21_21 DESIGN SIGHTでは、2024年9月27日より企画展「ゴミうんち展」を開催します。展覧会ディレクターには、佐藤 卓と竹村眞一の2名を迎えます。
世界は循環しています。さまざまな時間軸のなかで、ひとつのかたちに留まることなく、動き続け、多様に影響し合い、複雑に巡っています。その結果、いわゆる自然界においては、ゴミもうんちもただそのまま残り続けるものはほとんどありませんでした。しかし、いま人間社会では、その両者の存在は大きな問題となっていますし、文化的にもどこか見たくないものとして扱われています。ゴミ捨て場や水洗トイレは、まるでブラックボックスのように、私たちが忘れるための装置として機能してきたかもしれません。完全に消えてしまうものなんて、ないのにも関わらず。
本展では、身の回りから宇宙までを見渡し、さまざまな「ゴミうんち」を扱います。そして、ゴミうんちを含む世界の循環を「pooploop」と捉えます。これまで目を背けてきた存在にもう一度向き合うと、社会問題だけではないさまざまな側面が見えてきました。すぐ燃やすのでも水に流すのでもなく、じっくり観察し、単純化せずに新しい態度で向き合うと、語りきれないほどの不思議や好奇心に出合えました。ゴミうんちという新しい概念をきっかけに、人工物のデザインも同じようにできないのかと考えた本展は、世界の循環に向き合う実験の場でもあります。決して止まることのないこの世界。欠けていたパーツがピタリとはまると、きっと新たなループが巡りはじめます。
世界は循環しています。さまざまな時間軸のなかで、ひとつのかたちに留まることなく、動き続け、多様に影響し合い、複雑に巡っています。その結果、いわゆる自然界においては、ゴミもうんちもただそのまま残り続けるものはほとんどありませんでした。しかし、いま人間社会では、その両者の存在は大きな問題となっていますし、文化的にもどこか見たくないものとして扱われています。ゴミ捨て場や水洗トイレは、まるでブラックボックスのように、私たちが忘れるための装置として機能してきたかもしれません。完全に消えてしまうものなんて、ないのにも関わらず。
本展では、身の回りから宇宙までを見渡し、さまざまな「ゴミうんち」を扱います。そして、ゴミうんちを含む世界の循環を「pooploop」と捉えます。これまで目を背けてきた存在にもう一度向き合うと、社会問題だけではないさまざまな側面が見えてきました。すぐ燃やすのでも水に流すのでもなく、じっくり観察し、単純化せずに新しい態度で向き合うと、語りきれないほどの不思議や好奇心に出合えました。ゴミうんちという新しい概念をきっかけに、人工物のデザインも同じようにできないのかと考えた本展は、世界の循環に向き合う実験の場でもあります。決して止まることのないこの世界。欠けていたパーツがピタリとはまると、きっと新たなループが巡りはじめます。
作家・出演者 | 井原宏蕗, veig, 岡崎智弘, 小倉ヒラク, Alternative Machine, 狩野佑真, 北千住デザイン, Zach Lieberman, 佐藤卓, 清水彩香, STUDIO SWINE, 高尾俊介, 竹村眞一, TatsuyaM, 角尾舞, Dave Whyte, 中山晃子, 蓮沼執太, マイク・ケリー, 松井利夫, 山野英之, 吉田勝信, 吉本天地, 他 |
会場 | 21_21 DESIGN SIGHT |
住所 | 107-0052 東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン |
アクセス | 六本木駅(都営大江戸線) 徒歩5分 六本木駅(東京メトロ日比谷線) 徒歩5分 乃木坂駅(千代田線) 徒歩5分 |
会期 | 2024/09/27(金) - 2025/02/16(日) |
時間 | 10:00-19:00 *入場は18:30まで |
休み | 火曜日(2月11日は開館)、年末年始(12月27日 - 1月3日) |
観覧料 | 一般 1,400円 大学生 800円 高校生 500円 中学生以下 無料 障害者手帳をお持ちの方と、その付き添いの方1名 無料 ※中学生、高校生、大学生(高専、専門学校、専修学校生含む)は生徒手帳、学生証をご提示ください。高校生以上の方は、ご提示がない場合は一般料金の適用となります |
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