超不定期訪問/滞在制作project《Nami Itaに、いた?いる!》 Vol.10 中津川莉音『「彼ら」の方角』
オルタナティブ掘っ立て小屋『ナミイタ Nami Ita』
2026/04/19(日) - 06/01(月)
このイベントはは休みです。
※詳細・最新情報はイベントの公式サイトをご確認ください。











オルタナティブ掘っ立て小屋『ナミイタ-Nami Ita』は、2026年2回目の展示企画として、4月19日(日)から6月1日(月)まで、【超不定期訪問/滞在制作project《Nami Itaに、いた?いる!》 Vol.10 中津川莉音『「彼ら」の方角』】を実施します。
東京都出身で、この春に多摩美術大学の油画科を修了したばかりの若手作家である中津川は、学生時代から一貫して「鳥」を追い求め、その存在に関わる様々な要素(鳴き声、飛行の軌跡、体重、全長、生息域の座標等)を抽象化し、自己と世界の境界線を模索するような制作を続けてきました。
いわゆる「鳥」のフォルムを表さないその表象のアプローチは他に類を見ないユニークさを持っており、あるときは観測した対象種の平均体重分だけ測った楮を全長分だけ漉いて作り上げたオブジェ、あるときは鳴き声を聞いた時間や強弱を楮の長さに反映させて漉かれたオブジェ、またあるときは「個体が飛行した軌跡を表す線描と鳴き声の点描、その個体の視線を想像して描かれた風景と鳴き声の形状に塗られた粘土、粘土へ転写された風景」などを組み合わせた複雑なインスタレーションという形態をとっています。
そこでの「鳥」とは生物学的に分類される種、記号であると同時に、象徴性を帯びた、世界を写す鏡や鍵ともいえます。中津川にとって「鳥」=「彼ら」は美しさや自由を象徴するアイコン、蒐集すべきフェティシズムの対象、または動物愛護の観点から保護すべき生物のいずれでもありません。空を飛ぶという、人間にとって身体の能力を超えた領域で活動する生命体でありながら、同じように重力に縛られ、質量を持って生きる「彼ら」。中津川が「彼ら」へ執拗にアプローチし続けるのは、「彼ら」を通して自身とこの世界自体の在り方を探求しようとする、傍目には些か不可解でまわりくどい、しかし切実な必然性を伴ったプロセスなのです。
本企画『「彼ら」の方角』は、そうした追求が結実した過去作品や近作を中心に展示が構成され、加えて会期中、中津川はナミイタが所在する寺家町や青葉区、そしてナミイタ自体を取り囲む里山に生息する「彼ら」を観測し、ワーク・イン・プログレスでその姿を増やしてゆく計画が進められます。何が生み出され、またそうならないのか(姿や気配を感じ取れなければ、それまで)は、始めてみるまでは分かりません。
春になり、生物の動きが騒がしくなる里山で、密やかに、しかし誰も踏み込んでいない領域で世界と交信を交わそうとする試みを会場で体感してください。
————
【超不定期訪問/滞在制作project《Nami Itaに、いた?いる!》 Vol.10. 中津川莉音『「彼ら」の方角』】
■会期:2026年4月19日(日)→6月1日(月)
※ 土日月オープン。火水木金休み。
■時間:12時30分→20時
■会場:オルタナティブ掘っ立て小屋『ナミイタ Nami Ita』
神奈川県横浜市 青葉区 寺家町508(『アトリエ柿の里』内)
徒歩=小田急線『柿生』 or 東急田園都市線『青葉台』駅より約40分。
バス=柿生駅(小田急小田原線)北口からバス。
柿22, 柿23 桐蔭学園行→早野停留所から徒歩12分。
青葉台駅(東急田園都市線)北口からバス。青30(寺家町方面)寺家町停留所から徒歩3分
青31(鴨志田団地行)団地中央停留所から徒歩12分。
青28(桐蔭学園前行))常盤橋停留所から徒歩16分
※ 駐車場もございますが、数が数台に限られるため、事前にお問い合わせ下さい。
※ 所在場所の地図はGoogleマップをご参照下さい。
■ 入場:ドネーション500円(他企画とも共通)
※ 展示オリジナルの小品(中津川のスナップ写真)、ナミイナのオリジナル版画付き。
■ 企画+問い合わせ:東間嶺(TEL:090-1823-7330)
■ 協力:アトリエ柿の里、作庭工房
■ MAIL: [email protected] URL: https://tinshacknamiita.org/
■ SNS: Twitter&FB→@Namiita2036 Instagram→@tinshacknamiita
* アーティスト・ステイトメント
鳥と呼ばれる「彼ら」をみる。存在をもう何年も探している。
世界に約9000種いると言われる「彼ら」。
この内の数種類は身近な存在であり、この青葉区付近でも鳴いて、歩いて、飛んでいる。
「彼ら」を見つけた方角へ、意識を向ける。
