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アトリエ・トリゴヤ+ナミイタ「被災残骸物/再生作品/記録物」公開イベント:『焼失(burnt down)?』ー残骸・記憶・修理

オルタナティブ掘っ立て小屋『ナミイタ Nami Ita』

2026/02/14(土) - 03/30(月)

このイベントはは休みです。
※詳細・最新情報はイベントの公式サイトをご確認ください。
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オルタナティブ掘っ立て小屋『ナミイタ-Nami Ita』は2026年最初の展示企画として2/14-3/30のあいだ、【アトリエ・トリゴヤ+ナミイタ「被災残骸物/再生作品/記録物」公開イベント:『焼失(burnt down)?』ー残骸・記憶・修理】を実施します。
2021年3月末に活動を開始したナミイタは、2023年12月29日の朝、隣接する敷地の資材置き場で発生した火災による延焼で、スペース部分の本体であるアトリエ・トリゴヤを含めてほぼ全半焼の被害を受けました。40数年にわたるトリゴヤの営みでプレハブに蓄積されていた大量の資材や作品、工具類、もはや持ち主さえ分からない家具家電などを含めた被災物は膨大な量に上り、年明けからボランティアの方も交えて連日行われた撤去作業の目処がつく頃には初夏が近づいていました。
(被災時の詳しい状況は当時のプレスリリースでご確認下さい)
https://drive.google.com/file/d/1TbY8UU4Pls-87KCwE2ZK4hkkT3eaTLFz/view?usp=sharing
撤去作業が終わると、ナミイタはアトリエ・トリゴヤのメンバーとかつて多摩美術大学で同級生だった作家の立ち上げた、トリゴヤより古くからあるアトリエの一棟を借りて活動を再開するため、現在の所在地である青葉区寺家町へと移転しました。
その前の5ヶ月にわたる撤去作業中は、前述の通り大量の廃棄物を解体し、整理し、仕分けし、そして次から次に処理場へトラックで運ぶという繰り返しでしたが、いずれも立体物や金属を素材に扱う美術作家が多かったトリゴヤのベテラン美術家たちは、まるで被災したアトリエをコラボレーションで解体し、更地に戻すパフォーマンスかのようにそれらを手際よく行いました。語弊のある表現ですが、そこには奇妙な明るさと熱気すら立ち昇っていました。
本企画はそうした経緯が進行する中で、ナミイタ代表が被災の記憶を露わにする依代として拾い集めたフライヤー、ポストカード、資料の残骸、デブリ化した工具などの「なまの」オブジェ(被災残骸物)と、トリゴヤのメンバーや知己の作家たちにそれらを「創作」として甦らせてもらった再生作品を記録映像/写真とあわせて暴力的にミクスチャーし、インスタレーションとして展開します。
被災物から再生された作品の中には、ナミイタ初の企画で展示された大村益三作品を大村自身が「修理」したものもあり、ボランティアに加わってくれたアーティスト長廻亮による、解体途上の被災地で行われたパフォーマンスの記録映像上映とさらなるパフォーマンスも予定されています。ドネーションの返礼品には、吉川陽一郎がこの展示のために自作スケッチから彫った「がらんどうになったトリゴヤの風景」版画が進呈されます。
そして、主に紙へ限定してですが、会期最終日にはそれらを焚き火にくべて浄化する見送りのイベントを行います。オブジェは再び無に帰って記憶に昇華され、物事に新たな着地点が見出されます。
春に向かう空気の中、およそナミイタ以外では難しいそんなユニークな企画の全貌を是非、実際に確かめて下さい。

