本年は小杉放菴の没後 60 年にあたり、今回の展示では放菴の画家としての生涯を一望できる作品がラインナップされます。画壇では日本美術院(院展)洋画部や春陽会を牽引し、油彩画の名手として名をはせた放菴ですが、本展では、彼が個人的に描き続けていた日本画を展示の主軸とし、放菴の日本画家としての側面にスポットを当てた内容となっています。
放菴の日本画は、中国絵画の南宗画に由来する江戸時代後期の日本絵画『南画』の系譜に、近代的な感覚を取り入れた『新南画』と位置付けることができます。“南画の印象派”とも呼べる小杉放菴の魅力を存分にお楽しみください。
また、小杉放菴記念日光美術館が所蔵する、明治・大正期に内外の画家が、日光の社寺や風景を描いた水彩画のコレクションも併せてご覧いただきます。
小杉放菴(こすぎほうあん 1881-1964)
現在の日光市に生まれる。はじめ五百城文哉に洋画を学び、小山正太郎主宰の不同舎に入門して小杉未醒と号する。横山大観らと日本美術院を再興、洋画部を牽引するが後に春陽会を結成し小杉放菴(放庵)と号した。近代洋画の大家として名を遺すが、その生涯で多くの日本画も描いた。
放菴の日本画は、中国絵画の南宗画に由来する江戸時代後期の日本絵画『南画』の系譜に、近代的な感覚を取り入れた『新南画』と位置付けることができます。“南画の印象派”とも呼べる小杉放菴の魅力を存分にお楽しみください。
また、小杉放菴記念日光美術館が所蔵する、明治・大正期に内外の画家が、日光の社寺や風景を描いた水彩画のコレクションも併せてご覧いただきます。
小杉放菴(こすぎほうあん 1881-1964)
現在の日光市に生まれる。はじめ五百城文哉に洋画を学び、小山正太郎主宰の不同舎に入門して小杉未醒と号する。横山大観らと日本美術院を再興、洋画部を牽引するが後に春陽会を結成し小杉放菴(放庵)と号した。近代洋画の大家として名を遺すが、その生涯で多くの日本画も描いた。
作家・出演者 | 小杉放菴 |
会場 | 八王子市夢美術館 (Hachioji Yume Art Museum, 하치오지시 유메 미술관) |
住所 | 192-0071 東京都八王子市八日町8-1 ビュータワー八王子 2F |
アクセス | 八王子駅(JR)北口 徒歩15分 京王八王子駅(京王線) 徒歩18分 |
会期 | 2024/11/16(土) - 2025/01/26(日) |
時間 | 10:00-19:00 ※入館は18:30まで |
休み | 月曜日、12月29日(日)~1月3日(金)、1月14日(火) ※ただし、1月13日(月)は開館 |
観覧料 | 一般 1000円 学生(高校生以上)・65歳以上 500円 中学生以下 無料 |
ウェブサイト |