※同時開催:2023年4月29日(土祝)~2023年6月25日(日)
企画展「顕神の夢 ―幻視の表現者― 村山槐多、関根正二から現代まで」
※開催期間等、変更になる場合がございます。最新の情報は公式ホームページをご確認下さい。
動物とふれあうときも、対等な「生命の瞬間のぶつかりあい」という交歓を求めた岡本太郎。
そんな岡本ですが、鳥には特別な関心を寄せていたといいます。岡本は、鳥は「天から降って来た生命である、と同時にわれわれの天上への祈りを媒介するような」存在であると書き記しています。
とりわけ、岡本が「わが究極の友」として愛したのがカラスです。高貴な存在感に加え、群棲動物でありながらもおのおのが独立したあり方を、岡本は理想的な生き方と考えていました。
1959年からの数年間、岡本はカラスの「ガア公」とともに暮らしています。1961年は、岡本が二科会を脱退したころでもあり、集団から離れ個の芸術家として歩む自分のすがたを、群れからはなれたガア公に投影していたのかもしれません。
本展では、意外にも深い、岡本太郎と鳥の関係に着目し、タイトルに鳥を冠する作品から、くちばしや羽のようなものが描きこまれた作品、また画家としての転機でもあった、ガア公と過ごしたころの作品を展示します。
併せて、2022年7月に開幕し、大阪・東京・愛知と巡回した「展覧会 岡本太郎」に出品された、当館所蔵の岡本太郎の代表作もご紹介します。
みどころ
●鳥にまつわる作品が集結!
鳥がタイトルについた作品だけではなく、「もしかして鳥が描かれているのかも…!?」と感じるような作品も展示します。岡本太郎の作品にたびたび現れる、くちばしのようなものを持つ生きものたち。また、カラスのガア公との思い出や、岡本太郎が鳥について言及した言葉も紹介します。
●岡本太郎の代表作が戻ってきます!
「展覧会 岡本太郎」(2022年7月23日~2023年3月14日、大阪中之島美術館・東京都美術館・愛知県美術館に巡回)に出品された、当館所蔵の岡本太郎の代表作もあらためてご紹介します。
●本展覧会は、写真撮影可能です。(企画展は別途)
(動画撮影、フラッシュ撮影、三脚・自撮り棒・ジンバル等の器材の使用は不可)
主な作品
油彩 《傷ましき腕》《夜》《重工業》《エクセホモ》《アドレッサン》《夢の鳥》《遭遇》
彫刻 《瑞鳥》《ノン》《太陽》《太陽の塔》
その他 インダストリアル《夢の鳥》等
章構成(予定)
I. 岡本太郎と鳥
II. ガア公と過ごしたころ―1960年代を中心に―
III. おかえりなさい!!-展覧会岡本太郎から戻った代表作を展示―
企画展「顕神の夢 ―幻視の表現者― 村山槐多、関根正二から現代まで」
※開催期間等、変更になる場合がございます。最新の情報は公式ホームページをご確認下さい。
動物とふれあうときも、対等な「生命の瞬間のぶつかりあい」という交歓を求めた岡本太郎。
そんな岡本ですが、鳥には特別な関心を寄せていたといいます。岡本は、鳥は「天から降って来た生命である、と同時にわれわれの天上への祈りを媒介するような」存在であると書き記しています。
とりわけ、岡本が「わが究極の友」として愛したのがカラスです。高貴な存在感に加え、群棲動物でありながらもおのおのが独立したあり方を、岡本は理想的な生き方と考えていました。
1959年からの数年間、岡本はカラスの「ガア公」とともに暮らしています。1961年は、岡本が二科会を脱退したころでもあり、集団から離れ個の芸術家として歩む自分のすがたを、群れからはなれたガア公に投影していたのかもしれません。
本展では、意外にも深い、岡本太郎と鳥の関係に着目し、タイトルに鳥を冠する作品から、くちばしや羽のようなものが描きこまれた作品、また画家としての転機でもあった、ガア公と過ごしたころの作品を展示します。
併せて、2022年7月に開幕し、大阪・東京・愛知と巡回した「展覧会 岡本太郎」に出品された、当館所蔵の岡本太郎の代表作もご紹介します。
みどころ
●鳥にまつわる作品が集結!
鳥がタイトルについた作品だけではなく、「もしかして鳥が描かれているのかも…!?」と感じるような作品も展示します。岡本太郎の作品にたびたび現れる、くちばしのようなものを持つ生きものたち。また、カラスのガア公との思い出や、岡本太郎が鳥について言及した言葉も紹介します。
●岡本太郎の代表作が戻ってきます!
「展覧会 岡本太郎」(2022年7月23日~2023年3月14日、大阪中之島美術館・東京都美術館・愛知県美術館に巡回)に出品された、当館所蔵の岡本太郎の代表作もあらためてご紹介します。
●本展覧会は、写真撮影可能です。(企画展は別途)
(動画撮影、フラッシュ撮影、三脚・自撮り棒・ジンバル等の器材の使用は不可)
主な作品
油彩 《傷ましき腕》《夜》《重工業》《エクセホモ》《アドレッサン》《夢の鳥》《遭遇》
彫刻 《瑞鳥》《ノン》《太陽》《太陽の塔》
その他 インダストリアル《夢の鳥》等
章構成(予定)
I. 岡本太郎と鳥
II. ガア公と過ごしたころ―1960年代を中心に―
III. おかえりなさい!!-展覧会岡本太郎から戻った代表作を展示―
会場 | 川崎市岡本太郎美術館 (Taro Okamoto Museum of Art, Kawasaki, 가와사키시 오카모토타로 미술관, 川崎市冈本太郎美术馆) |
住所 | 214-0032 神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内 |
アクセス | 向ヶ丘遊園駅(小田急線)南口 徒歩17分 登戸駅(JR南武線) 徒歩30分 |
会期 | 2023/04/20(木) - 07/02(日) |
時間 | 9:30-17:00 ※入館は16:30まで |
休み | 月曜日(5月1日を除く)、5月9日 |
観覧料 | 4月20日(木)~4月28日(金)、6月27日(火)~7月2日(日)※常設展のみ開催 一般 500円 高・大学生・65 歳以上 300円 中学生以下 無料 4月29日(土祝)~6月25日(日) ※企画展とのセット料金 一般 1,000円 高・大学生・65 歳以上 800円 中学生以下 無料 |
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