前期: 7月29日(火)~8月24日(日)
後期: 8月26日(火)~9月23日(火・祝)
古来より、人々は衣服を染めるために様々な染料を使用してきました。19世紀の中頃に合成染料が誕生するまでは、動植物から抽出した天然の染料によって色を手に入れていました。天然染料をつかった日本の色彩文化において欠かせないものが、植物のアイとベニバナから生まれる藍色と紅色です。手間のかかる工程による伝統的な藍染と紅花染は、それぞれ独自の文化を築いてきました。藍は古くから日本で親しまれ、様々な染色技法と結びついてきました。木綿とともに広まった江戸から現代にいたる藍染の着物や浴衣を、素材や染色技法などに着目して紹介します。一方、古くから貴族のあこがれの色であった紅は、草木染の中でも花の部分を使用する珍しい染物です。江戸時代の公家や武家女性が着用した美しい打掛や、紅板染めによって染色された下着、そして山形において紅花染の再興を担った人々による作品を紹介します。本展では、ふたつの色と染料技術の歴史、そこから生まれた衣装や衣服を紹介し、その魅力を見つめなおします。
後期: 8月26日(火)~9月23日(火・祝)
古来より、人々は衣服を染めるために様々な染料を使用してきました。19世紀の中頃に合成染料が誕生するまでは、動植物から抽出した天然の染料によって色を手に入れていました。天然染料をつかった日本の色彩文化において欠かせないものが、植物のアイとベニバナから生まれる藍色と紅色です。手間のかかる工程による伝統的な藍染と紅花染は、それぞれ独自の文化を築いてきました。藍は古くから日本で親しまれ、様々な染色技法と結びついてきました。木綿とともに広まった江戸から現代にいたる藍染の着物や浴衣を、素材や染色技法などに着目して紹介します。一方、古くから貴族のあこがれの色であった紅は、草木染の中でも花の部分を使用する珍しい染物です。江戸時代の公家や武家女性が着用した美しい打掛や、紅板染めによって染色された下着、そして山形において紅花染の再興を担った人々による作品を紹介します。本展では、ふたつの色と染料技術の歴史、そこから生まれた衣装や衣服を紹介し、その魅力を見つめなおします。
| 会場 | 大倉集古館 (Okura Museum of Art, 오쿠라집고관, 大仓集古馆) |
| 住所 | 105-0001 東京都港区虎ノ門2-10-3 |
| アクセス | 六本木一丁目駅(東京メトロ南北線)中央改札(泉ガーデン方面) 徒歩5分 神谷町駅(東京メトロ日比谷線)4b出口 徒歩7分 虎ノ門ヒルズ駅(東京メトロ日比谷線)A2出口 徒歩8分 溜池山王駅(東京メトロ銀座線, 南北線)13番出口 徒歩10分 虎ノ門駅(東京メトロ銀座線)3番出口 徒歩10分 |
| 会期 | 2025/07/29(火) - 09/23(火) |
| 時間 | 10:00-17:00(入館は16:30まで) |
| 休み | 月曜日、8/12(火)、9/16(火) ※ただし、8/11(月)、9/15(月)は開館 |
| 観覧料 | 一般 1,500円 大学生・高校生 1,000円 中学生以下 無料 障がい者手帳、被爆者手帳をご提示の方とその同伴者1名 無料 |
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