s+arts(スプラスアーツ)より、山中宣明 個展「Translucence」の開催をお知らせいたします。
山中宣明は、古典技法の基礎を元にしながら、テンペラ等の顔料を含め様々なメディウムを用いて、透明と不透明、有機性と無機性、 偶然と必然等相反する要素の融和を強く意識しながら制作している作家です。西洋美術史の文脈の中での抽象画の概念だけでなく、 水墨画等の東洋的心象性哲学性も創作の規範としている山中の作品は、国内外で高い評価を得ています。
作品を見た後に人が受け取る「感覚」を重点に置き制作を続ける山中は、「音」という目に見えない刺激を用いて自身の絵画で表現す ることを一貫したテーマとして掲げ、長年追求しています。様々な素材が交じり幾層ものレイヤーで織り成される画面空間を一度解体 し、再構成することを意識的に取り入れ制作をすることで、奥行き感が伸びるかのように残響的なイメージのレイヤーが加わります。
「長年、音の映像化について取り組んできた。 調和音、不協和音、反復リズムとシンコペーション、リリカルな音とノイズ、そんな相反する要素を絵画言語に変換し、 絵画空間の中に潜ませ共存させることを目指しています。」--- 山中宣明
「半透明」という意味を持つ本展「Translucence」では、幾度となく塗り重ね削りだしを繰り返すようにして制作された重厚感のある作品や、瞬発性が強く透明感のある作品に加え、これまでの山中の作品の一部をクローズアップしたような大胆なストロークや色 彩で構成された作品など、新たな展開の作品も発表いたします。展示空間における明度や彩度、様々なものが交じることで生じる混沌を対比させることに意識を向け、従来の「形」や「色」の概念とは違った新たな美のハーモニーを目指します。
複合的なニュアンスを持ちながらも何処かに抜け感のある場所を絵画空間に作ることで、色味の幅や奥行きが増し、作品毎に異なる印象を受ける山中の作品は、色鮮やかにも渋く深みのあるようにも見受けられ、美しく心地の良い世界へと鑑賞者を導いてくれること でしょう。これを機に、山中宣明の新作群を是非ご高覧ください。
山中宣明は、古典技法の基礎を元にしながら、テンペラ等の顔料を含め様々なメディウムを用いて、透明と不透明、有機性と無機性、 偶然と必然等相反する要素の融和を強く意識しながら制作している作家です。西洋美術史の文脈の中での抽象画の概念だけでなく、 水墨画等の東洋的心象性哲学性も創作の規範としている山中の作品は、国内外で高い評価を得ています。
作品を見た後に人が受け取る「感覚」を重点に置き制作を続ける山中は、「音」という目に見えない刺激を用いて自身の絵画で表現す ることを一貫したテーマとして掲げ、長年追求しています。様々な素材が交じり幾層ものレイヤーで織り成される画面空間を一度解体 し、再構成することを意識的に取り入れ制作をすることで、奥行き感が伸びるかのように残響的なイメージのレイヤーが加わります。
「長年、音の映像化について取り組んできた。 調和音、不協和音、反復リズムとシンコペーション、リリカルな音とノイズ、そんな相反する要素を絵画言語に変換し、 絵画空間の中に潜ませ共存させることを目指しています。」--- 山中宣明
「半透明」という意味を持つ本展「Translucence」では、幾度となく塗り重ね削りだしを繰り返すようにして制作された重厚感のある作品や、瞬発性が強く透明感のある作品に加え、これまでの山中の作品の一部をクローズアップしたような大胆なストロークや色 彩で構成された作品など、新たな展開の作品も発表いたします。展示空間における明度や彩度、様々なものが交じることで生じる混沌を対比させることに意識を向け、従来の「形」や「色」の概念とは違った新たな美のハーモニーを目指します。
複合的なニュアンスを持ちながらも何処かに抜け感のある場所を絵画空間に作ることで、色味の幅や奥行きが増し、作品毎に異なる印象を受ける山中の作品は、色鮮やかにも渋く深みのあるようにも見受けられ、美しく心地の良い世界へと鑑賞者を導いてくれること でしょう。これを機に、山中宣明の新作群を是非ご高覧ください。
作家・出演者 | 山中宣明 |
会場 | s+arts (スプラスアーツ) |
住所 | 106-0032 東京都港区六本木7-6-5 六本木栄ビル 3F |
アクセス | 六本木駅(東京メトロ日比谷線)2番口 徒歩8分 六本木駅(都営大江戸線)7番口 徒歩9分 乃木坂駅(東京メトロ千代田線, 小田急小田原線)6番口 徒歩9分 |
会期 | 2023/09/03(日) - 10(日) |
時間 | 12:00-19:00(最終日17:00まで) |
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