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岡本太郎とにらめっこ

川崎市岡本太郎美術館

2023/02/01(水) - 04/16(日)

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岡本太郎の作品には、初期から晩年までを通して、多くの人間や生き物が登場します。
1960年代後半からは特に、作品の中に「顔」のモティーフが増えていきました。
岡本は「わが世界美術史」(1970)連載執筆のために東西の様々な地を訪れ、現地の人々の生活や文化を取材しました。
後年の著書『美の世界旅行』(1982)では、「世界の美のあらゆる層に何と様々な顔があり、また眼があるのだろう。(…)一つの顔の宇宙の中に、また無限の顔、そして目玉が光っている。言いようのない実在感をもって」と語っています。
彼にとって世界の様相は、無限な「顔」がひしめき合い、成されたものと言えるでしょう。
さらに岡本は、それを実証するかのように、身の回りの物、椅子やグラス、スピーカーにも眼、鼻、口を表し、あらゆる物に「生命」を与えました。
本展では「世界」を様々な表情に溢れたものとして捉えた岡本太郎が描いた沢山の顔たちを紹介します。



みどころ

●《月の顔》が多摩区役所から里帰り!
多摩区役所1階エントランスに長らく設置されていた《月の顔》が、同区役所外壁改修工事のため、当館に「里帰り」し、洗浄と修復を行い展示します。

●仮面(マスク)を多数展示!
本展3章は、「マスカレード(仮面舞踏会)」をイメージして、絵画や彫刻、レリーフなど岡本太郎が制作した顔や、仮面の作品を多数展示します。

●魅力的な関連イベントを開催!
日本工業大学がVRで再現した1970年当時の《太陽の塔》を体験するイベント「蘇るVR太陽の塔 Ver.5」。子ども当事者研究ネットワーク ゆるふわ と一緒に、岡本太郎美術館で行う対話型ワークショップ「創ってみよう!わたしの“こころの街”!―こども当事者研究×岡本太郎美術館」を開催します。

●本展覧会は、写真撮影可能です。(企画展は別途)
(動画撮影、フラッシュ撮影、三脚・自撮り棒・ジンバル等の器材の使用は不可)

出典

作家・出演者岡本太郎
会場川崎市岡本太郎美術館かわさきし おかもと たろう びじゅつかん (Taro Okamoto Museum of Art, Kawasaki, 가와사키시 오카모토타로 미술관, 川崎市冈本太郎美术馆)
住所
214-0032
神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内
アクセス
向ヶ丘遊園駅(小田急線)南口 徒歩17分
登戸駅(JR南武線) 徒歩30分
会期2023/02/01(水) - 04/16(日)
時間9:30-17:00
※入館は16:30まで
休み月曜日、2月24日(金)、3月22日(水)
観覧料●2月18日(土)~4月16日(日) ※企画展とのセット料金
一般 700円
高・大学生・65 歳以上 500円
中学生以下 無料
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