————
【アトリエ・トリゴヤ+ナミイタ「被災残骸物/再生作品/記録物」公開イベント:『焼失(burnt down)?』ー残骸・記憶・修理】
◾️会期:2026年2月14日(土)→3月30日(日)
※ 土日月オープン。火水木金休み。
※被災物は会期中、来場者との協働で展示として拡張されます。
※3/8、3/15、3/22、3/29日は別棟『シアター・バラック』で長廻亮によるパフォーマンスが行われます(時刻等の詳細は各SNSでご確認下さい)
※最終日は展示被災物をお焚きあげするクロージング・イベントを行います。
◾️時間:12時30分→20時
◾️会場:オルタナティブ掘っ立て小屋『ナミイタ Nami Ita』
神奈川県横浜市 青葉区 寺家町508(『アトリエ柿の里』内)
徒歩=小田急線『柿生』 or 東急田園都市線『青葉台』駅より約40分。
バス=柿生駅(小田急小田原線)北口からバス。柿22, 柿23 桐蔭学園行→早野停留所から徒歩12分。
青葉台駅(東急田園都市線)北口からバス。青30(寺家町方面)寺家町停留所から徒歩3分。青31(鴨志田団地行)団地中央停留所から徒歩12分。青28(桐蔭学園前行))常盤橋停留所から徒歩16分。
※駐車場もございますが、数が数台に限られるため、事前にお問い合わせ下さい。
※里山の竹林奥の建物です。徒歩の経路はGoogleマップ他のアプリをご参照下さい。
◾️入場:ドネーション500円(他企画とも共通)
※吉川陽一郎によるトリゴヤ跡地を描いた木版画付き。
◾️参加作家:吉川陽一郎、大村益三/大村ねこ/長廻亮、飯島剛哉、堀江和真、TAKU NISHIMURA、平岡希望、前田梨那、朝田明沙、東間嶺|O JUN(協賛、作品提供)
◾️企画+問い合わせ:東間嶺(TEL:090-1823-7330)
◾️協力:アトリエ柿の里、作庭工房
◾️MAIL: [email protected] URL: https://tinshacknamiita.org/
◾️SNS: Twitter&FB→@Namiita2036 Instagram→@tinshacknamiita

* アーティスト&ディレクターnote
2023年12月29日朝8時32分、共同アトリエメンバーの栗原さんから、林の中から黒い煙の上がっている画像がLINEに来た。「どこか火事ですか?」と返信。「アトリエが火事みたい」「えっ!」未来は向うから突然やってくる。
——
私は2022年8月ナミイタの東間さんに頼まれて『アトリエ・制作・人生』という短い文章を書いた。その冒頭の部分は以下のようなものだ。
「美術大学を卒業し、少し遅れて共同アトリエ『トリゴヤ』のメンバーになって、もう40年近くが経つ。多少入れ替わりがあったが、ほぼ大学同期の5、6名のメンバーで運営してきた。駅から歩いて15分、丘の上の調整区域にある古い養鶏場を改装したアトリエは、トタン屋根の細長い建物で、夏の暑さ、冬の寒さは半端では無い。邪魔な柱を切り取ったり、勝手に増築したり、台風で飛んだ屋根を適当に直しているうちに、建物の垂直や水平はほとんど失われ、草むらに横たわった大蛇のような形になった。都心から1時間ちょっとのこの場所には、高度成長、バブルを経てたくさんの住宅が建ったが、旧家の大家さんのおかげで、アトリエの周囲だけがエアポケットのように変わらない。」
書いてから、1年ちょっとでアトリエは消えた。よく断捨離、断捨離と騒いでいたが、こんな形で出来るとは思わなかった。何故か悲しくはなかった。でもこれは私一人の気持ちであって、焼け跡の中から必死に作品を救い出そうとする人もいたのだ。
しばらくして、左上が燃えて角が丸く茶色になった葉書サイズの版画に、句を書いて額に入れた。
『アトリエトリゴヤ 燃えつきてのち 焼け跡に さびしさと 初心かな?
二〇二三年一二月二九日 朝 アトリエトリゴヤが火事! 半年かかった片付けを終えて 二〇二四年 八月二五日 』
(吉川陽一郎『アトリエ消滅』)より。
※全文は会場で配布するハンドアウトでお読みになれます。

出典

作家・出演者吉川陽一郎, 大村益三/大村ねこ, 長廻亮, 飯島剛哉, 堀江和真, TAKU NISHIMURA, 平岡希望, 前田梨那, 朝田明沙, 東間嶺, O JUN(協賛, 作品提供)
会場オルタナティブ掘っ立て小屋『ナミイタ Nami Ita』おるたなてぃぶ ほったてごや なみいた
住所
227-0031
神奈川県横浜市青葉区寺家町508住所をコピーするコピーしました
アクセス柿生駅(小田急小田原線)北口からバス
柿22, 柿23(桐蔭学園行) 早野停留所から徒歩12分

青葉台駅(東急田園都市線)北口からバス
青30(寺家町方面) 寺家町停留所から徒歩3分
青31(鴨志田団地行) 団地中央停留所から徒歩12分
青28(桐蔭学園前行) 常盤橋停留所から徒歩16分

※駐車場もございますが、数が数台に限られるため、事前にお問い合わせ下さい。
会期2026/02/14(土) - 03/30(月)
時間12:30-20:00
休み火曜日から金曜日
観覧料ドネーション500円(他企画とも共通)
※吉川陽一郎によるトリゴヤ跡地を描いた木版画付き。
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