難波田龍起(1905-1997)は、戦前から画業を始め、戦後はわが国の抽象絵画のパイオニアとして大きな足跡を残しました。海外から流入する動向を咀嚼しながらも、情報に流されず、また特定の運動に属することもなく、独自の道を探求したその活動は、多くの人々の尊敬をあつめてきました。当館収蔵品の寄贈者寺田小太郎氏が本格的な蒐集活動にのりだすきっかけとなったのも難波田の作品と人格との出会いでした。また寺田氏がコレクションを導くコンセプトのひとつである「東洋的抽象」を立てたのも、難波田の画業に触れたことが大きな機縁となっています。本展は難波田の生誕120周年を機に、当館収蔵品はもとより、全国の美術館の所蔵品、また個人蔵の作品などもまじえ、難波田の画業の全貌を20年振りに振り返り、今日的な視点から検証します。
| 作家・出演者 | 難波田龍起 |
| 会場 | 東京オペラシティ アートギャラリー (Tokyo Opera City Art Gallery) |
| 住所 | 163-1403 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー 3F |
| アクセス | 初台駅(京王新線)東口 徒歩5分 |
| 会期 | 2025/07/11(金) - 10/02(木) |
| 時間 | 11:00-19:00 ※入場は18:30まで |
| 休み | 月曜日、7月22日(火)、8月12日(火)、9月16日(火)、8月3日(日) ※ただし7月21日(月)、8月11日(月)、9月15日(月)は開館 |
| 観覧料 | 一般 1600円 大・高生 1000円 中学生以下 無料 障害者手帳等をお持ちの方および付添1名 無料 ※同時開催「昼と夜|収蔵品展 084 寺田コレクションより」、「project N 99 大久保紗也」の入場料を含みます。 |
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