古代ローマの大プリニウスの『博物誌』には、コリントの陶器商の娘が旅立つ恋人の姿を残しておくために壁に影をかたどったというギリシア人の説話が書かれています。この物語は、18世紀後半から19世紀初めには、絵画の起源として引き合いに出されました。そして実際、ヨーロッパの美術の歴史を見てみると、「ひとを描く」ことは作品制作の重要な要素のひとつでした。たとえばエドゥアール・マネやポール・セザンヌの自画像は、自らの技量を示すことのできる題材であると同時に、さまざまな新しい表現の実験の場でもありました。ピエール=オーギュスト・ルノワールの手がけた肖像画は、画家にとって重要な生活の糧となっていました。また、物語に登場する人物を描いた作品も あります。この展覧会では石橋財団コレクションから、古代ギリシア陶器と近代ヨーロッパの絵画作品などの合計85 点で、人物表現の豊かさをご紹介します。
同時開催
ジャム・セッション 石橋財団コレクション×毛利悠子—ピュシスについて(6階 展示室)
石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 マティスのアトリエ(4階 展示室)
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ジャム・セッション 石橋財団コレクション×毛利悠子—ピュシスについて(6階 展示室)
石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 マティスのアトリエ(4階 展示室)
作家・出演者 | ピエール=オーギュスト・ルノワール, エヴァ・ゴンザレス, ポール・セザンヌ, アンドレ・ドラン, アンリ・マティス, 長谷川路可, アルベルト・ジャコメッティ, パブロ・ピカソ |
会場 | アーティゾン美術館 (Artizon Museum, 아티즌 미술관, ARTIZON美术馆) 5F 展示室 |
住所 | 104-0031 東京都中央区京橋1-7-2 |
アクセス | 日本橋駅(東京メトロ銀座線, 東西線, 都営浅草線)B1出口 徒歩5分 京橋駅(東京メトロ銀座線)6, 7番出口 徒歩5分 東京駅(JR)八重洲中央口 徒歩5分 |
会期 | 2024/11/02(土) - 2025/02/09(日) |
時間 | 10:00-18:00 ※入館は閉館の30分前まで ※祝日を除く毎週金曜日は20:00まで |
休み | 月曜日、11月5日、12月28日ー1月3日、1月14日 ※ただし、11月4日(月)、1月13日(月)は開館 |
観覧料 | ウェブ予約チケット 1,200円 窓口販売チケット 1,500円 大学生・専門学校生・高校生 無料(要ウェブ予約。入館時に学生証か生徒手帳をご提示ください) 障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名 無料(予約不要。入館時に障がい者手帳をご提示ください) 中学生以下の方 無料(予約不要。入館時に学生証か生徒手帳をご提示ください) ※日時指定予約制 ※予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットをご購入いただけます。 ※この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます。 |
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