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追悼 野見山暁治 野っ原との契約

練馬区立美術館

2024/10/06(日) - 12/25(水)

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野見山暁治の練馬のアトリエ風景 2024年 撮影:名和真紀子
野見山暁治の練馬のアトリエ風景 2024年 撮影:名和真紀子
【前期】10 月 6日(日)~11 月 10 日(日)
【後期】11 月 12 日(火)~12 月 25 日(水)
※前期、後期で展示替を行います。


練馬区立美術館では開館準備中から野見山の作品の収集を続けてまいりました。1996年と2007年には野見山の個展を開催、近年では、2021年・2024年に新たに作品を収蔵しコレクションを充実させてまいりました。「追悼 野見山暁治 野っ原との契約」展では、当館への収蔵後、初公開の作品を含む、油彩画、ドローイング、版画に加えて、練馬区のアトリエでの野見山の愛用品など、前後期を通じて約80点を展観いたします。2025年に開館40周年を迎える練馬区立美術館は同年より建て替えを予定します。建て替えを目前に控えた本展覧会は、2階のみの展示となりますが、1930年代の最初期から2020年代の最晩年までの野見山の画業をご覧いただくまたとない機会です。

本展覧会では池袋モンパルナスで過ごした東京美術学校時代から、戦後の炭坑や骸骨といった具象的なイメージを描く時期を経てフランス留学にいたる[前期]と、帰国後、自然や身近な事物をモチーフに独自のイメージを展開させ追究し続けた晩年までの[後期]に分けて展観します。絶筆作品を含む油彩画や版画、ドローイングおよび関連資料等、前・後期を合わせた約80点を通じて、野見山の画業の軌跡を辿ります。併せて、野見山の暮らしと制作の拠点となったアトリエの風景にも焦点をあてます。野見山は、1971年に練馬区に、ついで1976年に福岡県糸島市に住居兼アトリエを構えました。ともに建築家の篠原一男(1925-2006)の設計によるものであり、柱のない広いアトリエ空間や開口部が切り取る風景、特徴的な階段などは、野見山の制作を支えただけではなく想像力を掻き立てるものであったと考えられます。本展覧会では、アトリエに残された制作の道具や愛用の品等を展示するとともに、アトリエでのインタビュー映像やこの度新たに撮影した練馬と糸島のアトリエ内部をご紹介いたします。


<本展のみどころ>
1 前期は、野見山の画業の最初期からフランス留学時代までの作品をご紹介します。

2 後期は、日本への帰国後から晩年までの作品をご紹介します。
野見山の生活と作品制作の拠点となったアトリエに焦点をあてます。2021年に撮影したアトリエでの野見山へのインタビュー映像の未公開部分を編集してご覧いただくほか、本展のために新たに撮り下ろした映像でもご紹介します。

出典

作家・出演者野見山暁治
会場練馬区立美術館ねりまくりつ びじゅつかん (Nerima Art Museum)
住所
176-0021
東京都練馬区貫井1-36-16
アクセス
中村橋駅(西武池袋線) 徒歩3分
会期2024/10/06(日) - 12/25(水)
時間10:00-18:00
※入館は17:30まで
休み月曜日、10月15日(火)、11月5日(火)
※ただし、10月14日(月・祝)と11月4日(月・休)は開館
観覧料一般 500円
高校・大学生および65~74歳 300円
中学生以下および75歳以上 無料
障害者(一般) 250円
障害者(高校・大学生) 150円
ぐるっとパスご利用の方 無料
※一般以外のチケットをお買い求めの際は、証明できるものをご提示ください。(健康保険証・運転免許証・障害者手帳など)
※障害がある方の付き添いでお越しの場合、1名様までは障害者料金でご観覧いただけます。
※リピーター割引:展覧会の半券をお持ちいただくと各種料金から割引となります。
※当館は事前予約制ではありません。当日、チケットカウンターでチケットをお求めください。
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