Padograph パドグラフ 파도그래프

川崎市市制100周年記念展 芸術は、自由の実験室─夏のアートキャンプ

川崎市岡本太郎美術館

2024/07/20(土) - 09/01(日)

MAP
SHARE
Facebook share button
國久真有《WIT-WIT HOLE WIDE LONG PLATEAU》アクリル絵具・キャンバス、2024年
國久真有《WIT-WIT HOLE WIDE LONG PLATEAU》アクリル絵具・キャンバス、2024年
岡本太郎は、芸術は見るだけではなく全ての人の作るものであり、自由な衝動のままに「勝手気ままに描ける」子どもたちだけでなく、「精神の皮が堅くなって」しまい、自分自身の「自由感」を忘れてしまった大人にも有効な、「自由の実験室」なのだと言っています。

この夏は、岡本太郎現代芸術賞出身となる4名の作家による、人のすがたの表現や身ぶりを大胆に使った作品展示とワークショップをお楽しみください。まるで舞踊のようにのびやかに、大きく身体を使って弧を描きドローイングを重ねていく國久真有。思いつくかぎりの様々な身体的負荷をかけた絵筆「グングニル」を使って、制作を楽しむ園部惠永子。木材だけでなく、漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』や日々の暮らしの日用品からも仏を彫り出す仏師、西除闇。麻を重ねた成型と素材を生かした彩色、乾漆技法を用いて、人の佇まいや歴史、物語の輪郭を思わせる表現をダイナミックに見せる村上力。

自在な発想と本気の遊びから生み出される彼らの作品とともに、会場での公開制作やアーティストトーク、多彩なワークショップなどを通し、子どもだけでなく大人も夏のキャンプのように心と身体を使って、自由にアートを体験する夏休みをお楽しみください。


みどころ

●TARO賞出身の4人の作家たちの自由な発想と遊びから生まれる多彩な作品とインスタレーション。
●公開制作やリレートークなど、アーティストの話を聞くことや対話ができる機会を多く提供。
●企画展示室の作品空間の中でワークショップ体験ができ、作家の制作方法を追体験できるのも醍醐味です。
●参加型の作品も多いため、子どもも大人もそれぞれの楽しみ方ができ、一人での創作体験としても、家族の コミュニケーションの場としてもお楽しみ頂けます。

●本展は、写真撮影可能です。
動画撮影、フラッシュ撮影、三脚・自撮り棒・ジンバル等の器材の使用は不可。
他の方の観覧の妨げになる撮影・過度な撮影行為はご遠慮ください。

出典

作家・出演者國久真有, 園部惠永子, 西除闇, 村上力
会場川崎市岡本太郎美術館かわさきし おかもと たろう びじゅつかん (Taro Okamoto Museum of Art, Kawasaki, 가와사키시 오카모토타로 미술관, 川崎市冈本太郎美术馆)
住所
214-0032
神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内
アクセス
向ヶ丘遊園駅(小田急線)南口 徒歩17分
登戸駅(JR南武線) 徒歩30分
会期2024/07/20(土) - 09/01(日)
時間9:30-17:00
※入館は16:30まで
休み月曜日
※ただし、8月12日(月)は開館
観覧料一般 900円
高・大学生・65歳以上 700円
中学生以下 無料
SNS
    ウェブサイト