長谷川繁(b.1963)は、1988年に愛知県立芸術大学大学院油画専攻を修了後、ドイツ、オランダに留学し、デュッセルドルフ芸術アカデミー、アムステルダムのデ・アトリエーズで絵画を学びました。ヨーロッパを拠点に活動した後、帰国して個展を多数開催し、大型のキャンバスに壺や、生姜や生肉といった食べ物、トイプードルなど身の回りにあるものを描いた作品を発表します。具体と抽象を行き来するような作風で90年代に台頭した絵画表現「新しい具象(ニュー・フィギュラティブ・ペインティング)」の作家のひとりに数えられました。制作活動と並行してT&S Gallery(東京・目黒)を運営し、多くの若手アーティストの展覧会企画を行います。2003〜04年には再びオランダに滞在し、中世の絵画や室内画から影響を受けて伸びやかな筆致の作品を制作。2000年代は、それまで単体で描かれていたモチーフを幾つかに脈絡なく組み合せ、新たなイメージを紡ぎ出すような作品を手がけました。
2011年頃より作品の発表を休止し、2013年の「ユーモアと飛躍 そこにふれる」展(岡崎市美術博物館)への参加以降、作品を公にすることなく制作を続けました。2019年のSatoko Oe Contemporary(東京)での個展「PAINTING」で発表を再開。作風を変化させながら、一貫して「描く」ことの本質を探求しています。
本展では、旧作の中から鮭作品など未発表の作品も含めセレクト、展示いたします。
2024年8月3日(土)- 11月10日(日)には、東京都現代美術館常設展「Eye to Eye—見ること」にて、長谷川繁の特集展示も開催されます。
この機会にお運びいただけますようお願い申し上げます。
2011年頃より作品の発表を休止し、2013年の「ユーモアと飛躍 そこにふれる」展(岡崎市美術博物館)への参加以降、作品を公にすることなく制作を続けました。2019年のSatoko Oe Contemporary(東京)での個展「PAINTING」で発表を再開。作風を変化させながら、一貫して「描く」ことの本質を探求しています。
本展では、旧作の中から鮭作品など未発表の作品も含めセレクト、展示いたします。
2024年8月3日(土)- 11月10日(日)には、東京都現代美術館常設展「Eye to Eye—見ること」にて、長谷川繁の特集展示も開催されます。
この機会にお運びいただけますようお願い申し上げます。
作家・出演者 | 長谷川繁 |
会場 | Satoko Oe Contemporary |
住所 | 135-0021 東京都江東区白河3-18-8 第二杉田ビル 1F |
アクセス | 清澄白河駅(東京メトロ半蔵門線)B2口 徒歩8分 清澄白河駅(都営大江戸線)B1口 徒歩11分 菊川駅(都営新宿線)A2口 徒歩13分 |
会期 | 2024/08/03(土) - 09/14(土) |
時間 | 12:00-18:00 |
休み | 日曜日、月曜日、8月11(日)-26日(月) |
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