この度、ニュースペース パでは、YUMI ADACHI CONTEMPORARYとの共同企画で岩岡純子、利部志穂、長瀬敦嗣、前畑裕司、三原回によるグループ展「デペイゼ / 旅と庭」を開催いたします。
画集などの印刷物から名画の中の人物を切り抜き、新たに描いた背景の中に再配置することで、ときにコミカルに、ときにクリティカルな気づきを鑑賞者に与える岩岡。生活の中にある物事を素材に、移動させ、組み替え、破壊し、またそれらを繰り返し、彫刻的視点によって空間を構成する利部。飲み会などの痕跡を淡いタッチで描き続け、恣意的な記憶を既視感と未視感の混在する匿名的で普遍的な記憶に変化させる長瀬。土産物を中心に日本的なモチーフをサンプリングし、西洋美術史的視点で日本画をシニカルに再解釈する前畑。死生観など普遍的なテーマを仮定したときに生じる様々な「距離」をコンセプトに、ペインティングやインスタレーション、映像作品などを制作する三原。
本展はこの5人のアーティストが、表題である「デペイゼ」をキーワードにポストパンデミック社会における「旅」と「庭」の在り方について各々の作品を通して考え、また浮き彫りにする試みです。
展覧会ステイトメント
http://mihalab.jp/works/exhibition_depayser_statement.html
[デペイゼ/旅と庭]
2024 7.20(土) - 7.28(日)
open 13:00 - 20:00
close 7.24(火)、25(水)
◼︎アーティスト
岩岡純子 / Sumiko Iwaoka
1982年千葉県生まれ。2009年東京芸術大学大学院美術研究科修了。
「有名な美術作品の実物をみる時間よりも、カタログにプリントされた図版をみる時間の方が長い」という経験と事実に基づき、展覧会図録やオークションカタログに掲載される美術を含む様々なイメージを操作し、時代背景・歴史等と現在の私の生活環境との差異を突き合わせ作品に反映させた絵画作品を手がけている。
近年の主な展覧会に個展「中之島を、歩くひと」(2023年 YOD Gallery)、「Landscape」(2020年 オークウッドアパートメントホテル六本木セントラル)、グループ展多数。2020年シェル美術賞入選。
HP : https://www.sumikoiwaoka.com/
Instaglam : https://www.instagram.com/sumiko_iwaoka_/
利部志穂 / Shiho Kagabu
1981年神奈川県生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。2014年KAKEHASHI Project にてニューヨーク、LA滞在。2017年より文化庁新進芸術家海外研修制度の助成を得て、2年間ミラノを拠点に活動。現在は東京都在住。
都市空間、生活の中で溢れた不要となったものや、建材など、様々なものを組み替え彫刻する、大規模なインスタレーションを始め、食べ物や風景、身体感覚を揺さぶる映像、写真、パフォーマンス、ペインティング、アースワーク、言葉など、日常の身近な作法から宇宙的空間へ、時空を横断する作品を展開する。
個展「言霊のさきわう地ー天照、ヘリオス、カーネの夢」KAYOKOYUKI、CADAN有楽町(東京、2024)、個展「The Hero's Journey-昼と夜のあいだ」ArtCenterOngoing(東京、2024)、AWT VIDEO“Woman Was the Sun,” curated by Chus Martínez(東京、2023)、個展「反復運動-エリヤの休息」gallery21yo-j(東京、2022)、films - デイザー•イン•トーキョーFebgallery Tokyo(東京、2022)、個展「水平考 ぼくは、空飛ぶ、夢をみる。ホシが、泪が、流れない。」多摩美術大学彫刻棟ギャラリー(東京、2021)、「DOMANI・明日展 2021」国立新美術館(東京、2021)、「メイド・イン・フチュウ 公開制作の20年」府中市美術館(東京、2021.2020)、個展「マントルプルーム ― イザナミ、ペレの怒り。」KAYOKOYUKI(東京、2019)、個展「Dipende」Tempio del Futuro Perduto(ミラノ、イタリア、2018)、「所沢ビエンナーレ ”引込線2015”」旧所沢市立第2学校給食センター(埼玉、2015)、「アーティスト・ファイル2013 ー 現代の作家たち」国立新美術館(東京、2013)、「発信//板橋//2011 けしきをいきる」板橋区立美術館(東京、2011)、「VOCA展2010」上野の森美術館(東京、2010)、個展「返る 見る 彼は、川を渡り、仕事へ向かう公開制作51」府中市美術館(東京、2011.2010)、「back to the drawing board “もう一度始めから再構築する”」geh8 Kunstraum und Ateliers e.V.(ドイツ、2010)など。
