が読んでいた本、使用していたものを展示。キッチュな寅次郎のテイストをお楽しみください。

第三章 忠太と寅次郎の絵ハガキ図書館
建築家伊東忠太が、オスマン帝国に滞在していた時、寅次郎と不思議な友情が芽生えました。
旅の途中、忠太から送られてきた絵葉書は、ユーモア一杯、エジブトで見た遺跡について熱く語り時には、可愛い絵が紙一面に書かれています。寅次郎が、大切に保存した忠太からの絵葉書100余点を今回初展示します。絵葉書を見ながら二人の様子を想像してみてください。

出典

会場ワタリウム美術館わたりうむ びじゅつかん (WATARI-UM, The Watari Museum of Contemporary Art)
住所
150-0001
東京都渋谷区神宮前3-7-6
アクセス
外苑前駅(東京メトロ銀座線)3出口 徒歩7分
表参道駅(東京メトロ銀座線, 半蔵門線, 千代田線)A2出口 徒歩9分
明治神宮前〈原宿〉駅(東京メトロ副都心線, 千代田線)5出口 徒歩13分
原宿駅(JR山手線)竹下口 徒歩14分
青山一丁目駅(東京メトロ銀座線, 半蔵門線, 都営大江戸線)1出口 徒歩15分
千駄ヶ谷駅(JR中央線) 徒歩17分
会期2023/08/11(金) - 11/19(日)
時間11:00-19:00
休み月曜日(9/18,10/9は開館)
観覧料大人 1,400円
大人ペア 2,400円
学生(25歳以下)・高校生・70歳以上の方・身体障害者手帳、 療育手帳、精神障害者保健福祉手帳お持ちの方、および介助者(1名様まで) 1,200円
小・中学生 700円
※入館料のうち、お一人200円を義捐金としてトルコ地震の被害地へ寄付させていただきます。
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