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加藤富也 “ たゆたう心、希望 ”

s+arts

2025/05/09(金) - 24(土)

このイベントはは休みです。
※詳細・最新情報はイベントの公式サイトをご確認ください。
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" 祈りのブーケ " acrylic on wood panel φ33 cm 2025
" 祈りのブーケ " acrylic on wood panel φ33 cm 2025
+arts(スプラスアーツ)より、加藤富也 個展「たゆたう心 、希望 」の開催をご案内申し上げます。

緻密な描写とも見える加藤富也の点描画は、事物の再現ではなく、空間に浮遊する素粒子のような「存在の気配」を抽出して再構成されています。全ての色彩を混合すると無彩色のグレーとなる中で、様々な色を感じさせるグレーを描くという、自身の基本表現から生まれる作品はどれも、一見落ち着いた色味で統一されているように見えます。しかしながら、目の前に広がる無数の点は、近くで見ればみるほどその鮮やかさが増し、気配を醸し出すための様々な色彩で溢れています。近年では、モチーフや色彩の幅を広げることにより、点描の可能性と絵画作品としての豊かさを更に追求しています。

一昨年、昨年は、加藤が考えた物語を軸に制作される作品シリーズの第一弾として、架空の女性とその化身である人形(シャンソン人形)を主人公に繰り広げられるストーリーを発表しました。独自の制作理論に従って自身の個性や感受性を長年制限してきた加藤が、それらを開放するという方法で、作品の印象を大胆に変化させたシリーズは、クールな印象が強かったこれまでの作品に、柔らかさや可愛らしさのような印象が加わり、鑑賞者を驚かせました。

本展「たゆたう心、希望」では、前シリーズに登場した人形というモチーフを起用し、好ましくないことの多い現実の世界で、たゆたいながらも世界に希望を求める加藤自身の心を作品に投影しながら制作を進めた作品を発表いたします。「今は“希望”という言葉を元に制作を進めています。あまり社会的な現象とは無縁のテーマで描いてきましたが、今回は私なりに世界への希望、生きる喜び、悲しみを、私らしく、たゆたいながら描いてみたいと思います。そのために新たに二人のお人形に登場してもらうことにしました。それに加えて昨年より取り組んでいる北東北の風景を元にした作品も、私を穏やかに平和にしてくれるものの象徴として展開します。」--- 加藤富也

昨年個展の設営時に、ある事情により、予定していた新作数点を発表せずに、急遽別の作品(ペンと紙による点描画)を描いて展覧会初日に間に合わせたというエピソードがあります。その時に描いたうちの一つが、“希望”という題の作品です。その頃より加藤の頭の片隅にずっと引っかかっていた言葉がまさに“希望”であり、それが作品となって出てきたようです。

点描画は、拡大すると点の集合体となり、何をモチーフに選んだとしても描かれたものは抽象画と解釈することが可能だと加藤は考えます。そこに確かに存在することで感じられるエネルギーのような気配を捉えることに重きを置き、制作を続けています。近年では、物語を加えることや、より点の在り方や色彩について追求することで、表現の幅を広げています。これを機に、加藤富也の新作展を是非ご高覧ください。

出典

作家・出演者加藤富也
会場s+artsすぷらすあーつ (スプラスアーツ)
住所
106-0032
東京都港区六本木7-6-5 六本木栄ビル 3F住所をコピーするコピーしました
アクセス六本木駅(東京メトロ日比谷線)2番口 徒歩8分
六本木駅(都営大江戸線)7番口 徒歩9分
乃木坂駅(東京メトロ千代田線, 小田急小田原線)6番口 徒歩9分
会期2025/05/09(金) - 24(土)
時間12:00-19:00(最終日17:00まで)
休み日曜日、月曜日、火曜日
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