HP : http://kagabu.com/
Instaglam : https://www.instagram.com/shihokagabu/
長瀬敦嗣 / Atsushi Nagase
岐阜県高山市生まれ、東京都在住。2012年より制作活動を開始。
近年は「I wish I could hang out with you again」をテーマに掲げ、絵画作品を制作。
2020年、渋谷区神宮前にニュースペース パをオープンし運営中。
HP : https://atsushinagase.mystrikingly.com/
Instaglam : https://www.instagram.com/a2cngs/
前畑裕司 / Yuji Maehata
1986年愛知県名古屋市生まれ。愛知県立芸術大学大学院修士課程日本画領域修了。
雑誌や広告、インターネット上の画像など、身の回りにある既存のイメージを用いて制作を行う。近年は「JAPANESE PAINPING?」 というシリーズにて、日本画や絵画の枠組みを意識させるような作品を発表している。
2020年神宮前原宿にてニュースペース パをオープン。不定期に企画展示やイベントを開催。
主な展覧会に「富士の美II」gallery N(愛知、2023)、「practice」ニュースペース パ(東京、2023)、「SOUVENIR」gallery N(愛知、2021)、「富士の美」gallery N 神田社宅(東京、2020)、「JPNP?(ジャパニーズペインティング?)」gallery N 神田社宅(東京、2018)など。
Instaglam : https://www.instagram.com/pateo3/
三原回 / Qay Mihara
1987年東京都生まれ。2017年美学校修了。 アーティスト。スノッブ。エターナリスト。現代美食家。現代庭師。野心家。愛犬家。パラレルなコマーシャルギャラリー YUMI ADACHI CONTEMPORARY チーフ・エグゼクティブ・オーガナイザー。遅四グランプリ実行委員会副会長。
死生観や、メディアを仲介することによる距離(または近さ)などをコンセプトに、既製品や映像を用いたインスタレーション、ペインティングなど技法や素材に捉われない作品を発表。 映画や美術史を引用し、不死追求(トランスヒューマニズム)やパラレルワールドなど SF的視点を作品に取り入れる。手塚治虫著「火の鳥 太陽編」に登場する不死追及思想“エターナリズム”を信奉し、絵画の持つ永遠性への憧憬から反復運動を繰り返すインスタレーションなどを制作する。
Instaglam : https://www.instagram.com/q_mihara/
HP : http://mihalab.jp/
YUMI ADACHI CONTEMPORARY
アーティストの三原回が「架空のコマーシャルギャラリー」というコンセプトで 2019年に東京墨田区を拠点に立ち上げる。
東京の拠点として世界最小のアートコンプレックス “文華連邦” 内にスペースを構えるが2023年に撤退。 現在は特定の物件を持たずに展覧会やイベントの企画をおこなう。また東京拠点と並行し、神奈川県平塚市にはVIP向けの招待制ビュールーム YUMI ADACHI CONTEMPORARY MIAMI SHOWROOM(三原の自宅)も開設。不定期でクローズドなイベントを開催している。
Instaglam : https://www.instagram.com/yumi_adachi_contemporary/
◼︎イベント
・アーティストトーク&オープニングパーティー
7.20(土) 18:00-
1drink + 投げ銭
*予約不要。定員を超える場合、入場をお断りするまたはお待ちいただく可能性があります。予めご了承ください。
画集などの印刷物から名画の中の人物を切り抜き、新たに描いた背景の中に再配置することで、ときにコミカルに、ときにクリティカルな気づきを鑑賞者に与える岩岡。生活の中にある物事を素材に、移動させ、組み替え、破壊し、またそれらを繰り返し、彫刻的視点によって空間を構成する利部。飲み会などの痕跡を淡いタッチで描き続け、恣意的な記憶を既視感と未視感の混在する匿名的で普遍的な記憶に変化させる長瀬。土産物を中心に日本的なモチーフをサンプリングし、西洋美術史的視点で日本画をシニカルに再解釈する前畑。死生観など普遍的なテーマを仮定したときに生じる様々な「距離」をコンセプトに、ペインティングやインスタレーション、映像作品などを制作する三原。
