「絵を描くのは海に潜るのと似ている。ぐっと息を止めて、潜っていくから。」
「キュンチョメ初の絵の展示を開催します。たぶん、100 点くらい(もしくは 150 点くらい)は展示できるんじゃないかな。私たちは 2011 年の大震災をきっかけに活動を始めて、世界中のいろんな場所でビデオカメラを片手に作品を制作してきました。でも最近は、荷物に絵の具とキャンバスが加わりました。映像では記録できない、制作の空気や記憶や空想や、もっともっと生のものを絵には詰め込めるからです。
絵を描き始めた当時、私は日記にこんなことを書いていました。
『絵を描くのは海に潜るのと似ている。ぐっと息を止めて、潜っていくから』
最近は、首の力も腕の力も抜いてふーっと息を吐きながら描くようにしています。それは、海に潜る直前に必要な動作と一緒です。絵は私にとって、もっともっと深く潜るために必要な行為なのかもしれません。そんな一息の呼吸を、どうぞご覧ください」
キュンチョメ
「映像では記録できない空気や記憶や空想や、もっともっと生のものを絵には詰め込める。」
2011 年、東日本大震災の年に活動を開始した二人組アート・ユニット・キュンチョメ。
震災以降の世界を、独自の視点と感受性で受け止め、災害や原発事故や戦争など社会に起きた様々な事象に、時にストレートに、時にユーモアを持って介入する作品を発表してきました。ところが昨年、黒部市美術館での個展『魂の色は青』において発表された新作では、近年滞在したフィリピンやハワイの圧倒的な自然や多様な価値観に触れることで、その思考を大きくアップデート。本展では新生キュンチョメによる、これまでに発表されてきた映像作品に関わるドローイングやペインティングを初めて公開。さらに『魂の色は青』での映像作品「海に祈りを溶かす」も展示。
「地球の味見をしてみたくて、このコーヒーを作りました。」
会期中、オン・サンデーズのカフェと連携し世界の 70 箇所から集めたコーヒー豆を一粒ずつブレンドした「地球コーヒー」を提供いたします。
キュンチョメ
ホンマエリとナブチのアートユニット。制作行為を「新しい祈り」と捉え、この世界と出会い直すための詩的でユーモラスな作品を制作している。
近年の主な展覧会
「魂の色は青」(個展/黒部市美術館、2023 年)
「六本木クロッシング2022:往来オーライ!」( 森美術館 東京、2022 年)
「現在地:未来の地図を描くために[1]」( 金沢21 世紀美術館 2019)
「あいちトリエンナーレ2019」( 愛知)
「キュンチョメ初の絵の展示を開催します。たぶん、100 点くらい(もしくは 150 点くらい)は展示できるんじゃないかな。私たちは 2011 年の大震災をきっかけに活動を始めて、世界中のいろんな場所でビデオカメラを片手に作品を制作してきました。でも最近は、荷物に絵の具とキャンバスが加わりました。映像では記録できない、制作の空気や記憶や空想や、もっともっと生のものを絵には詰め込めるからです。
絵を描き始めた当時、私は日記にこんなことを書いていました。
『絵を描くのは海に潜るのと似ている。ぐっと息を止めて、潜っていくから』
最近は、首の力も腕の力も抜いてふーっと息を吐きながら描くようにしています。それは、海に潜る直前に必要な動作と一緒です。絵は私にとって、もっともっと深く潜るために必要な行為なのかもしれません。そんな一息の呼吸を、どうぞご覧ください」
キュンチョメ
「映像では記録できない空気や記憶や空想や、もっともっと生のものを絵には詰め込める。」
2011 年、東日本大震災の年に活動を開始した二人組アート・ユニット・キュンチョメ。
震災以降の世界を、独自の視点と感受性で受け止め、災害や原発事故や戦争など社会に起きた様々な事象に、時にストレートに、時にユーモアを持って介入する作品を発表してきました。ところが昨年、黒部市美術館での個展『魂の色は青』において発表された新作では、近年滞在したフィリピンやハワイの圧倒的な自然や多様な価値観に触れることで、その思考を大きくアップデート。本展では新生キュンチョメによる、これまでに発表されてきた映像作品に関わるドローイングやペインティングを初めて公開。さらに『魂の色は青』での映像作品「海に祈りを溶かす」も展示。
「地球の味見をしてみたくて、このコーヒーを作りました。」
会期中、オン・サンデーズのカフェと連携し世界の 70 箇所から集めたコーヒー豆を一粒ずつブレンドした「地球コーヒー」を提供いたします。
キュンチョメ
ホンマエリとナブチのアートユニット。制作行為を「新しい祈り」と捉え、この世界と出会い直すための詩的でユーモラスな作品を制作している。
近年の主な展覧会
「魂の色は青」(個展/黒部市美術館、2023 年)
「六本木クロッシング2022:往来オーライ!」( 森美術館 東京、2022 年)
「現在地:未来の地図を描くために[1]」( 金沢21 世紀美術館 2019)
「あいちトリエンナーレ2019」( 愛知)
作家・出演者 | キュンチョメ |
会場 | オン・サンデーズ&ライトシード・ギャラリー (on Sundays & LightSeed Gallery) |
住所 | 150-0001 東京都渋谷区神宮前3-7-6 ワタリウム美術館 B1F |
アクセス | 外苑前駅(東京メトロ銀座線)3出口 徒歩7分 表参道駅(東京メトロ銀座線, 半蔵門線, 千代田線)A2出口 徒歩9分 明治神宮前〈原宿〉駅(東京メトロ副都心線, 千代田線)5出口 徒歩13分 原宿駅(JR山手線)竹下口 徒歩14分 青山一丁目駅(東京メトロ銀座線, 半蔵門線, 都営大江戸線)1出口 徒歩15分 千駄ヶ谷駅(JR中央線) 徒歩17分 |
会期 | 2024/05/11(土) - 06/23(日) |
時間 | 11:00-20:00 |
休み | 無休 |
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