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I LOVE ART 17 プレイプレイアート展

ワタリウム美術館

2023/03/19(日) - 07/23(日)

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Image 684
あなたはここで、風に向かって今まさに波の上に立つ天使を目撃します。あなたの前に立つのは「Surf Angel(Provisional Monument 2)」。昨年、石巻の芸術祭「リボーンアート・フェスティバル2021-22」のために小谷元彦が制作した全長6メートルの天使です。
その天使をナムジュン・パイクのロボット「K-567」が出迎えます。1964年、パイクが制作した世界初のアートロボット「K-456」の娘として生まれたロボットです。そしてファブリス・イベールが制作した噴水「ベシーヌの人」が身体の11の穴から水を撒いています。1991年にフランスの村ベシーヌで誕生して以来、未来の人間、地球外生物のようなこの噴水は、周囲に溶け込み、今や100体以上ものクローンやコピーが地球上に広がっています。
あなたがこのアートの遊び場に立つならば、未知のメッセージに出逢うでしょう。
あなたがアートと対話するならば、その瞬間、あなたの生活や現実にアートが関わってくるでしょう。

「もう一つの世界や次元への乗り物を表す幾何学形態マカバの頭部をもつ天使は、サモトラケのニケの像と同じ服を着ています。バランスを取っているのか、それとも浮遊しているのか、無防備なほど両手を大きく十字方向に広げた姿には、さまざまな記号を重ねています。 」 小谷元彦 2022年
Surf Angel(Provisional Monument 2)解説テキストより

本展では、ワタリウム美術館のコレクションより19人のアーティスト、さらにゲストアーティストとして小谷元彦を迎え、古代ギリシアから上野公園まで、作品約150点を広場の中の風景や人物に見立て展示します。

「結局、人間の活動は“いかにエネルギーを最小にしつつ膨張あるいは流れていくか”ということにあるんだろうね。遊牧民族は、それをひとつの典型として知っていた。 別の言葉で言えば“遊び”ですね。 これが次の世代の最大の問題ね。」ナムジュン・パイク 1981年
『遊学の話 松岡正剛と10人の遊学者たち』(工作舎)より

この展覧会は、突如、地球上に舞い降りた天使たちを、
あなたにみつけてもらうための“アートの遊び場”かもしれない。

出典

作家・出演者伊東忠太, アレクサンドル・ロトチェンコ, バックミンスター・フラー, ルネ・マグリット, ダイアン・アーバス, アンディ・ウォーホル, ソル・ルウィット, ニキ・ド・サン=ファル, デュアン・マイケルズ, ナムジュン・パイク, オノ・ヨーコ, ディヴィッド・ホックニー, ジョエル=ピーター・ウィトキン, 堀尾貞治, ジョナサン・ボロフスキー, デイヴィッド・ハモンズ, ファブリス・イベール, オラフ・ニコライ, 小沢剛, 小谷元彦
会場ワタリウム美術館わたりうむ びじゅつかん (WATARI-UM, The Watari Museum of Contemporary Art)
住所
150-0001
東京都渋谷区神宮前3-7-6
アクセス
外苑前駅(東京メトロ銀座線)3出口 徒歩7分
表参道駅(東京メトロ銀座線, 半蔵門線, 千代田線)A2出口 徒歩9分
明治神宮前〈原宿〉駅(東京メトロ副都心線, 千代田線)5出口 徒歩13分
原宿駅(JR山手線)竹下口 徒歩14分
青山一丁目駅(東京メトロ銀座線, 半蔵門線, 都営大江戸線)1出口 徒歩15分
千駄ヶ谷駅(JR中央線) 徒歩17分
会期2023/03/19(日) - 07/23(日)
時間11:00-19:00
休み月曜日(7/17は開館)
観覧料大人 1,500円
大人ペア 2,600円
学生(25歳以下)・高校生・70歳以上の方・身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳お持ちの方、および介助者(1名様まで) 1,300円
小・中学生 500円
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