本展はこの5人のアーティストが、表題である「デペイゼ」をキーワードにポストパンデミック社会における「旅」と「庭」の在り方について各々の作品を通して考え、また浮き彫りにする試みです。
展覧会ステイトメント
http://mihalab.jp/works/exhibition_depayser_statement.html
[デペイゼ/旅と庭]
2024 7.20(土) - 7.28(日)
open 13:00 - 20:00
close 7.24(火)、25(水)
◼︎アーティスト
岩岡純子 / Sumiko Iwaoka
1982年千葉県生まれ。2009年東京芸術大学大学院美術研究科修了。
「有名な美術作品の実物をみる時間よりも、カタログにプリントされた図版をみる時間の方が長い」という経験と事実に基づき、展覧会図録やオークションカタログに掲載される美術を含む様々なイメージを操作し、時代背景・歴史等と現在の私の生活環境との差異を突き合わせ作品に反映させた絵画作品を手がけている。
近年の主な展覧会に個展「中之島を、歩くひと」(2023年 YOD Gallery)、「Landscape」(2020年 オークウッドアパートメントホテル六本木セントラル)、グループ展多数。2020年シェル美術賞入選。
HP : https://www.sumikoiwaoka.com/
Instaglam : https://www.instagram.com/sumiko_iwaoka_/
利部志穂 / Shiho Kagabu
1981年神奈川県生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。2014年KAKEHASHI Project にてニューヨーク、LA滞在。2017年より文化庁新進芸術家海外研修制度の助成を得て、2年間ミラノを拠点に活動。現在は東京都在住。
都市空間、生活の中で溢れた不要となったものや、建材など、様々なものを組み替え彫刻する、大規模なインスタレーションを始め、食べ物や風景、身体感覚を揺さぶる映像、写真、パフォーマンス、ペインティング、アースワーク、言葉など、日常の身近な作法から宇宙的空間へ、時空を横断する作品を展開する。
個展「言霊のさきわう地ー天照、ヘリオス、カーネの夢」KAYOKOYUKI、CADAN有楽町(東京、2024)、個展「The Hero's Journey-昼と夜のあいだ」ArtCenterOngoing(東京、2024)、AWT VIDEO“Woman Was the Sun,” curated by Chus Martínez(東京、2023)、個展「反復運動-エリヤの休息」gallery21yo-j(東京、2022)、films - デイザー•イン•トーキョーFebgallery Tokyo(東京、2022)、個展「水平考 ぼくは、空飛ぶ、夢をみる。ホシが、泪が、流れない。」多摩美術大学彫刻棟ギャラリー(東京、2021)、「DOMANI・明日展 2021」国立新美術館(東京、2021)、「メイド・イン・フチュウ 公開制作の20年」府中市美術館(東京、2021.2020)、個展「マントルプルーム ― イザナミ、ペレの怒り。」KAYOKOYUKI(東京、2019)、個展「Dipende」Tempio del Futuro Perduto(ミラノ、イタリア、2018)、「所沢ビエンナーレ ”引込線2015”」旧所沢市立第2学校給食センター(埼玉、2015)、「アーティスト・ファイル2013 ー 現代の作家たち」国立新美術館(東京、2013)、「発信//板橋//2011 けしきをいきる」板橋区立美術館(東京、2011)、「VOCA展2010」上野の森美術館(東京、2010)、個展「返る 見る 彼は、川を渡り、仕事へ向かう公開制作51」府中市美術館(東京、2011.2010)、「back to the drawing board “もう一度始めから再構築する”」geh8 Kunstraum und Ateliers e.V.(ドイツ、2010)など。
HP : http://kagabu.com/
Instaglam : https://www.instagram.com/shihokagabu/
長瀬敦嗣 / Atsushi Nagase
