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イトウモモカ「すてきな家族」

新宿眼科画廊

2023/08/04(金) - 09(水)

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Image 1306
〔ライブペイント〕
日程:8月5日(土)
時間:14時〜19時頃
概要:生誕記念のライブペイント。私は25年前の8月5日、この世に生を受けました。
最期まで絵を描き続けて生きていく!という決意を込めて、即興でライブペイントを行います。
撮影、SNS掲載可能


〔概要〕
今回の展示では、「家族」をテーマに作品制作を行いました。

私は幼い頃、複雑な家庭環境で育ちました。
その経験からか、私の絵の中には小さな子どもが登場する場面が多く、自分でも無意識でしたが、インナーチャイルド(幼い頃に家庭環境で傷ついた負の感情)として表現しているのではないかと感じるようになりました。

現代では、貧困や虐待、孤立など、子どもやその親を取り巻く環境について大きな社会問題となっています。
「ヤングケアラー」や「毒親」という言葉も珍しくありません。
自分を守る術を知らないまだ小さな子どもにとって、親の存在は自分の全てであり、世界そのものです。だからこそ置かれている環境の異常さに気づけず、大人になってから気づくというケースもあります。
「隣の芝は青く見える」とよく言いますが、一見平穏そうに見える家族でも、それぞれの事情があり、外側からは見えない様々な問題を抱えているのです。

私は、この「家族」における負の連鎖を断ち切るべく、自らの家族について振り返ることにしました。
しかし描き進めるうちに、本当に重要なことは断ち切ることではない、そう感じるようになりました。
家族について向き合うことは、自己を理解し、よりよく生きるために必要なことであると考えます。

ぜひ皆様の幼少期の思い出や、家族について思いを馳せながら作品を楽しんで頂けましたら幸いです。


〔プロフィール〕
伊藤百香からイトウモモカに名義を変更。

1998 宮城県生まれ
2021 東北芸術工科大学芸術学部美術科日本画コース卒業

「現代の宗教画」としてポップなキャラクターを織りまぜ、自身が幼少期に経験したトラウマを元に、現代に生きる人々の孤独や空虚さを描く。
蝶々のようなキャラクターはMukubeesと言い、無垢の象徴・匿名の暴力性を表している。
2022年にはNFT にも挑戦。
日本画の素材を活かしたデジタルアートにも取り組んでいる。

〔個展〕
2023 「世界を優しさで抱きしめたい」(REIJINSHA GALLERY / 東京)

〔グループ展〕
2022 「TUAD ART-LINKS 2022」(新宿高島屋 / 東京)
2022 「犬展」(プライベイト / 東京)
2023 「ドローイング展はつはる」(新宿眼科画廊 / 東京)
2023 「「狗」犬展・狗楽園コラボ展」」(新宿眼科画廊 / 東京)

〔賞歴〕
2021 東北芸術工科大学卒業制作展 最優秀賞受賞(山形)

〔Twitter〕
@momo_ART_nhng

〔Instagram〕
@momoka_it_

出典

作家・出演者イトウモモカ
会場新宿眼科画廊しんじゅく がんか がろう (Shinjuku Ophthalmologist(Ganka) Gallery)
住所
160-0022
東京都新宿区新宿5-18-11
アクセス
東新宿駅(都営大江戸線, 東京メトロ副都心線) 徒歩6分
新宿三丁目駅(東京メトロ丸ノ内線, 副都心線, 都営新宿線) 徒歩7分
新宿駅(JR)東口 徒歩12分
会期2023/08/04(金) - 09(水)
時間12:00-20:00(水曜 12:00-17:00)
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