本展は、2000年代前後の少女マンガ雑誌『りぼん』『ちゃお』『なかよし』を制作のルーツにもつ美術作家・宮野かおりの個展です。「少女マンガ雑誌の1年間」というテーマで、それらの世界観や美学をギュッと凝縮・拡張し、幼少期の少女を勇気づけてくれた世界観を巨大な絵画群にして展示いたします。
架空の少女マンガ雑誌「月刊ころん」を設定・脳内で創刊し、毎月新連載が始まる設定で漫画のストーリーやキャラクター表を作り、その見開き巻頭カラーを12ヶ月分描きました。
それぞれの季節や行事に合わせて巻頭カラーを飾るにふさわしい表紙絵を想定して制作しています。
かつて250万部乙女と言われていた少女マンガ雑誌の読者が憧れて望んだ「少女視点」による世界観や美学は、美術業界はもちろんマンガ研究の分野でもまだまだ研究や議論は発展途上です。かつてたくさんの少女たちによる「おしゃべり」の中にあった、まだ秘めらている「かわいい」や「希望」や「将来」について、ご来場いただいた方と共有したり、新しい発見ができる展示となれば幸いです。
※本展は月刊美術批評WEBマガジン「レビューとレポート」( https://note.com/misonikomi_oden/ 編集長:みそにこみおでん)で2023年4月〜2024年3月号の1年間の表紙として掲載させていただいた作品を元に作られており、主にその原画や関連作品が中心の展示です。
noteの表紙画像の規格は1280×670pxですが、pxをmmに置き直し、少女マンガ雑誌(見開き)の約9倍の大きさで毎月描いています。少女マンガの絵を大きく描くことで、私が幼少期に感じていた少女マンガ雑誌の大きさ・重さ・値段(お小遣いひと月分)の感覚や、その絵の高発色さや煌びやかで装飾的な姿(=理想のかわいい少女像)が毎月目に飛び込んでは世界を彩ってくれた様子を表現できるのではないかと思っています。
MIYANO Kaori / 宮野 かおり
〔プロフィール〕
1990年東京都出身。
東京藝術大学美術硏究科絵画専攻(壁画第一研究室)修了
2021 ゲンロン新芸術校第6期修了
元少女漫画家志望
幼い頃から親しんできた「りぼん・ちゃお・なかよし」などの少女マンガ雑誌を制作のルーツにもち、主に少女マンガの技法・画材を使用して絵画作品を制作しています。
少女マンガがもつ、キラキラで華やかで豊かな感情・情景表現と現代美術の思考をミックスさせることで、少女マンガの中の歳を取らない少女たちと時間が存在する中に生きる自分との距離について表現しています。
〔主な個展〕
2021 「シスター」(ストロベリー・スーパーソニック / 東京)
2022 「ポリリズミックド・スイミング」(LIGHTHOUSE GALLERY / 東京)
〔主なグループ展〕
2021 「いちごのはにかみ♡」(新宿眼科画廊 / 東京)
2022 「桃会〜peach - kai〜「ZINE1号できたよ!」(BLANK / 東京)
2022 「Calendar-かわいい・おいしい・たのしい♡-」(新宿眼科画廊 / 東京)
2023 「ニニフニ(而ニ不二)」(MEDEL GALLERY SHU / 東京)
2023 「ようこそ、エターナル・トラベラー☆彡 〜永遠のなつかしい旅〜」(shirokane 6c / 東京)
2024 「舞踏会」(KOGANEI ART SPOT シャトー2F / 東京)
〔賞歴〕
2014 「AMA ART COMPETITON 2014」準大賞
2016 「第3回CAF賞」入選
〔主なアートフェア〕
2023 「台中藝術博覽會」(A4 gallery ROOM909 / 台湾)
2023 「ART TAIPEI 2023」(台湾)
2024 「GINZA ART FESTA」(松屋銀座 / 東京)
〔トークショー〕
2024 「宮野かおり人生を語る—肴は炙ったイカでいい(仮)」(ストロベリー・スーパーソニック / 東京)
〔X(Twitter)〕
@eternal_kaorin
〔Instagram〕
@eternal_kaorin
架空の少女マンガ雑誌「月刊ころん」を設定・脳内で創刊し、毎月新連載が始まる設定で漫画のストーリーやキャラクター表を作り、その見開き巻頭カラーを12ヶ月分描きました。
