崩壊した人工衛星「しりもち2号」は、静かで暗い街角で延々とくっちゃべるラジオポールにむかって、ヤーセイジャーの代表的な名曲を何度も繰り返し流し続ける。 “忘れる事なかれ、偉大なるパンとジャムとシンバルの功績を” 聞き慣れたフレーズ、リズムはいたって単調です。ブゥン ブワ!ブゥン ブワ!もしくはトン ツー トントン ツー トントン。いずれにせよ、今日は土曜日であり、それが意味するところは皆様ご承知のことでしょう。Story of my life. せいぜい勝手にするがよい。ただし、靴下は黄色と紫の縞模様のものに限ります。信号の波は、瘤から頭、そして胃へ。やがてそれが全身に満たされ、へその真ん中から小鳥のさえずりが聞こえるようになります。「もうさよならね(愛しのあなた)私を私と見分けてもらえますか?エンドウ豆はどの貝殻の下でしょう?」ああ!こんにちは!鳥!あなたは逆さまの皇帝、可塑性聖十字の子猫、瞼の都、そしてそこに眠るホリデースペシャル。自分が専門家だと思いませんか?森の童話をおひとついかが?いいえ、いいえ。できるだけ静かにしてください。知恵の実は腐ってしまい、やがてあなたに疫病をもたらします。症例としては、間質性脊髄炎やスコタッシー病などもありますが、主にニニーナムキャット症候群や咽頭炎が挙げられます。ネア・ドゥ・ウェル/いつでも失敗。預言者たる哀れな水鳥は土曜の夜明け、乱痴気騒ぎの痣痕の、揺れるみなもにオリオリ・オクセンフリーをもう一度与えてほしいと懇願するのです。それを目にした美しく青い尾を持つ狐が茂みの影から顔を出し、白く輝く息をそっと吐き出しました。「なあ、ひょっとしたらおれ口臭があるんじゃないかと思って。」「なあに、そんなに心配ならホリデースペシャル口臭キラーを試してみろよ。舌苔に繁殖したどんな強力な細菌でもこれでイチコロ。メチルメルカプタンだろうがジメチルサルファイドだってなんだってかかってこいってなもんだちくしょう。」
そうして今週も特別な夜は過ぎていく。嵐脚と歓喜のその足跡、荒れた人工芝に残されたものはいつもの頓呼法。手前味噌です。土曜の夜のホリデーパーティー。死者さえも墓から起き上がり、ながい眠りの前のひととき、ひげを生やした陽気な無法者たちと踊り明かしましたとさ。
以上、社内時報でした。
【トークディスカッション】
8/16(金)17:00-19:00
展示作家、ゲストと観客を交えてラウンドテーブル形式で話し合います。
ゲスト・吉村 真(美術史家)
【オープニングパーティ―】
8/16(金)19:00-20:00
伊勢 周平 Shuhei ISE
画家。絵画の自在性を軸に、画家と観者のイメージ往還とその拡張を探求する。
主な展示に「都美セレクション グループ展 2023 | 絵の辻」(東京都美術館/東京/2023)、「Chasing Me/You Gone By: Part 2」(Takuro Someya Contemporary Art/東京/2023)、「Chasing Me/You Gone By」(Colloquium/仙台/2022年)など。
https://shuheiise.com
小川 真生樹 Maiki OGAWA
1987年名古屋生まれ。2014年東京藝術⼤学⼤学院美術研究科 絵画専攻壁画研究領域 修⼠課程修了。様々なメディアを使用し、体系的な様式や価値観を再考する作品を制作している。
主な展覧会に、「Chapter 2」(HIGURE 17-15 cas/東京都荒川区/2022)、「IM SAD」(KOMAGOME 1-14cas/東京都豊島区/2022)、「ALLNIGHT HAPS 2021『彼は誰の街に立つ』」(HAPS/京都/2021)、「It’ll be a frosty Friday それは冷ややかな金曜日になります」(3F/3階/東京都台東区/2021)など。
http://llllllmaiki.tumblr.com
藤林 悠 Haruka FUJIBAYASHI