遠く知らない場所にいる「彼ら」を思うより、頭上や足元、壁の向こうの気配を辿る方が「彼ら」への態度としては誠実だろう。
展示された場所で観測できる鳥たち。
季節によって振る舞いを変える「彼ら」。
この場所に現れる鳥たちに、あるいは通り過ぎる「彼ら」に真っ直ぐに、
ひたすらに向き合い続ける。
(中津川莉音)
【アーティスト・プロフィール】
東京都出身。2024年3月に多摩美術大学絵画科を卒業し、2026年3月に同大大学院油画研究領域修了。鳥の存在について考えている。鳥の姿を用いず、「鳥とは何か」ということを探求する。最近は楮を使って制作している。近年の展示として『形象、分有____汀にて』(横浜市民ギャラリー、神奈川、2026)、『新天地』(COYAMA、神奈川、2025)、『まつげの先、そらの影』(TERRITORY GALLERY、東京)などがある。本企画が初の個展となる。
* 超不定期滞在制作project《Nami Itaに、いた?いる!》
作家がナミイタ Nami Itaを不定期・長短期で来訪/滞在し、小屋の内外に作品をインストール/展示/パフォーマンスする連続企画。レジデンス未満のゆるい感覚で、場と作品、作品と作者、作者と場の新たな関係性を探ってゆく試みです。これまでにVol.01 山本麻世『イエティのまつ毛』(2021 年11 月1 ~ 12 月2 日)、vol.02 藤巻瞬『不完全な修復』(2022年1月14日~2月14日)、vol.03 前田梨那『去来するイメージ/往還する痕跡』(2022年4月29日~5月30日)、vol.04 金井聰和『鳥小屋マサラ--骨を探して--』(2022年8月5日~9月11日)、vol.05 蓮輪友子『THEATER』(2023年1月8日~2月6日)、vol.06 仁禮洋志『もうれんやっさ』(2023年2月10日~2月26日、3月17日~3月27日)、Vol.07 GEN『聖者』(2023年9月15日~10月16日)、Vol.08 山本麻世『だいだらぼっちの毛づくろい』(2025年4月26日~6月9日)、Vol.09 前田梨那『けがとカルス』(2025年11月5日~12月15日)を実施。
東京都出身で、この春に多摩美術大学の油画科を修了したばかりの若手作家である中津川は、学生時代から一貫して「鳥」を追い求め、その存在に関わる様々な要素(鳴き声、飛行の軌跡、体重、全長、生息域の座標等)を抽象化し、自己と世界の境界線を模索するような制作を続けてきました。
いわゆる「鳥」のフォルムを表さないその表象のアプローチは他に類を見ないユニークさを持っており、あるときは観測した対象種の平均体重分だけ測った楮を全長分だけ漉いて作り上げたオブジェ、あるときは鳴き声を聞いた時間や強弱を楮の長さに反映させて漉かれたオブジェ、またあるときは「個体が飛行した軌跡を表す線描と鳴き声の点描、その個体の視線を想像して描かれた風景と鳴き声の形状に塗られた粘土、粘土へ転写された風景」などを組み合わせた複雑なインスタレーションという形態をとっています。
そこでの「鳥」とは生物学的に分類される種、記号であると同時に、象徴性を帯びた、世界を写す鏡や鍵ともいえます。中津川にとって「鳥」=「彼ら」は美しさや自由を象徴するアイコン、蒐集すべきフェティシズムの対象、または動物愛護の観点から保護すべき生物のいずれでもありません。空を飛ぶという、人間にとって身体の能力を超えた領域で活動する生命体でありながら、同じように重力に縛られ、質量を持って生きる「彼ら」。中津川が「彼ら」へ執拗にアプローチし続けるのは、「彼ら」を通して自身とこの世界自体の在り方を探求しようとする、傍目には些か不可解でまわりくどい、しかし切実な必然性を伴ったプロセスなのです。
本企画『「彼ら」の方角』は、そうした追求が結実した過去作品や近作を中心に展示が構成され、加えて会期中、中津川はナミイタが所在する寺家町や青葉区、そしてナミイタ自体を取り囲む里山に生息する「彼ら」を観測し、ワーク・イン・プログレスでその姿を増やしてゆく計画が進められます。何が生み出され、またそうならないのか(姿や気配を感じ取れなければ、それまで)は、始めてみるまでは分かりません。
春になり、生物の動きが騒がしくなる里山で、密やかに、しかし誰も踏み込んでいない領域で世界と交信を交わそうとする試みを会場で体感してください。
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【超不定期訪問/滞在制作project《Nami Itaに、いた?いる!》 Vol.10. 中津川莉音『「彼ら」の方角』】
■会期:2026年4月19日(日)→6月1日(月)
※ 土日月オープン。火水木金休み。
■時間:12時30分→20時
■会場:オルタナティブ掘っ立て小屋『ナミイタ Nami Ita』
神奈川県横浜市 青葉区 寺家町508(『アトリエ柿の里』内)