それぞれの季節や行事に合わせて巻頭カラーを飾るにふさわしい表紙絵を想定して制作しています。
かつて250万部乙女と言われていた少女マンガ雑誌の読者が憧れて望んだ「少女視点」による世界観や美学は、美術業界はもちろんマンガ研究の分野でもまだまだ研究や議論は発展途上です。かつてたくさんの少女たちによる「おしゃべり」の中にあった、まだ秘めらている「かわいい」や「希望」や「将来」について、ご来場いただいた方と共有したり、新しい発見ができる展示となれば幸いです。
※本展は月刊美術批評WEBマガジン「レビューとレポート」( https://note.com/misonikomi_oden/ 編集長:みそにこみおでん)で2023年4月〜2024年3月号の1年間の表紙として掲載させていただいた作品を元に作られており、主にその原画や関連作品が中心の展示です。
noteの表紙画像の規格は1280×670pxですが、pxをmmに置き直し、少女マンガ雑誌(見開き)の約9倍の大きさで毎月描いています。少女マンガの絵を大きく描くことで、私が幼少期に感じていた少女マンガ雑誌の大きさ・重さ・値段(お小遣いひと月分)の感覚や、その絵の高発色さや煌びやかで装飾的な姿(=理想のかわいい少女像)が毎月目に飛び込んでは世界を彩ってくれた様子を表現できるのではないかと思っています。
MIYANO Kaori / 宮野 かおり
〔プロフィール〕
1990年東京都出身。
東京藝術大学美術硏究科絵画専攻(壁画第一研究室)修了
2021 ゲンロン新芸術校第6期修了
元少女漫画家志望
幼い頃から親しんできた「りぼん・ちゃお・なかよし」などの少女マンガ雑誌を制作のルーツにもち、主に少女マンガの技法・画材を使用して絵画作品を制作しています。
少女マンガがもつ、キラキラで華やかで豊かな感情・情景表現と現代美術の思考をミックスさせることで、少女マンガの中の歳を取らない少女たちと時間が存在する中に生きる自分との距離について表現しています。
〔主な個展〕
2021 「シスター」(ストロベリー・スーパーソニック / 東京)
2022 「ポリリズミックド・スイミング」(LIGHTHOUSE GALLERY / 東京)
〔主なグループ展〕
2021 「いちごのはにかみ♡」(新宿眼科画廊 / 東京)
2022 「桃会〜peach - kai〜「ZINE1号できたよ!」(BLANK / 東京)
2022 「Calendar-かわいい・おいしい・たのしい♡-」(新宿眼科画廊 / 東京)
2023 「ニニフニ(而ニ不二)」(MEDEL GALLERY SHU / 東京)
2023 「ようこそ、エターナル・トラベラー☆彡 〜永遠のなつかしい旅〜」(shirokane 6c / 東京)
2024 「舞踏会」(KOGANEI ART SPOT シャトー2F / 東京)
〔賞歴〕
2014 「AMA ART COMPETITON 2014」準大賞
2016 「第3回CAF賞」入選
〔主なアートフェア〕
2023 「台中藝術博覽會」(A4 gallery ROOM909 / 台湾)
2023 「ART TAIPEI 2023」(台湾)
2024 「GINZA ART FESTA」(松屋銀座 / 東京)
〔トークショー〕
2024 「宮野かおり人生を語る—肴は炙ったイカでいい(仮)」(ストロベリー・スーパーソニック / 東京)
〔X(Twitter)〕
@eternal_kaorin
〔Instagram〕
@eternal_kaorin
作家・出演者 | 宮野かおり |
会場 | 新宿眼科画廊 (Shinjuku Ophthalmologist(Ganka) Gallery) スペースM、O |
住所 | 160-0022 東京都新宿区新宿5-18-11 |
アクセス | 東新宿駅(都営大江戸線, 東京メトロ副都心線) 徒歩6分 新宿三丁目駅(東京メトロ丸ノ内線, 副都心線, 都営新宿線) 徒歩7分 新宿駅(JR)東口 徒歩12分 |
会期 | 2024/10/11(金) - 23(水) |
時間 | 12:00-20:00(水曜日 12:00-17:00) |
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