世界中のバラを描いたボタニカル・アートの金字塔を一挙公開!
「バラ図譜」170点と肉筆画2点を含めた172点一挙公開!
「花の画家」、「バラの画家」として有名なベルギー出身の植物画家であるピエール・ジョセフ・ルドゥーテの人生をたどりながら、ジョゼフィーヌが蒐集したオールド・ローズの数々が美しく咲き誇る姿を見ることができる『バラ図譜』や貴重な肉筆画も併せて紹介します。
作家紹介:ピエール・ジョゼフ・ルドゥーテ(1759~1840)
「花のラファエロ」または「バラのレンブラント」とも称されている植物画家でルイ16世王妃マリー・アントワネットの博物蒐集室付画家として任命されました。フランス革命後、ルドゥーテのパトロンとなったのは、ナポレオン皇妃ジョセフィーヌでした。
「近代バラの母」と呼ばれるほどバラ栽培に熱心だったジョセフィーヌは、世界中から集めたバラをルドゥーテに描かせました。
その結果誕生したのが、ルドゥーテの代表傑作とされる『バラ図譜』です。
『バラ図譜』とは:
2024年は刊行から200年の節目の年となる『バラ図譜』は扉絵を含む170点からなるバラだけの版画集で1817~1824年にかけ初版が発行されました。
すべての原画をルドゥーテが描いており、その植物学的正確さと高い芸術性から、ボタニカル・アートの金字塔と称されています。
『バラ図譜』に使われる点刻彫版法は、輪郭線を可能な限り排除し、きめ細かな色彩の濃淡によって芸術性豊かに描き出すルドゥーテ独特の技法でした。
見どころ:
『バラ図譜』170点&肉筆画2点を一挙公開!
ナポレオン皇妃ジョゼフィーヌが宮殿・マルメゾン城に集めた世界中からのバラを描いた『バラ図譜』、ボタニカル・アートの金字塔とされます。『バラ図譜』は、1817年から1824年にかけて30分冊の初版がパリのフィルマン・ディドーにより刊行されました。点刻彫版法を用いてバラの絵169点とバラの花輪の口絵、計170点が描かれ、植物学者クロード=アントワーヌ・トリーによる概説が添えられていました。『バラ図譜』は現存しない当時のバラを知る貴重な記録ともなっています。本展では、『バラ図譜』の絵170点を一挙公開し、肉筆画2点を加え、全172点をお見せします。
19世紀フランス貴族のサロンを体験
ルイ16世王妃マリー・アントワネット、ナポレオン皇妃ジョゼフィーヌから後援を受けたルドゥーテは、『バラ図譜』刊行後、王立植物園付属自然史博物館の専任植物画家に任命され、ますます名声を得ります。王侯貴族や著名人も、ルドゥーテを招いて公開授業や個人教授を望むようになりました。上流の貴婦人達からは絶対な人気を集め、「パリ中のすべての女性がルドゥーテの生徒か信奉者だ」といわれたほど。ルドゥーテに熱狂した当時の貴族達はたくさんの美術品を集め、部屋の壁面に収集した多数の美術品を飾り、社交の場として使用しました。本展では、当時の展示手法に因み、一部の壁面を多数の作品で飾りました。18世紀フランス貴族のサロンに訪問したような、時を超えた優雅な体験をしてみませんか。
ギャラリートーク:
・講 師:中村 美砂子氏(一般社団法人日本ルドゥーテ協会副代表理事)
・日 時:2025年5月4日(日曜日)11時から30分程度
・会 場:千代田区立日比谷図書文化館 1階 特別展示室
・参加費:無料・事前申込不要(別途観覧料は必要です)
「バラ図譜」170点と肉筆画2点を含めた172点一挙公開!
