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異端の奇才――ビアズリー

三菱一号館美術館

2025/02/15(土) - 05/11(日)

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Image 5118
25歳で世を去った画家オーブリー・ビアズリー(Aubrey Beardsley, 1872-1898)。この英国の異才は、ろうそくの光をたよりに、精緻な線描や大胆な白と黒の色面からなる、きわめて洗練された作品を描きつづけました。本展覧会は、19世紀末の欧米を騒然とさせたビアズリーの歩みをたどる、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)との共同企画です。出世作のマロリー著『アーサー王の死』(1893-94)や日本でもよく知られるワイルド著『サロメ』(1894)、後期の傑作ゴーティエ著『モーパン嬢』(1898)をはじめとする、初期から晩年までの挿絵や希少な直筆の素描にくわえて、彩色されたポスターや同時代の装飾など、約220点を通じてビアズリーの芸術を展覧します。


3つのみどころ
Three highlights

Highlight 1
生きざま含めて全部見せます!
ビアズリーの大回顧展!
彗星の如くあらわれ時代の寵児に。早すぎる転落から最晩年の進化まで、凝縮された画業をご覧あれ。

Highlight 2
ビアズリーの初期から晩年の作品まで網羅!
約220点が一堂に。直筆は約50点!

Highlight 3
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)
全面協力!
世界有数のビアズリーコレクションを有するV&Aから150点が一挙来日。


オーブリー・ビアズリー
Aubrey Beardsley , 1872-1898
ブライトン出身。家計を支えるため16歳から事務員として働き、夜間に制作活動を行った。T.マロリー著『アーサー王の死』(1893-94)や O.ワイルド著『サロメ』(1894)の挿絵で成功してからも、ろうそくの光のもとで絵を描いたのは、その名残といえる。1895年にワイルド裁判の余波で『イエロー・ブック』美術編集の職を失うが、季刊誌『サヴォイ』(1896)やA.ポープ著『髪盗み』(1896)の挿絵で新境地を見せた。幼少期からの肺結核により25歳で他界。

出典

作家・出演者オーブリー・ビアズリー
会場三菱一号館美術館みつびし いちごうかん びじゅつかん (Mitsubishi Ichigokan Museum, Tokyo)
住所
100-0005
東京都千代田区丸の内2-6-2
アクセス
二重橋前〈丸の内〉駅(東京メトロ千代田線)1番出口 徒歩3分
日比谷駅(都営三田線)B7出口 徒歩3分
東京駅(JR)丸の内南口 徒歩5分
東京駅(東京メトロ丸ノ内線)改札口・地下道直結 徒歩6分
有楽町駅(JR)国際フォーラム口 徒歩6分
有楽町駅(東京メトロ有楽町線)D3/D5出口 徒歩6分
会期2025/02/15(土) - 05/11(日)
時間10:00-18:00
※金曜日と会期最終週平日、第2水曜日、4月5日は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで
休み月曜日
※ただし、[トークフリーデー : 2月24日、3月31日、4月28日]、5月5日は開館
観覧料一般 2,300円
大学生 1,300円
高校生 1,000円
小・中学生 無料
毎月第2水曜日「マジックアワーチケット」1,600円 ※当日の17時以降に当館チケット窓口でのみ販売します
※価格はすべて税込
※障害者手帳をお持ちの方は半額、付添の方1名まで無料
※併せて、小企画展「江戸から東京へ―浮世絵・近代版画にみる」 https://padograph.com/ja/events/3760 もご覧になれます
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