徒歩=小田急線『柿生』 or 東急田園都市線『青葉台』駅より約40分。
バス=柿生駅(小田急小田原線)北口からバス。
柿22, 柿23 桐蔭学園行→早野停留所から徒歩12分。
青葉台駅(東急田園都市線)北口からバス。青30(寺家町方面)寺家町停留所から徒歩3分
青31(鴨志田団地行)団地中央停留所から徒歩12分。
青28(桐蔭学園前行))常盤橋停留所から徒歩16分
※ 駐車場もございますが、数が数台に限られるため、事前にお問い合わせ下さい。
※ 所在場所の地図はGoogleマップをご参照下さい。
■ 入場:ドネーション500円(他企画とも共通)
※ 展示オリジナルの小品(中津川のスナップ写真)、ナミイナのオリジナル版画付き。
■ 企画+問い合わせ:東間嶺(TEL:090-1823-7330)
■ 協力:アトリエ柿の里、作庭工房
■ MAIL: [email protected] URL: https://tinshacknamiita.org/
■ SNS: Twitter&FB→@Namiita2036 Instagram→@tinshacknamiita
* アーティスト・ステイトメント
鳥と呼ばれる「彼ら」をみる。存在をもう何年も探している。
世界に約9000種いると言われる「彼ら」。
この内の数種類は身近な存在であり、この青葉区付近でも鳴いて、歩いて、飛んでいる。
「彼ら」を見つけた方角へ、意識を向ける。
遠く知らない場所にいる「彼ら」を思うより、頭上や足元、壁の向こうの気配を辿る方が「彼ら」への態度としては誠実だろう。
展示された場所で観測できる鳥たち。
季節によって振る舞いを変える「彼ら」。
この場所に現れる鳥たちに、あるいは通り過ぎる「彼ら」に真っ直ぐに、
ひたすらに向き合い続ける。
(中津川莉音)
【アーティスト・プロフィール】
東京都出身。2024年3月に多摩美術大学絵画科を卒業し、2026年3月に同大大学院油画研究領域修了。鳥の存在について考えている。鳥の姿を用いず、「鳥とは何か」ということを探求する。最近は楮を使って制作している。近年の展示として『形象、分有____汀にて』(横浜市民ギャラリー、神奈川、2026)、『新天地』(COYAMA、神奈川、2025)、『まつげの先、そらの影』(TERRITORY GALLERY、東京)などがある。本企画が初の個展となる。
* 超不定期滞在制作project《Nami Itaに、いた?いる!》
作家がナミイタ Nami Itaを不定期・長短期で来訪/滞在し、小屋の内外に作品をインストール/展示/パフォーマンスする連続企画。レジデンス未満のゆるい感覚で、場と作品、作品と作者、作者と場の新たな関係性を探ってゆく試みです。これまでにVol.01 山本麻世『イエティのまつ毛』(2021 年11 月1 ~ 12 月2 日)、vol.02 藤巻瞬『不完全な修復』(2022年1月14日~2月14日)、vol.03 前田梨那『去来するイメージ/往還する痕跡』(2022年4月29日~5月30日)、vol.04 金井聰和『鳥小屋マサラ--骨を探して--』(2022年8月5日~9月11日)、vol.05 蓮輪友子『THEATER』(2023年1月8日~2月6日)、vol.06 仁禮洋志『もうれんやっさ』(2023年2月10日~2月26日、3月17日~3月27日)、Vol.07 GEN『聖者』(2023年9月15日~10月16日)、Vol.08 山本麻世『だいだらぼっちの毛づくろい』(2025年4月26日~6月9日)、Vol.09 前田梨那『けがとカルス』(2025年11月5日~12月15日)を実施。
| 作家・出演者 | 中津川莉音 |
| 会場 | オルタナティブ掘っ立て小屋『ナミイタ Nami Ita』 |
| 住所 | 227-0031 神奈川県横浜市青葉区寺家町508住所をコピーするコピーしました |
| アクセス | 柿生駅(小田急小田原線)北口からバス 柿22, 柿23(桐蔭学園行) 早野停留所から徒歩12分 青葉台駅(東急田園都市線)北口からバス 青30(寺家町方面) 寺家町停留所から徒歩3分 青31(鴨志田団地行) 団地中央停留所から徒歩12分 青28(桐蔭学園前行) 常盤橋停留所から徒歩16分 ※駐車場もございますが、数が数台に限られるため、事前にお問い合わせ下さい。 |
| 会期 | 2026/04/19(日) - 06/01(月) |
| 時間 | 12:30-20:00 |
| 休み | 火曜日から金曜日 |
| 観覧料 | ドネーション500円(他企画とも共通) ※ 展示オリジナルの小品(中津川のスナップ写真)、ナミイナのオリジナル版画付き。 |
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