秋⽥県秋⽥市出⾝。2008年東京藝術⼤学⼤学院美術研究科 絵画専攻壁画研究領域 修⼠課程修了、2006年東京造形⼤学美術学科絵画専攻卒業。主に、写真や絵画を制作。近年はスナップ写真と簡素な線描を日常的な義務のように行うのが日課。それは日常の意識を追う作業で、目線の表出でもある。主な展覧会に、「ドローイング・ショウ(紙の仕事)」(あをば荘/東京都墨田区/2023)、「Salti's 13th exhibition[Pacific Colors]」(MOOWOOSOO GALLERY/韓国・ソウル特別市仁寺洞/2023)、「PARADISE HOUR 2022 Spring」(PARADISE AIR/千葉県松戸市/2022)など。
http://harukafujibayashi.work
そうして今週も特別な夜は過ぎていく。嵐脚と歓喜のその足跡、荒れた人工芝に残されたものはいつもの頓呼法。手前味噌です。土曜の夜のホリデーパーティー。死者さえも墓から起き上がり、ながい眠りの前のひととき、ひげを生やした陽気な無法者たちと踊り明かしましたとさ。
以上、社内時報でした。
【トークディスカッション】
8/16(金)17:00-19:00
展示作家、ゲストと観客を交えてラウンドテーブル形式で話し合います。
ゲスト・吉村 真(美術史家)
【オープニングパーティ―】
8/16(金)19:00-20:00
伊勢 周平 Shuhei ISE
画家。絵画の自在性を軸に、画家と観者のイメージ往還とその拡張を探求する。
主な展示に「都美セレクション グループ展 2023 | 絵の辻」(東京都美術館/東京/2023)、「Chasing Me/You Gone By: Part 2」(Takuro Someya Contemporary Art/東京/2023)、「Chasing Me/You Gone By」(Colloquium/仙台/2022年)など。
https://shuheiise.com
小川 真生樹 Maiki OGAWA
1987年名古屋生まれ。2014年東京藝術⼤学⼤学院美術研究科 絵画専攻壁画研究領域 修⼠課程修了。様々なメディアを使用し、体系的な様式や価値観を再考する作品を制作している。
主な展覧会に、「Chapter 2」(HIGURE 17-15 cas/東京都荒川区/2022)、「IM SAD」(KOMAGOME 1-14cas/東京都豊島区/2022)、「ALLNIGHT HAPS 2021『彼は誰の街に立つ』」(HAPS/京都/2021)、「It’ll be a frosty Friday それは冷ややかな金曜日になります」(3F/3階/東京都台東区/2021)など。
http://llllllmaiki.tumblr.com
藤林 悠 Haruka FUJIBAYASHI
秋⽥県秋⽥市出⾝。2008年東京藝術⼤学⼤学院美術研究科 絵画専攻壁画研究領域 修⼠課程修了、2006年東京造形⼤学美術学科絵画専攻卒業。主に、写真や絵画を制作。近年はスナップ写真と簡素な線描を日常的な義務のように行うのが日課。それは日常の意識を追う作業で、目線の表出でもある。主な展覧会に、「ドローイング・ショウ(紙の仕事)」(あをば荘/東京都墨田区/2023)、「Salti's 13th exhibition[Pacific Colors]」(MOOWOOSOO GALLERY/韓国・ソウル特別市仁寺洞/2023)、「PARADISE HOUR 2022 Spring」(PARADISE AIR/千葉県松戸市/2022)など。
http://harukafujibayashi.work
作家・出演者 | 伊勢周平, 小川真生樹, 藤林悠 |
会場 | JUNGLE GYM |
住所 | 114-0021 東京都北区岸町2-3-10 たつのこ荘A棟 105 |
アクセス | 東十条駅(JR京浜東北線)南口 徒歩9分 王子駅(東京メトロ南北線)5番口 徒歩13分 王子駅前駅(都電荒川線)北口 徒歩15分 十条駅(JR埼京線) 東口 徒歩15分 |
会期 | 2024/08/16(金) - 29(木) |
時間 | 14:00-20:00 (初日は17:00~トークディスカッションのため作品が鑑賞しづらい場合があります) |
休み | 月曜日、火曜日 |
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