いつ・どこで・だれに・だれが・なぜ・どのように?―現代美術作家15名・組の作品を手掛かりに、展示やさまざまな関連プログラムをとおして、ケアを「ひとり」から「つながり」へとひらく展覧会を開催します。
ひとは誰もが、日々の生活のなかで、あるいは人生のさまざまな場面でケアを受け取り、またケアをする機会を経験します。哲学者エヴァ・フェダー・キテイが「どんな文化も、依存の要求に逆らっては一世代以上存続することはできない」と述べるように、自分以外に関心を向け、気を配り、世話をし、維持し、あるいは修復するといったケアにかかわる活動は人間社会を支える根源的な実践といえるでしょう。しかし、生産性や合理性を追求する近代社会の形成においてケアの役割とその担い手の存在は長く周縁化され、他者化されてきました。ケアにかかわる活動は、誰もが必要とするからこそ、あたかも「誰か」の本質的な仕事のように自然化され、不可視化され、あるいは自己責任化されています。その「誰か」とはどのような「人間」であり、どのような「つながり」のなかにあるのか―本展覧会は15名・組による現代美術作品を手掛かりに、展示や関連プログラムをとおして、ケアを「ひとり」から「つながり」へとひらくことを試みます。
会期中は作品・活動について掘り下げるトークイベントや、ひとりでも、誰かと一緒でも展覧会を楽しめるプログラムを多数実施。また、同時期には展覧会と連動したワークショップや部活動を行う「高校生ウィーク」も3年ぶりに開催します。
【主催】
公益財団法人水戸市芸術振興財団
【助成】
公益財団法人花王芸術・科学財団、大和日英基金、公益財団法人野村財団、Danish Arts Foundation
【後援】
ブリティッシュ・カウンシル、デンマーク王国大使館、駐日韓国大使館 韓国文化院
【協力】
サントリーホールディングス株式会社
【企画】
後藤桜子(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
ひとは誰もが、日々の生活のなかで、あるいは人生のさまざまな場面でケアを受け取り、またケアをする機会を経験します。哲学者エヴァ・フェダー・キテイが「どんな文化も、依存の要求に逆らっては一世代以上存続することはできない」と述べるように、自分以外に関心を向け、気を配り、世話をし、維持し、あるいは修復するといったケアにかかわる活動は人間社会を支える根源的な実践といえるでしょう。しかし、生産性や合理性を追求する近代社会の形成においてケアの役割とその担い手の存在は長く周縁化され、他者化されてきました。ケアにかかわる活動は、誰もが必要とするからこそ、あたかも「誰か」の本質的な仕事のように自然化され、不可視化され、あるいは自己責任化されています。その「誰か」とはどのような「人間」であり、どのような「つながり」のなかにあるのか―本展覧会は15名・組による現代美術作品を手掛かりに、展示や関連プログラムをとおして、ケアを「ひとり」から「つながり」へとひらくことを試みます。
会期中は作品・活動について掘り下げるトークイベントや、ひとりでも、誰かと一緒でも展覧会を楽しめるプログラムを多数実施。また、同時期には展覧会と連動したワークショップや部活動を行う「高校生ウィーク」も3年ぶりに開催します。
【主催】
公益財団法人水戸市芸術振興財団
【助成】
公益財団法人花王芸術・科学財団、大和日英基金、公益財団法人野村財団、Danish Arts Foundation
【後援】
ブリティッシュ・カウンシル、デンマーク王国大使館、駐日韓国大使館 韓国文化院
【協力】
サントリーホールディングス株式会社
【企画】
後藤桜子(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
作家・出演者 | 青木陵子, AHA![Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ], 石内都, 出光真子, 碓井ゆい, ラグナル・キャルタンソン, 二藤建人, マリア・ファーラ, リーゼル・ブリッシュ, ホン・ヨンイン, 本間メイ, ヨアンナ・ライコフスカ, マーサ・ロスラー, ミエレル・レーダーマン・ユケレス, ユン・ソクナム |
会場 | 水戸芸術館 (Art Tower Mito) 現代美術ギャラリー |
住所 | 310-0063 茨城県水戸市五軒町1-6-8 |
アクセス | 水戸駅(JR常磐線, 水郡線, 鹿島臨海鉄道大洗鹿島線)北口 徒歩20分 |
会期 | 2023/02/18(土) - 05/07(日) |
時間 | 10:00-18:00 ※入場は17:30まで |
休み | 月曜日 |
観覧料 | 一般 900円 高校生以下・70歳以上 無料 身体障害者手帳/療育手帳/精神障害者保健福祉手帳/指定難病特定医療費受給者証/をお持ちの方 無料(付き添いの方1名) 年間パス 2,000円 |
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