絶えず映画の自由を追い求め、作品ごとに主題やスタイルを刷新しながら、時に社会の暗部をえぐる反逆者として、また時に映画の常識を破る冒険者として屹立する巨人、映画監督大島渚(1932-2013)を失ってから早くも10年の歳月が経ちました。
若き日に松竹撮影所で生み出された鮮烈な『青春残酷物語』(1960)や『日本の夜と霧』(1960)、自ら興したプロダクション「創造社」を基盤に次々と送り出された『絞死刑』(1968)、『少年』(1969)、『儀式』(1971)といった問題作、そして世界をセンセーションに巻き込んだ国際的合作『愛のコリーダ』(1976)や『戦場のメリークリスマス』(1983)――大島の作品群は日本の映画界ばかりか、日本社会そのものに大きな刺激を与え続けました。
本特集は、大島の没後10年という節目の年に、長篇デビュー以前に大島が手がけた新人スター紹介用の短篇『明日の太陽』、脚本を担当した『月見草』や『どんと行こうぜ』(いずれも1959)、新規収蔵したテレビ映画『アジアの曙』全13話(1964-65)を含む計45作品(34プログラム)を上映する大規模な回顧特集です。大島が自ら体系的に遺した膨大な作品資料や個人資料をもとに構成される展覧会と連動して、その挑戦的な知性と行動の多面体に迫ります。
若き日に松竹撮影所で生み出された鮮烈な『青春残酷物語』(1960)や『日本の夜と霧』(1960)、自ら興したプロダクション「創造社」を基盤に次々と送り出された『絞死刑』(1968)、『少年』(1969)、『儀式』(1971)といった問題作、そして世界をセンセーションに巻き込んだ国際的合作『愛のコリーダ』(1976)や『戦場のメリークリスマス』(1983)――大島の作品群は日本の映画界ばかりか、日本社会そのものに大きな刺激を与え続けました。
本特集は、大島の没後10年という節目の年に、長篇デビュー以前に大島が手がけた新人スター紹介用の短篇『明日の太陽』、脚本を担当した『月見草』や『どんと行こうぜ』(いずれも1959)、新規収蔵したテレビ映画『アジアの曙』全13話(1964-65)を含む計45作品(34プログラム)を上映する大規模な回顧特集です。大島が自ら体系的に遺した膨大な作品資料や個人資料をもとに構成される展覧会と連動して、その挑戦的な知性と行動の多面体に迫ります。
作家・出演者 | 大島渚 |
会場 | 国立映画アーカイブ (National Film Archive of Japan, 국립영화아카이브, 国立电影资料馆) 小ホール(地下1階) |
住所 | 104-0031 東京都中央区京橋3-7-6 |
アクセス | 京橋駅(東京メトロ銀座線)1番出口 徒歩1分 宝町駅(都営地下鉄浅草線)A4出口 徒歩1分 銀座一丁目駅(東京メトロ有楽町線)7番出口 徒歩5分 東京駅(JR)八重洲南口 徒歩10分 |
会期 | 2023/04/11(火) - 05/28(日) |
時間 | 11:00-18:30 ※4/28、5/26、6/30、7/28の金曜日は11:00-20:00 ※入室は閉室の30分前まで |
休み | 月曜日 |
観覧料 | 一般 520円 高校・大学生・65歳以上 310円 小・中学生 100円 障害者(付添者は原則1名まで) 無料 未就学児 無料 ※未就学児、優待の方は「障害者または付添者等券」をお求めください。 ※『愛のコリーダ』は成人映画です。小・中学生券はございません。また成人映画上映の際は、女性専用席を設けます。料金区分は通常の上映回と同じです。 オンライン販売 ・4月4日(火)以降、毎週火曜日10:00amより、翌週(火~日)上映回の電子チケットを当館HP https://www.nfaj.go.jp/exhibition/oshima202303/#section1-3 より公式チケットサイトにて各回の開映15分前までオンライン販売します。 窓口販売 ・上映当日、当館1階窓口にて各回開映1時間前から5分前まで、チケットを若干数販売します。座席選択はできません。窓口に並ばず購入でき、座席選択可能なオンライン購入をお勧めします。オンライン完売となった場合も、当日の窓口販売はございますが、枚数は限定数となります。 |
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