岐阜県高山市生まれ、東京都在住。2012年より制作活動を開始。
近年は「I wish I could hang out with you again」をテーマに掲げ、絵画作品を制作。
2020年、渋谷区神宮前にニュースペース パをオープンし運営中。
HP : https://atsushinagase.mystrikingly.com/
Instaglam : https://www.instagram.com/a2cngs/
前畑裕司 / Yuji Maehata
1986年愛知県名古屋市生まれ。愛知県立芸術大学大学院修士課程日本画領域修了。
雑誌や広告、インターネット上の画像など、身の回りにある既存のイメージを用いて制作を行う。近年は「JAPANESE PAINPING?」 というシリーズにて、日本画や絵画の枠組みを意識させるような作品を発表している。
2020年神宮前原宿にてニュースペース パをオープン。不定期に企画展示やイベントを開催。
主な展覧会に「富士の美II」gallery N(愛知、2023)、「practice」ニュースペース パ(東京、2023)、「SOUVENIR」gallery N(愛知、2021)、「富士の美」gallery N 神田社宅(東京、2020)、「JPNP?(ジャパニーズペインティング?)」gallery N 神田社宅(東京、2018)など。
Instaglam : https://www.instagram.com/pateo3/
三原回 / Qay Mihara
1987年東京都生まれ。2017年美学校修了。 アーティスト。スノッブ。エターナリスト。現代美食家。現代庭師。野心家。愛犬家。パラレルなコマーシャルギャラリー YUMI ADACHI CONTEMPORARY チーフ・エグゼクティブ・オーガナイザー。遅四グランプリ実行委員会副会長。
死生観や、メディアを仲介することによる距離(または近さ)などをコンセプトに、既製品や映像を用いたインスタレーション、ペインティングなど技法や素材に捉われない作品を発表。 映画や美術史を引用し、不死追求(トランスヒューマニズム)やパラレルワールドなど SF的視点を作品に取り入れる。手塚治虫著「火の鳥 太陽編」に登場する不死追及思想“エターナリズム”を信奉し、絵画の持つ永遠性への憧憬から反復運動を繰り返すインスタレーションなどを制作する。
Instaglam : https://www.instagram.com/q_mihara/
HP : http://mihalab.jp/
YUMI ADACHI CONTEMPORARY
アーティストの三原回が「架空のコマーシャルギャラリー」というコンセプトで 2019年に東京墨田区を拠点に立ち上げる。
東京の拠点として世界最小のアートコンプレックス “文華連邦” 内にスペースを構えるが2023年に撤退。 現在は特定の物件を持たずに展覧会やイベントの企画をおこなう。また東京拠点と並行し、神奈川県平塚市にはVIP向けの招待制ビュールーム YUMI ADACHI CONTEMPORARY MIAMI SHOWROOM(三原の自宅)も開設。不定期でクローズドなイベントを開催している。
Instaglam : https://www.instagram.com/yumi_adachi_contemporary/
◼︎イベント
・アーティストトーク&オープニングパーティー
7.20(土) 18:00-
1drink + 投げ銭
*予約不要。定員を超える場合、入場をお断りするまたはお待ちいただく可能性があります。予めご了承ください。
作家・出演者 | 岩岡純子, 利部志穂, 長瀬敦嗣, 前畑裕司, 三原回 |
会場 | ニュースペース パ (New Space PA) |
住所 | 150-0001 東京都渋谷区神宮前2-20-9 ホワイトビル1F |
アクセス | 外苑前駅(東京メトロ銀座線)3番口 徒歩10分 北参道駅(東京メトロ副都心線)2番口 徒歩11分 明治神宮前駅(東京メトロ千代田線, 副都心線, 小田急小田原線)5番口 徒歩11分 原宿駅(JR山手線)竹下口 徒歩12分 千駄ヶ谷駅(JR中央本線, 総武本線) 徒歩12分 国立競技場駅(都営大江戸線)A2口 徒歩13分 表参道駅(東京メトロ千代田線, 銀座線, 半蔵門線, 小田急小田原線)A2口 徒歩15分 |
会期 | 2024/07/20(土) - 28(日) |
時間 | 13:00-20:00 |
休み | 7.23(火)、24(水) |
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