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第17回 shiseido art egg 第2期展 野村 在 展

資生堂ギャラリー

2024/03/12(火) - 04/14(日)

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「Soul Reclaim Device」 (“A portrait of my departed sister” ) 2018 水槽、水、インクジェットプリンター ギャラリーαM
「Soul Reclaim Device」 (“A portrait of my departed sister” ) 2018 水槽、水、インクジェットプリンター ギャラリーαM
資生堂ギャラリーでは、2024 年 1 月 30 日(火)~5 月 26(日)の期間、第 17 回「shiseido art egg(シセイドウアートエッグ)」に入選した、林田 真季(はやしだ まき)、野村 在(のむら ざい)、岩崎 宏俊(いわさき ひろとし)の 3 名の個展を開催します。

「shiseido art egg」とは
「shiseido art egg」は、資生堂が新進アーティストを応援する公募プログラムで、人びとの感性と多様な価値観を刺激し、新たな美の可能性を押し広げるアーティストに個展開催の機会を提供するものです。2006 年にスタートして以来、延べ 48名(組)の入選アーティストが個展を開催、その後も活躍の幅を広げています。

第 17 回の選考アーティストと見どころ
第 17 回目となる今回は、応募総数 351 件の中から、林田 真季、野村 在、岩崎 宏俊の 3 名を選考。独自の視点で今日の世界を見つめ、時代が抱える不安や困難に真摯に向き合い、そこから新しい価値観や美意識を表現しているかが審査のポイントとなりました。林田は現実社会をテーマにあらたなアートとしての写真の可能性を探求しています。野村は変容し続ける情報媒体を独自の視点で捉え、人間の本質や存在の在り方を問います。岩崎は追憶をテーマにしながらロトスコープを用い、アニメーションの芸術表現としての可能性を探ります。

選ばれた 3 名は、キュレーターのサポートのもと作品テーマや表現を深めながら制作に取り組み、それぞれが一つの個展としてまとめ上げ、第 1 期(林田)、第 2 期(野村)、第 3 期(岩崎)と続いて発表します。これまで疑いようのなかった既成概念や慣習の変化と向き合いながら、美しく健やかな社会の未来を感じさせる作品は、鑑賞者に新たな気づきをもたらすことでしょう。

「shiseido art egg 賞」の審査員
3 名の個展終了後には、新しい価値の創造を最も感じさせたアーティストに「shiseido art egg 賞」が授与されます。第 17回の審査は、今日のクリエイティブシーンで活躍する鬼頭 健吾(美術家)、蓮沼 執太(音楽家、アーティスト)、平藤 喜久子(神話学者、國學院大學教授)の 3 氏を迎えて実施します。


第 2 期展 野村 在 展 2024 年 3 月 12 日(火) ~ 4 月 14 日(日)
1979 年 兵庫県生まれ
2009 年 ロンドン大学ゴールドスミス校 MFA 取得
2013 年 武蔵野美術大学造形研究博士後期課程 造形芸術専攻作品制作研究領域修了
兵庫県在住

主な活動
2021 年 「Echoes」(Ulterior Gallery、ニューヨーク)
2017 年 「can’ t rewind it -巻き戻せない-」(双ギャラリー、東京)

アーティスト HP : https://www.nomurazai.com/

アーティストからのコメント
100 年を超える Shiseido Gallery の歴史に参加出来ることを大変光栄に思います。同時に、繰り返される紛争や疫病、人種間の深い溝や大規模な気象変動と共に歩んでいくこれからの 100 年は、私たちの日々の些細な選択に大きく委ねられていることも実感しています。いつしか人類が宇宙人と出会うその時に、年齢や国籍、性差や外見に囚われない、平らかな存在として対話ができるよう願いながら、少しでもこの展示を良いものにしたいと思っています。

出典

作家・出演者野村在
会場資生堂ギャラリーしせいどう ぎゃらりー (Shiseido Gallery)
住所
104-0061
東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル B1F
アクセス
銀座駅(東京メトロ銀座線, 日比谷線, 丸ノ内線)A2出口 徒歩4分
新橋駅(東京メトロ銀座線, 都営浅草線)1番出口 徒歩4分
新橋駅(JR)銀座口 徒歩5分
会期2024/03/12(火) - 04/14(日)
時間平日 11:00-19:00
日曜日・祝日 11:00-18:00
休み月曜日
※月曜日が祝祭日にあたる場合も休館
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