このたび、Miaki Galleryでは現代美術作家・西澤直美による個展「報せ / The Message」を開催いたします。本展では、作家が長年描き続けてきた空想上の世界「ふたつめの月の話」から、最新作を中心に約35点の作品を展示いたします。
「ふたつめの月の話」は、西澤が創造したもうひとつの月を舞台とする物語です。月のすぐ隣にありながら、実際には見ることのできないその場所には、文明や文化が根づき、人々の営みが息づいています。雨が降り、花が咲き、時間や曜日の感覚、あるいは信仰のようなものすら存在しているかもしれません。地球とよく似た景色の中で起こる印象的なエピソードを、西澤は半具象的な表現で描き出します。抽象性を帯びた画面の奥には、確かな物語の輪郭が秘められています。
本展のタイトル「報せ / The Message」は、2024年に名古屋で開催された個展「ひかりの羅針盤」に続くシリーズの第二章にあたります。今回は、「報せ」をテーマに、何かを告げるような気配や暗示を宿す作品群が並びます。
制作に用いられている主な素材は、箔押し紙、油性アルキド樹脂、岩絵具、粗目あるいは極薄の麻紙、さらに作品に応じて蓄光顔料など多岐にわたります。艶や反射を持つ素材は、光や時間、鑑賞の角度によってその表情を変化させ、作品に深い奥行きと詩的な変容を与えます。金や銀に満ちた幻想世界を描くにあたり、箔は装飾性のみならず、異次元的な空間を創出する要素として機能し、独自の物語世界にさらなる広がりをもたらします。
Artist Profile
西澤直美
箔を用いた華やかで精緻な画面構成を特徴とし、日本画の伝統技法を基盤にしながらも、和紙、油性樹脂、蓄光素材など多様な素材を巧みに融合させ、独自の表現を追求する現代美術家。
半抽象的に描写している作品は、抽象的な表現の中に、独自に紡がれた幻想的な物語を静かに息づかせている。それは鑑賞者に多層的な解釈の余地を与え、視覚的な美しさのみならず、物語を読み解く楽しさをもたらしている。
2019年以降、国内の展示に加え、パリ、香港、シンガポールなど海外のアートフェアや展覧会にも出展し、国際的な認知と評価を着実に高める。職人気質ゆえに制作量は決して多くはないが、常に高い物質感のクオリティを維持しながら精力的に作品を発表している。素材への深い理解と確かな技術、そして長年にわたり追求してきた「日本画」への揺るぎない信念が作品の核として力強く存在する。
【主な展示】
2025年5月 個展 MIAKI Gallery(六本木)
2025年3月 グループ展 Artaflo Gallery(香港)
2024年11月 Affordable Art Fair 2024(シンガポール)
2024年5月 Affordable Art Fair 2024(香港)
2024年2月 個展「ひかりの羅針盤」(名古屋)
2023年9月 Crossing Borders with ART2023(下北沢)
2023年3月 グループ展 現代アーティスト展 美さのシルエット 相田みつを美術館(有楽町)
2022年9月 FOCUS Art Fair Carrousel du LOUVRE (パリ)
2022年5月 個展「町と花と雨」Gallery&Café Bar Klein Blue(神保町)
2022年5月 ウィンドウディスプレイ ウエマツ(渋谷)
2021年6月 FOCUS Art Fair Atelier Richelieu Paris (パリ)
2021年3月 グループ展 Gallerie de l'Angle (パリ)
2021年3月 ウィンドウディスプレイ ウエマツ (渋谷)
2020年10月 FOCUS Art Fair Galerie au medicis,Galerie art and Miss (パリ)
2020年9月 FOCUS Art Fair DAYS ARE (ポルト)
2019年6月 ウィンドウディスプレイ ウエマツ (渋谷)
【オンライン展示】
2022月10月 The World of GOLD & SILVER "Stories of another planet"
【コミッションワーク】
2022/3月 Wineries & Restaurants 瀬戸内醸造所(広島)
その他個人蔵依頼品など
「ふたつめの月の話」は、西澤が創造したもうひとつの月を舞台とする物語です。月のすぐ隣にありながら、実際には見ることのできないその場所には、文明や文化が根づき、人々の営みが息づいています。雨が降り、花が咲き、時間や曜日の感覚、あるいは信仰のようなものすら存在しているかもしれません。地球とよく似た景色の中で起こる印象的なエピソードを、西澤は半具象的な表現で描き出します。抽象性を帯びた画面の奥には、確かな物語の輪郭が秘められています。
