戸谷成雄, 森—I, 1984, wood, iron, frame, acrylic, 103x39x22cm 撮影:武藤滋生 Copyright the artist, Courtesy of ShugoArtsシュウゴアーツでは、去る4月15日に逝去した彫刻家・戸谷成雄を偲び、追悼展「彫刻家・戸谷成雄」を6月6日より開催いたします。
戸谷成雄は、1975年のデビュー以来、50年以上にわたり精力的に制作を続け、国内外の展覧会やビエンナーレなどで、一年も欠かすことなく作品を発表してきました。昨年シュウゴアーツで開催された「視線体:半彫刻」を最後の個展として、最晩年まで彫刻家としての歩みを貫きました。
1947年、北アルプスに囲まれた自然豊かな長野に生まれ育った戸谷にとって、日本の山々や地形の感覚は、その後の彫刻理論の核となる「山谷構造」や「斜線構造」の根底に息づいています。彫刻の歴史に対する深い造詣を基盤に、日本の土地に根差しながらも、世界へ向けて想像力を拡張し、人間と存在のあり方を問い続けた戸谷の構想力と作品群は、多くの人々に深い影響を与え続けています。
本展では、2016年にアトリエで収録したインタビュー映像の上映とともに、戸谷が1984年にチェーンソーを用いて制作した最初の《森 I》、最後のシリーズとなった「半彫刻」の作品等を展示いたします。
長年にわたり、思索と実践を往還しながら深化を続けた戸谷成雄の彫刻世界を、あらためて辿る機会となれば幸いです。
戸谷成雄
Shigeo TOYA
1947年長野県生まれ、2026年逝去。ポスト・ミニマリズムやもの派といった潮流の中で解体された彫刻の再構築を試みて、1970年代より一貫して人間の存在認識に通じる彫刻の原理とその構造を追求し、作品制作による実践によってその本質と可能性を提示し続けてきた。洞窟絵画、ギリシア・ローマ彫刻から現代に至る古今東西の芸術史観を自由に往来し、類い稀な彫刻論に裏付けされた作品群により、日本、アジア、パシフィックを代表する彫刻の第一人者と目されて久しい。2004年芸術推奨文化科学大臣賞、2009年紫綬褒章受章、2025年旭日小綬章受章。武蔵野美術大学彫刻科名誉教授。
主な展覧会に「戸谷成雄 彫刻」長野県立美術館(長野、2022-2023)、埼玉県立近代美術館(埼玉、2023)、「視線体:散から連 連から積」シュウゴアーツ(東京、2022)、「⼾⾕成雄 森―湖:再⽣と記憶」市原湖畔美術館(千葉、2021)、「視線体」シュウゴアーツ(東京、2019)、「戸谷成雄─現れる彫刻」武蔵野美術大学 美術館・図書館(東京、2017)、「洞穴の記憶」ヴァンジ彫刻庭園美術館(静岡、2011-2012)、「戸谷成雄 森の襞の行方」愛知県立美術館(愛知、2003)、光州ビエンナーレ<アジア賞受賞>(光州、2000)、「視線の森」広島市現代美術館(広島、1995)、「<山–森–村> 戸谷成雄」町立久万美術館(愛媛、1994)、「第1回アジア・パシフィックトリエンナーレ」クイーンズランド・アートギャラリー(ブリスベン、1993)、「第43回ヴェニスビエンナーレ」ジャルディーニ公園日本館(ヴェニス、1988)など。主な出版物に2014年『戸谷成雄 彫刻と言葉 1974-2013』(ヴァンジ彫刻庭園美術館)、2017年『戸谷成雄─現れる彫刻』(武蔵野美術大学 美術館・図書館)など。
戸谷成雄は、1975年のデビュー以来、50年以上にわたり精力的に制作を続け、国内外の展覧会やビエンナーレなどで、一年も欠かすことなく作品を発表してきました。昨年シュウゴアーツで開催された「視線体:半彫刻」を最後の個展として、最晩年まで彫刻家としての歩みを貫きました。
1947年、北アルプスに囲まれた自然豊かな長野に生まれ育った戸谷にとって、日本の山々や地形の感覚は、その後の彫刻理論の核となる「山谷構造」や「斜線構造」の根底に息づいています。彫刻の歴史に対する深い造詣を基盤に、日本の土地に根差しながらも、世界へ向けて想像力を拡張し、人間と存在のあり方を問い続けた戸谷の構想力と作品群は、多くの人々に深い影響を与え続けています。
本展では、2016年にアトリエで収録したインタビュー映像の上映とともに、戸谷が1984年にチェーンソーを用いて制作した最初の《森 I》、最後のシリーズとなった「半彫刻」の作品等を展示いたします。
長年にわたり、思索と実践を往還しながら深化を続けた戸谷成雄の彫刻世界を、あらためて辿る機会となれば幸いです。
戸谷成雄
Shigeo TOYA
1947年長野県生まれ、2026年逝去。ポスト・ミニマリズムやもの派といった潮流の中で解体された彫刻の再構築を試みて、1970年代より一貫して人間の存在認識に通じる彫刻の原理とその構造を追求し、作品制作による実践によってその本質と可能性を提示し続けてきた。洞窟絵画、ギリシア・ローマ彫刻から現代に至る古今東西の芸術史観を自由に往来し、類い稀な彫刻論に裏付けされた作品群により、日本、アジア、パシフィックを代表する彫刻の第一人者と目されて久しい。2004年芸術推奨文化科学大臣賞、2009年紫綬褒章受章、2025年旭日小綬章受章。武蔵野美術大学彫刻科名誉教授。
主な展覧会に「戸谷成雄 彫刻」長野県立美術館(長野、2022-2023)、埼玉県立近代美術館(埼玉、2023)、「視線体:散から連 連から積」シュウゴアーツ(東京、2022)、「⼾⾕成雄 森―湖:再⽣と記憶」市原湖畔美術館(千葉、2021)、「視線体」シュウゴアーツ(東京、2019)、「戸谷成雄─現れる彫刻」武蔵野美術大学 美術館・図書館(東京、2017)、「洞穴の記憶」ヴァンジ彫刻庭園美術館(静岡、2011-2012)、「戸谷成雄 森の襞の行方」愛知県立美術館(愛知、2003)、光州ビエンナーレ<アジア賞受賞>(光州、2000)、「視線の森」広島市現代美術館(広島、1995)、「<山–森–村> 戸谷成雄」町立久万美術館(愛媛、1994)、「第1回アジア・パシフィックトリエンナーレ」クイーンズランド・アートギャラリー(ブリスベン、1993)、「第43回ヴェニスビエンナーレ」ジャルディーニ公園日本館(ヴェニス、1988)など。主な出版物に2014年『戸谷成雄 彫刻と言葉 1974-2013』(ヴァンジ彫刻庭園美術館)、2017年『戸谷成雄─現れる彫刻』(武蔵野美術大学 美術館・図書館)など。
| 作家・出演者 | 戸谷成雄 |
| 会場 | ShugoArts (シュウゴアーツ) |
| 住所 | 106-0032 東京都港区六本木6-5-24 complex665 2F住所をコピーするコピーしました |
| アクセス | 六本木駅(東京メトロ日比谷線, 都営地下鉄大江戸線)3出口 徒歩3分 |
| 会期 | 2026/06/06(土) - 27(土) |
| 時間 | 11:00-18:00 |
| 休み | 日曜日、月曜日 |
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