Padograph パドグラフ 파도그래프

Being – PEACE is a Verb –

√K Contemporary

2025/08/15(金) - 09/13(土)

MAP
SHARE
Facebook share button
Image 5752
√K Contemporaryでは、2025年8月15日(金)~ 9月13日(土)にかけて、企画展シリーズ「Being」の第2弾となる「Being – PEACE is a Verb -」を開催いたします。終戦から80年を迎える今年、戦争の記憶は時間とともに風化していっています。そして同時に、その記憶は無意識に他者のものとして捉えられ、意識的に考える機会がなくなってきています。本展では、この「戦争と無意識の間」をテーマに、戦争を生きた物故作家と、戦争を知らない若手作家による作品群を展示いたします。

若手アーティストたちは、戦争とは直接的に関わることのない環境、時代に生まれ育ちました。本展への出展を通し、彼らはそれぞれの視点で戦争・敗戦・平和について改めて考え、自身の表現に昇華していきます。本展が、平和を“祈る”から“創る”へと意識を転換し、これからの社会創生を考える契機となれば幸いです。

また、初日となる8月15日(金)17時のオープンとともに、出展作家の一人、中西凜による来場者参加型パフォーマンス「Sculpture Should be Eaten」を行います。その他、会期中にはトークイベントも開催予定です。ご期待ください。


|| 企画展シリーズ「Being」||
「Being」は、√K Contemporary の定期催事として2023 年にはじまりました。この企画展は、様々な作家が共通のテーマに基づき表現する作品、それらが発するメッセージを√K Contemporary という場を通じ、鑑賞者と共有することで、未来の文化形成に新たな概念を生みだしていくことを目的としています。
2023年の初回は「Mom is a Woman」というタイトルのもと、国内外の女性作家約20名の作品を一同に会したグループ展を開催いたしました。今後も様々なテーマのもと、2年に一度の企画展シリーズとして展開してまいります。

「Being」
今に残る優れた美術作品により歴史を紐解き叡智を持つことがある様に、今に生きる私達の在り方が先の未来をつくるのだとしたら、目の前に在る「もの」「こと」が尊いものに思えます。私達の存在はこの星の時間軸の一瞬間の場面です。その場面を偶然に誰かれと共有することで発するシナジーが未来を生むのだとしたら芸術作品はその場面の証なのかもしれません。「もの」が存在し「こと」が語られていく以上、私達の存在には確かな意味があります。様々な文化や思想を共有しながら文明を築き、全てが飽和状態に思える現代においても私達はその後の世界を想像し、常に新しい発想で今を芸術に昇華し、史上に価値ある産物を残していく。— それが務めだとしたら、今この場に居ることの重みを感じさせられます。タイトルの「Being」には、私達√K Contemporaryのそんな想いを込めました。

亀山いち子
√K Contemporary


|| 第2弾は終戦80年記念展「Being – Peace is a Verb -」||
敗戦80年後の現代(いま)、平和を「祈る」から「創る」へ
本展は、日本の敗戦(終戦)から80年という節目にあたり、「風化=“戦争と無意識の間”」をテーマにしています。戦争を直接経験していない現代の日本人にとって、世界大戦という巨大な出来事は、敗戦という裁定により人間社会における哀れな事象として、ドラマティックに描かれるストーリーとして扱われ、無意識のうちに部外者としての感情移入を生みます。さらに、私たちが日ごろ親しんでいるテクノロジーや、一見、個人主義的な芸術表現の中にも、あらゆる日常の中に戦争は姿を変えて溶け込み、私たちは無意識のうちにそれらを享受しています。戦争体験の当時者が少なくなっていく現代(いま)の日本において、それは、真実や事実の風化という問題を孕んでいます。

そこで本展は、「戦争」を直接的なテーマにしたことがない若手アーティストたちに焦点を当てながら構成しました。彼らは戦争体験者の親族でもなく、“無関係” に見える存在です。だからこそ、彼らの作品を通して示される視点は、戦争を過去の特定の出来事としてではなく、私たちの現在と地続きの問題として捉えるきっかけになると考えました。

現代(いま)を生きる私たちは「敗戦80年後の当事者」です。だからこそ、現代における私たちの視点や想像力が、無垢に未来の平和を “祈る” だけでなく当事者として平和を “創造する” 第一歩になります。

本展が目指すのは、平和を誰かに託すのではなく、一人ひとりが自ら築いていくものとして再認識すること。その想いを、本展タイトル「PEACE is a Verb」(平和は動詞)に込め、出展作家の作品と√K Contemporary の空間が共鳴しながら伝えていきます。


|| Opening Performance|「Sculpture Should Be Eaten」by Rin Nakanishi ||
日時|8月15日(金)17時~(参加無料・予約不要/なくなり次第終了)
8月15日(金)17時のオープンと同時に、出展作家、中西凜によるパフォーマンス「Sculpture Should Be Eaten」を行います。本イベントでは、来場者の皆様に彫刻作品を食べていただき、食するという行為そのものがパフォーマンスとして展示作品となります。なお、パフォーマンスは作品がなくなり次第終了となりますので、ぜひ早めにご参加ください。

出典

作家・出演者小早川秋聲, 若松光一郎, 内山翔二郎, 叶野千晶, 坂田桃歌, 藤堂, 戸谷太佑, 中西凜, 堀江栞, 藤本純輝, 李晶玉ほか
会場√K Contemporaryるーと けー こんてんぽらりー (ルートKコンテンポラリー)
住所
162-0836
東京都新宿区南町6
アクセス
牛込神楽坂駅(都営大江戸線)A2出口 徒歩5分
飯田橋駅(東京メトロ南北線, 有楽町線, 大江戸線, JR中央本線, 総武本線)B3出口 徒歩10分
神楽坂駅(東京メトロ東西線, JR中央本線)神楽坂口 徒歩12分
会期2025/08/15(金) - 09/13(土)
時間13:00-19:00
※8/15(金) は17時オープンとなります。
休み日曜日、月曜日
SNS
    ウェブサイト