本展のタイトル「報せ / The Message」は、2024年に名古屋で開催された個展「ひかりの羅針盤」に続くシリーズの第二章にあたります。今回は、「報せ」をテーマに、何かを告げるような気配や暗示を宿す作品群が並びます。
制作に用いられている主な素材は、箔押し紙、油性アルキド樹脂、岩絵具、粗目あるいは極薄の麻紙、さらに作品に応じて蓄光顔料など多岐にわたります。艶や反射を持つ素材は、光や時間、鑑賞の角度によってその表情を変化させ、作品に深い奥行きと詩的な変容を与えます。金や銀に満ちた幻想世界を描くにあたり、箔は装飾性のみならず、異次元的な空間を創出する要素として機能し、独自の物語世界にさらなる広がりをもたらします。
Artist Profile
西澤直美
箔を用いた華やかで精緻な画面構成を特徴とし、日本画の伝統技法を基盤にしながらも、和紙、油性樹脂、蓄光素材など多様な素材を巧みに融合させ、独自の表現を追求する現代美術家。
半抽象的に描写している作品は、抽象的な表現の中に、独自に紡がれた幻想的な物語を静かに息づかせている。それは鑑賞者に多層的な解釈の余地を与え、視覚的な美しさのみならず、物語を読み解く楽しさをもたらしている。
2019年以降、国内の展示に加え、パリ、香港、シンガポールなど海外のアートフェアや展覧会にも出展し、国際的な認知と評価を着実に高める。職人気質ゆえに制作量は決して多くはないが、常に高い物質感のクオリティを維持しながら精力的に作品を発表している。素材への深い理解と確かな技術、そして長年にわたり追求してきた「日本画」への揺るぎない信念が作品の核として力強く存在する。
【主な展示】
2025年5月 個展 MIAKI Gallery(六本木)
2025年3月 グループ展 Artaflo Gallery(香港)
2024年11月 Affordable Art Fair 2024(シンガポール)
2024年5月 Affordable Art Fair 2024(香港)
2024年2月 個展「ひかりの羅針盤」(名古屋)
2023年9月 Crossing Borders with ART2023(下北沢)
2023年3月 グループ展 現代アーティスト展 美さのシルエット 相田みつを美術館(有楽町)
2022年9月 FOCUS Art Fair Carrousel du LOUVRE (パリ)
2022年5月 個展「町と花と雨」Gallery&Café Bar Klein Blue(神保町)
2022年5月 ウィンドウディスプレイ ウエマツ(渋谷)
2021年6月 FOCUS Art Fair Atelier Richelieu Paris (パリ)
2021年3月 グループ展 Gallerie de l'Angle (パリ)
2021年3月 ウィンドウディスプレイ ウエマツ (渋谷)
2020年10月 FOCUS Art Fair Galerie au medicis,Galerie art and Miss (パリ)
2020年9月 FOCUS Art Fair DAYS ARE (ポルト)
2019年6月 ウィンドウディスプレイ ウエマツ (渋谷)
【オンライン展示】
2022月10月 The World of GOLD & SILVER "Stories of another planet"
【コミッションワーク】
2022/3月 Wineries & Restaurants 瀬戸内醸造所(広島)
その他個人蔵依頼品など
| 作家・出演者 | 西澤直美 |
| 会場 | Miaki Gallery |
| 住所 | 106-0031 東京都港区西麻布1-14-16 ベルジュール麻布 2F |
| アクセス | 乃木坂駅(東京メトロ千代田線, 小田急小田原線)5番出口 徒歩7分 六本木駅(東京メトロ日比谷線)2番出口 徒歩8分 六本木駅(都営地下鉄大江戸線)7番出口 or 4B出口 徒歩12分 表参道駅(東京メトロ銀座線, 半蔵門線, 千代田線)A5出口 徒歩15分 |
| 会期 | 2025/05/17(土) - 06/14(土) |
| 時間 | 水曜日、木曜日 13:00-19:00(予約制) 金曜日 13:00-20:00 土曜日 11:00-18:00 ※水/木の来場予約はフォームにて受付: https://miakigallery.jp/contact ※VIPプレビュー:2025年5月17日(土)11:00-17:00(招待制) ※オープニングレセプション:2025年5月17日(土)17:00-20:00 |
| 休み | 日曜日、月曜日、火曜日 |
| SNS | |
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