ニュースや戦争を描いた作品に触れるとき、時代や立場によって表現できることが違うことに気づきます。また当事者として経験したことも、時が経ってからやっと伝えらえることがあるでしょう。
例えば同時代の事件を描けなかった江戸期の浮世絵は、故事や古典になぞらえて時事を伝えようとしました。また自身の軍隊経験を描いた浜田知明は、時を経るにつれ戦争の構造に迫る作品も発表していきます。
展覧会ではこうした視点から当館収蔵品を紹介するとともに、若手アーティストたちの作品も展示。なかでも特集する松元悠は、メディアやSNSが伝えるニュースの現場を訪れて想像を働かせ、当事者の姿を自画像で描くことで、日常と地続きにある「事件と人間の不可解さ」に分け入る注目のアーティストです。
本展を通じて過去、現在のアーティストが「出来事との距離」にいかに向き合ってきたかを探ります。
展示構成(予定)
1章 ゴヤが描いた戦争
2章 戦地との距離
3章 浮世絵の見立てと報道
4章 ニュースに向き合うアイロニー
5章 日常にあるニュース
6章 若手作家の作品から
主な出品作家(生年順)
フランシスコ・ゴヤ、月岡芳年、小林清親、畦地梅太郎、浜田知明、馬場檮男、石井茂雄、郭徳俊、松元悠、土屋未沙、小野寺唯、ソ・ジオ
出品点数(予定)
約150点
例えば同時代の事件を描けなかった江戸期の浮世絵は、故事や古典になぞらえて時事を伝えようとしました。また自身の軍隊経験を描いた浜田知明は、時を経るにつれ戦争の構造に迫る作品も発表していきます。
展覧会ではこうした視点から当館収蔵品を紹介するとともに、若手アーティストたちの作品も展示。なかでも特集する松元悠は、メディアやSNSが伝えるニュースの現場を訪れて想像を働かせ、当事者の姿を自画像で描くことで、日常と地続きにある「事件と人間の不可解さ」に分け入る注目のアーティストです。
本展を通じて過去、現在のアーティストが「出来事との距離」にいかに向き合ってきたかを探ります。
展示構成(予定)
1章 ゴヤが描いた戦争
2章 戦地との距離
3章 浮世絵の見立てと報道
4章 ニュースに向き合うアイロニー
5章 日常にあるニュース
6章 若手作家の作品から
主な出品作家(生年順)
フランシスコ・ゴヤ、月岡芳年、小林清親、畦地梅太郎、浜田知明、馬場檮男、石井茂雄、郭徳俊、松元悠、土屋未沙、小野寺唯、ソ・ジオ
出品点数(予定)
約150点
作家・出演者 | フランシスコ・ゴヤ, 月岡芳年, 小林清親, 畦地梅太郎, 浜田知明, 馬場檮男, 石井茂雄, 郭徳俊, 松元悠, 土屋未沙, 小野寺唯, ソ・ジオほか |
会場 | 町田市立国際版画美術館 (Machida City Museum of Graphic Arts) |
住所 | 194-0013 東京都町田市原町田4-28-1 |
アクセス | 町田駅(JR横浜線)ターミナル口 徒歩12分 町田駅(小田急線)東口 徒歩15分 町田駅(JR横浜線)北口 徒歩15分 |
会期 | 2023/06/03(土) - 07/17(月) |
時間 | 平日 10:00-17:00 ※入場は16:30まで 土日祝 10:00-17:30 ※入場は17:00まで |
休み | 月曜日 ※ただし7/17(月祝)は開館 |
観覧料 | 一般 800円 大・高生 400円 中学生以下 無料 ※6/3(展覧会初日)は無料 ※6/28はシルバーデー(毎月第4水曜日は65歳以上の方無料) ※身体障がい者手帳、愛の手帳(療育手帳)または精神障がい者 保健福祉手帳をご提示の方と付き添いの方1名は半額 |
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