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山根一晃「十一日目 - 多境域 - 新たな語り部を待ちながら」

デカメロン

2024/08/07(水) - 27(火)

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Image 3815
この度デカメロンは山根一晃による個展「十一日目 - 多境域 - 新たな語り部を待ちながら」を8/7~8/27まで開催致します。是非ご高覧下さい。

山根は1982年広島県生まれ。2010年東京造形大学大院造形研究科(修士課程)造形専攻美術研究領域修了。コンセプチュアリズムと、もの派の精神を受け継ぎ、アイロニカルでユーモアに芸術概念を再考しながらも、場と事物に関しての存在論をもとに、実在と非実在、物質と非物質のあり方について制作している。近年の主な展覧会に「メディウムとディメンション:Liminal」(柿の木荘、新宿、東京、2022)、「現代地方譚8 - アーティスト・イン・レジデンス須崎 -」(すさきまちかどギャラリー、高知、2021)などがある。
また2016年にプロジェクト・スペース「statements」を設立している。

「十一日目 - 多境域 - 新たな語り部を待ちながら」に寄せて

ほんの些細な差異に気が付かず、経験則から断定してしまう事や、差異の有無やそれらが生じてしまう事を前提とした上でそれでも尚分かり合えるという期待。そのような矛盾に屡々気が付かない時がある。

境涯と環境。

そもそも一卵性双生児でさえほぼ同じDNAを持つにも関わらず、微細な差異により個人が持つ特性に差が生じてしまう程だ。(※筆者はネガティブな思いで記していない)
本展に於ける山根のアプローチは折衷や中庸という表現を「私は」用いたくなる。展覧会の解説や手引きとなり得る文章は控え、山根との対話で印象的だった一言を記し、締め括りとしたい。

「解釈は無限に広がるし、それには誰かが何かを入れたくなる箱なんだと思うよ。」
文責:黒瀧

また、本展と並び伊勢丹新宿店本館1Fウィンドウディスプレイと無印良品新宿靖国通り店でも作品を御鑑賞/御覧頂けます。
是非とも併せてお越し下さい。

SHINJUKU ART WEEK
会期:2024年8月7日(水) - 8月27日(火)
伊勢丹新宿店本館1階 ウィンドウ
SHINJUKU ART WEEK WEBSITE https://www.mistore.jp/shopping/event/shinjuku_e/shinjuku_artweek_10

山根一晃制作のプリントTシャツが無印良品新宿靖国通りで購入できます。
新宿アート工房(※無印良品新宿靖国通り店限定)
住所:東京都新宿区新宿3-15-15 新宿ピカデリー B1~2F
電話:03-5367-2710
対象商品の代金+1000円で購入できます。※詳しくは無印店舗、スタッフにお尋ねください。

出典

作家・出演者山根一晃
会場デカメロンでかめろん (Decameron)
住所
160-0021
東京都新宿区歌舞伎町1-12-4 2F
アクセス
西武新宿駅(西武新宿線) 徒歩3分
新宿駅(JR) 徒歩5分
新宿3丁目駅(東京メトロ丸ノ内線, 副都心線, 都営新宿線) 徒歩6分
会期2024/08/07(水) - 27(火)
時間18:00-26:00
(24時以降のご鑑賞はご一報下さい)
休み日曜日、月曜日
観覧料¥500
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