「花の画家」、「バラの画家」として有名なベルギー出身の植物画家であるピエール・ジョセフ・ルドゥーテの人生をたどりながら、ジョゼフィーヌが蒐集したオールド・ローズの数々が美しく咲き誇る姿を見ることができる『バラ図譜』や貴重な肉筆画も併せて紹介します。
作家紹介:ピエール・ジョゼフ・ルドゥーテ(1759~1840)
「花のラファエロ」または「バラのレンブラント」とも称されている植物画家でルイ16世王妃マリー・アントワネットの博物蒐集室付画家として任命されました。フランス革命後、ルドゥーテのパトロンとなったのは、ナポレオン皇妃ジョセフィーヌでした。
「近代バラの母」と呼ばれるほどバラ栽培に熱心だったジョセフィーヌは、世界中から集めたバラをルドゥーテに描かせました。
その結果誕生したのが、ルドゥーテの代表傑作とされる『バラ図譜』です。
『バラ図譜』とは:
2024年は刊行から200年の節目の年となる『バラ図譜』は扉絵を含む170点からなるバラだけの版画集で1817~1824年にかけ初版が発行されました。
すべての原画をルドゥーテが描いており、その植物学的正確さと高い芸術性から、ボタニカル・アートの金字塔と称されています。
『バラ図譜』に使われる点刻彫版法は、輪郭線を可能な限り排除し、きめ細かな色彩の濃淡によって芸術性豊かに描き出すルドゥーテ独特の技法でした。
見どころ:
『バラ図譜』170点&肉筆画2点を一挙公開!
ナポレオン皇妃ジョゼフィーヌが宮殿・マルメゾン城に集めた世界中からのバラを描いた『バラ図譜』、ボタニカル・アートの金字塔とされます。『バラ図譜』は、1817年から1824年にかけて30分冊の初版がパリのフィルマン・ディドーにより刊行されました。点刻彫版法を用いてバラの絵169点とバラの花輪の口絵、計170点が描かれ、植物学者クロード=アントワーヌ・トリーによる概説が添えられていました。『バラ図譜』は現存しない当時のバラを知る貴重な記録ともなっています。本展では、『バラ図譜』の絵170点を一挙公開し、肉筆画2点を加え、全172点をお見せします。
19世紀フランス貴族のサロンを体験
ルイ16世王妃マリー・アントワネット、ナポレオン皇妃ジョゼフィーヌから後援を受けたルドゥーテは、『バラ図譜』刊行後、王立植物園付属自然史博物館の専任植物画家に任命され、ますます名声を得ります。王侯貴族や著名人も、ルドゥーテを招いて公開授業や個人教授を望むようになりました。上流の貴婦人達からは絶対な人気を集め、「パリ中のすべての女性がルドゥーテの生徒か信奉者だ」といわれたほど。ルドゥーテに熱狂した当時の貴族達はたくさんの美術品を集め、部屋の壁面に収集した多数の美術品を飾り、社交の場として使用しました。本展では、当時の展示手法に因み、一部の壁面を多数の作品で飾りました。18世紀フランス貴族のサロンに訪問したような、時を超えた優雅な体験をしてみませんか。
ギャラリートーク:
・講 師:中村 美砂子氏(一般社団法人日本ルドゥーテ協会副代表理事)
・日 時:2025年5月4日(日曜日)11時から30分程度
・会 場:千代田区立日比谷図書文化館 1階 特別展示室
・参加費:無料・事前申込不要(別途観覧料は必要です)
作家・出演者 | ピエール・ジョゼフ・ルドゥーテ |
会場 | 日比谷図書文化館 (Hibiya Library & Museum) 1F 特別展示室 |
住所 | 100-0012 東京都千代田区日比谷公園1-4 |
アクセス | 霞ケ関駅(東京メトロ丸の内線, 日比谷線)B2出口 徒歩3分 霞ケ関駅(東京メトロ千代田線)C4出口 徒歩3分 内幸町駅(都営地下鉄三田線)A7出口 徒歩3分 新橋駅(JR山手線, 京浜東北線, 東海道線)日比谷口 徒歩10分 ※当施設に駐車場・駐輪場はございません。公共交通機関をご利用下さい。 |
会期 | 2025/04/12(土) - 06/15(日) |
時間 | 月曜日から金曜日 10:00-19:00 土曜日 10:00-19:00 日曜日、祝日 10:00-17:00 ※入室は閉室の30分前まで |
休み | 4月21日(月曜日)、5月19日(月曜日) |
観覧料 | 一般 500円 大学・高校生 300円 中学生以下 無料 障害者手帳などをお持ちの方および付き添いの方1名 無料 千代田区民 無料 |
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