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死体写真家 釣崎清隆 活動30周年記念写真展「DEATH 1994~2024」

新宿眼科画廊 スペースM、S、E

2024/09/20(金) - 10/02(水)

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Image 3992
死体を撮り続けて30年になる。
私は世界の危険地帯で死の現場を巡りながら、死体という究極の被写体と格闘する命懸けの挑戦にやりがいと誇りをもって取り組んできた。
一方でこの三十年は、表現の自由を懸けた戦いの日々でもあった。
死体の過激表現は九〇年代当初から苛烈な批判に晒され、発表の場を制限されてきた。近年はますます世界の漂白が進み、もはや活動を続けていられること自体が奇跡のようである。
世界は残酷である。そのことを前提に世界、歴史を見ると 美しく生き死にした人々の痕跡が満天の星空のごとく輝いて見えるのだ。
私の仕事は路傍に斃れた名もなき死者に名前を与える仕事と信じている。

釣崎清隆


TSURISAKI Kiyotaka / 釣崎 清隆

〔プロフィール〕
写真家、映画監督、文筆家。
1966年富山県生まれ。
慶應義塾大学文学部卒。
学生時代から自主映画制作、文筆活動に従事し、AV監督を経て1994年から写真家として活動開始。
ヒトの死体を被写体にタイ、コロンビア、メキシコ、ロシア、パレスチナなど世界各国の無法地帯、紛争地域を取材してきた。​

〔著作〕
2000「世界残酷紀行 死体に目が眩んで」(リトル・モア)
2011「死者の書」(三才ブックス)
2017「原子力戦争の犬たち」(東京キララ社)

〔写真集〕
1996「danse macabre to the HARDCORE WORKS(ハードコア・ワークス)」(NGP)
2006「REVELATIONS」(Editions IMHO / DWW)
2006「REQUIEM DE LA RUE MORGUE」(Editions IMHO / DWW)
2012「DEATH: Photography 1994-2011」(Creation Books)
2018「THE DEAD」(東京キララ社)
2023「THE LIVING」(東京キララ社)​

〔映画〕
1999「死化粧師オロスコ(OROZCO EL EMBALSAMADOR)」(オロスコ製作委員会 / V&Rプランニング)
・2001年モントリオール世界映画祭Cinema of Tomorrow部門正式出品
・第4回ボゴタ国際ドキュメンタリー展正式出品
2007「ジャンクフィルム 釣崎清隆残酷短編集(JUNK FILMS the collected short shockumentaries of Tsurisaki Kiyotaka)」(オロスコ製作委員会 / アップリンク)
・2008年ロッテルダム国際映画祭Time&Tide部門正式出品
・第10回テッサロニキドキュメンタリー映画祭Recording of Memory部門正式出品
2012「ウェイストランド(THE WASTELAND)」(オロスコ製作委員会 / 音楽:Corrupted「El Mundo Frio」)

〔Twitter〕
@tsurisaki

〔Instagram〕
@tsurisakik

〔facebook〕
https://www.facebook.com/kiyotaka.tsurisaki

出典

作家・出演者釣崎清隆
会場新宿眼科画廊しんじゅく がんか がろう (Shinjuku Ophthalmologist(Ganka) Gallery) スペースM、S、E
住所
160-0022
東京都新宿区新宿5-18-11
アクセス
東新宿駅(都営大江戸線, 東京メトロ副都心線) 徒歩6分
新宿三丁目駅(東京メトロ丸ノ内線, 副都心線, 都営新宿線) 徒歩7分
新宿駅(JR)東口 徒歩12分
会期2024/09/20(金) - 10/02(水)
時間12:00-20:00(水曜日 12:00-17:00)
休み木曜日
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