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ZFF 趙建豊 ZHAO JIANFENG 個展『生きてる I AM ALIVE 傷んでる I AM HURT』

オルタナティブ掘っ立て小屋『ナミイタ Nami Ita』

2022/10/28(金) - 11/28(月)

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"生きてる、傷んでる" 私もあなたも。ふとした時に、全てを放り出して終わりにしようと思う。それでも、寝て起きたら何かを食べて、身なりを整え、何かに向かって生きていく。気がついたらこの世との接点は多くなるばかりで、良い生活のために、夢の為に、大切な存在のために、どんなに些細な理由でも、生きなければならない理由がそれぞれにある。なにかのためになにかを削り、その過程で傷んでる。(ZFF 趙建豊)

オルタナティブ掘っ立て小屋『ナミイタ-Nami Ita』は、2022年の第五弾企画として、10月28日(金)~11月28日(月)のあいだ ZFF 趙建豊 ZHAO JIANFENG 個展『生きてる I AM ALIVE 傷んでる I AM HURT』を開催致します。
ZFFこと趙 建豊(チョウ・ケンホウ ZHAO JIANFENG)は2022年の春に和光大学の表現学部芸術学科を卒業した、まだ活動を開始したばかりの美術作家です。(※アーティストネームであるZFFは自身のルーツである中国名ZHAOからとられています)
BankART1929で行われた卒業制作展では、濁色になるほど色彩の交じり合った斜線のストロークが画面を覆う巨大な抽象画で最優秀賞を獲得、現在は制作の傍ら、在学中からアルバイトで関わるアパレル業界で働く日々を過ごしています。在学中から、上記のような平面抽象だけでなく、ストリートカルチャーやヒップホップ的なヴィジュアル&イメージを源泉にしたイラスト、ドローイングを日々大量に描き、コンサバティブな公募展への挑戦と並列してそれらをステッカーやTシャツ、SNSなどメディアを選ばず発表してもいます。
ZFFにとって、美術という表現行為は自分自身の傷つきやすい生と、その内に蠢く感情を言葉に拠らず表現するためのツールに他なりません。それが現在、そして今後どのように方法化、文脈化され、美術の中に位置づけられてゆくかの見通しはまだ全くの未知であり、模索しながら歩む只中にあります。
本企画個展『生きてる I AM ALIVE 傷んでる I AM HURT』は、5月に開催した前田梨那『去来するイメージ/往還する痕跡』を観るために訪れたZFFが、ナミイタの特殊な立地と空間の明暗に強くインスパイアされた体験をきっかけにスタートしました。ギャラリーと倉庫を直線で縦横につなぐ構成を軸に、花や子宮、顔などをモチーフにした新作、旧作絵画70点ほどを、同時に「一つが全体でもある」空間インスタレーションとして展示致します。ZFFが作品を生み出すスピードは極めて早く、会期中にパーツを入れ替えるように作品が代わり、空間も変化します。それは彼自身も未だ自覚せざるポテンシャル、可能性を観者と共に見出し、共有する過程にもなるでしょう。是非、その瞬間に立ち会って下されば幸いです。(文責=代表:東間嶺)

【プレスリリースPDF】
https://drive.google.com/file/d/19mKMDJBwyoa8yluYQ-kwxffr_F2seOQo/view?fbclid=IwAR1tHd7iW6hjAw0rfsUuMnX6nFmcRgTVF1Wck0pKRIJTNZd1sRGuJKVPJxU

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■ 会期:2022年10月28日(金)→11月28日(月)
※金土日月オープン。火水木休み。
■ 時間:12時30分→20時
■ 会場:オルタナティブ掘っ立て小屋『ナミイタ Nami Ita』
東京都町田市三輪町2036(アトリエ・トリゴヤ裏手)
徒歩=小田急線鶴川駅より徒歩約15分。バス=鶴川駅前3番乗り場より「奈良北団地」or「三菱ケミカル前」行き。
それぞれ『三輪入口』下車。バスを降り、目の前の坂を下りたすぐ右手の広場に建つ赤い掘っ立て小屋の奥。
トタン屋根の上に被さる古木が目印。地図は下部のQRコードをご参照下さい。
■ 入場:ドネーション500円(他企画共通)
(ZFFによるノートパッド・ドローイング、展覧会ポストカード、ナミイタのオリジナル木版画付)
* 新型コロナウイルス感染症対策のため、ご入場時のマスク着用、手指消毒他のご協力をお願い致します。
ギャラリー部分は土足禁止になりますので、マイスリッパがお勧めです(消毒済み共用品はあります)
* 会期中、作家が在廊している日は公開ドローイング等をする可能性があります。
■ 企画:東間嶺(TEL:090-1823-7330)
■ 協力:アトリエ・トリゴヤ、作庭工房
■ MAIL: [email protected] URL: https://tinshacknamiita.org/
■ SNS: Twitter&FB→@Namiita2036
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出典

作家・出演者ZFF 趙建豊
会場オルタナティブ掘っ立て小屋『ナミイタ Nami Ita』おるたなてぃぶ ほったてごや なみいた
住所
195-0054
東京都町田市三輪町2036
アクセス鶴川駅(小田急小田原線)南口 徒歩15分
鶴川駅より路線バスあり。3番乗り場より「奈良北団地」または「三菱ケミカル前」行きに乗車し、「三輪入口」下車。
会期2022/10/28(金) - 11/28(月)
時間12:30-20:00
休み火・水・木
観覧料ドネーション500円(他企画共通)
(ZFFによるノートパッド・ドローイング、展覧会ポストカード、ナミイタのオリジナル木版画付)
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