多くの島からなるインドネシアでは、地域ごとに色彩も意匠もさまざまな絣=イカットが織られています。伝統捕鯨を行うラマレラ村のあるレンバタ島でも、綿花を育て、紡ぎ、藍や茜から得た染料で括り染めしてイカットを織ります。島のイカットは、クジラ肉はもちろん、自ら作った塩、染料に必要な石灰など「海の恵み」を持つ海の民と、穀物や藍や茜など「山の恵み」を持つ山の民との間で続く素朴な交易なしには生まれませんでした。本展では、江上幹幸氏が現地で蒐集したイカットに加え、クジラ漁や製塩など島の暮らしを写真で展示し、イカットにまつわる文化の魅力を紹介します。
会場 | たばこと塩の博物館 (Tobacco & Salt Museum) |
住所 | 130-0003 東京都墨田区横川1-16-3 |
アクセス | 本所吾妻橋駅(都営浅草線) 徒歩10分 とうきょうスカイツリー駅(東武スカイツリーライン) 徒歩10分 押上(スカイツリー前)駅(東京メトロ半蔵門線, 都営浅草線, 京成線, 東武スカイツリーライン)B2出口 徒歩12分 錦糸町駅(JR総武線)北口 徒歩20分 |
会期 | 2023/01/21(土) - 04/09(日) |
時間 | 10:00-17:00 ※入館締切は16:30 |
休み | 月曜日 |
観覧料 | 大人・大学生 100円 満65才以上(要証明書) 50円 小・中・高校生 50円 |
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