19世紀末から第一次世界大戦が勃発するまでの間、フランスが平和と豊かさを享受することが出来たベル・エポックの時代、芸術を生み出す活気と自由な雰囲気に満ち溢れる中、フォーヴィスム、キュビスムなどの新しい美術が芽吹いて花咲き、やがて表現の到達点のひとつとして抽象絵画が目覚めました。その後の抽象絵画の展開は、20世紀の絵画表現を牽引し、その潮流は同時期の日本にも及びました。
この展覧会は、印象派を起点として、世紀初頭の革新的な絵画運動を経て抽象絵画が生まれ、2つの大戦を経てさらに展開していく様子を、おおよそ1960年代まで、フランスを中心としたヨーロッパ、アメリカ、そして日本の動向を中心に展観するものです。
本展では、石橋財団コレクションから新収蔵作品* 95点を含む約150点、国内外の美術館、個人コレクション等から約100点、あわせて約250点の作品を、アーティゾン美術館の全展示室を使ってご紹介いたします。
*新収蔵作品・・・当館の前身であるブリヂストン美術館が休館した2015年以降に収蔵された作品を指す。
展覧会構成 *( )内は主な出品作家
1.抽象芸術の源泉
(ポール・セザンヌ、エドゥアール・マネ、フィンセント・ファン・ゴッホ、ポール・ゴーガン、オディロン・ルドン、クロード・モネ、他)
2. フォーヴィスムとキュビスム
(アンリ・マティス、アンドレ・ドラン、モーリス・ド・ヴラマンク、ラウル・デュフィ、パブロ・ピカソ、ジョルジュ・ブラック、ジャン・メッツァンジェ、フェルナン・レジェ、ロベール・ドローネー、他)
3. オルフィスム、未来派、青騎士、バウハウス、デ・スティル、アプストラクシオン=クレアシオン
(フランティセック・クプカ、ル・コルビュジエ、ヴァシリー・カンディンスキー、パウル・クレー、ピート・モンドリアン、コンスタンティン・ブランクーシ、ジョージア・オキーフ、他)
4.日本における抽象絵画の萌芽と展開
(恩地孝四郎、萬鉄五郎、古賀春江、長谷川三郎、岡本太郎、他)
5.熱い抽象と叙情的抽象
(ヴォルス、ジャン・フォートリエ、ジョルジュ・マチュー、モーリス・エステーヴ、マリア=エレナ・ヴィエラ・ダ・シルヴァ、アンス・アルトゥング、ピエール・スーラージュ、ザオ・ウーキー、堂本尚郎、菅井汲、他)
6.トランス・アトランティック-ピエール・マティスとその周辺
(ジャン・デュビュッフェ、ジョアン・ミロ、マルセル・デュシャン、他)
7.抽象表現主義
(アーシル・ゴーキー、ハンス・ホフマン、ウィレム・デ・クーニング、ジャクソン・ポロック、マーク・ロスコ、サム・フランシス、アド・ラインハート、アドルフ・ゴットリーブ、エレイン・デ・クーニング、ヘレン・フランケンサーラー、リー・クラズナー、ジョアン・ミッチェル、イサム・ノグチ、他)
8. 戦後日本の抽象絵画の展開(1960年代まで)
(山口長男、オノサト・トシノブ、草間彌生、桂ゆき、斎藤義重、川端実、杉全直、猪熊弦一郎、岡田謙三、瑛九、他)
9.具体美術協会
(吉原治良、白髪一雄、田中敦子、金山明、村上三郎、元永定正、正延正俊、他)
10. 瀧口修造と実験工房
(瀧口修造、山口勝弘、福島秀子、北代省三)
11.戦後抽象作家のその後-アルトゥング、スーラージュ、ザオ・ウーキー
(アンス・アルトゥング、ピエール・スーラージュ、ザオ・ウーキー)
12.現代の作家たち
(リタ・アッカーマン、鍵岡リグレ アンヌ、婁正綱(ろうせいこう)、津上みゆき、柴田敏雄、髙畠依子、横溝美由紀)
主催
公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
この展覧会は、印象派を起点として、世紀初頭の革新的な絵画運動を経て抽象絵画が生まれ、2つの大戦を経てさらに展開していく様子を、おおよそ1960年代まで、フランスを中心としたヨーロッパ、アメリカ、そして日本の動向を中心に展観するものです。
本展では、石橋財団コレクションから新収蔵作品* 95点を含む約150点、国内外の美術館、個人コレクション等から約100点、あわせて約250点の作品を、アーティゾン美術館の全展示室を使ってご紹介いたします。
*新収蔵作品・・・当館の前身であるブリヂストン美術館が休館した2015年以降に収蔵された作品を指す。
展覧会構成 *( )内は主な出品作家
1.抽象芸術の源泉
(ポール・セザンヌ、エドゥアール・マネ、フィンセント・ファン・ゴッホ、ポール・ゴーガン、オディロン・ルドン、クロード・モネ、他)
2. フォーヴィスムとキュビスム
(アンリ・マティス、アンドレ・ドラン、モーリス・ド・ヴラマンク、ラウル・デュフィ、パブロ・ピカソ、ジョルジュ・ブラック、ジャン・メッツァンジェ、フェルナン・レジェ、ロベール・ドローネー、他)
3. オルフィスム、未来派、青騎士、バウハウス、デ・スティル、アプストラクシオン=クレアシオン
(フランティセック・クプカ、ル・コルビュジエ、ヴァシリー・カンディンスキー、パウル・クレー、ピート・モンドリアン、コンスタンティン・ブランクーシ、ジョージア・オキーフ、他)
4.日本における抽象絵画の萌芽と展開
(恩地孝四郎、萬鉄五郎、古賀春江、長谷川三郎、岡本太郎、他)
5.熱い抽象と叙情的抽象
(ヴォルス、ジャン・フォートリエ、ジョルジュ・マチュー、モーリス・エステーヴ、マリア=エレナ・ヴィエラ・ダ・シルヴァ、アンス・アルトゥング、ピエール・スーラージュ、ザオ・ウーキー、堂本尚郎、菅井汲、他)
6.トランス・アトランティック-ピエール・マティスとその周辺
(ジャン・デュビュッフェ、ジョアン・ミロ、マルセル・デュシャン、他)
7.抽象表現主義
(アーシル・ゴーキー、ハンス・ホフマン、ウィレム・デ・クーニング、ジャクソン・ポロック、マーク・ロスコ、サム・フランシス、アド・ラインハート、アドルフ・ゴットリーブ、エレイン・デ・クーニング、ヘレン・フランケンサーラー、リー・クラズナー、ジョアン・ミッチェル、イサム・ノグチ、他)
8. 戦後日本の抽象絵画の展開(1960年代まで)
(山口長男、オノサト・トシノブ、草間彌生、桂ゆき、斎藤義重、川端実、杉全直、猪熊弦一郎、岡田謙三、瑛九、他)
9.具体美術協会
(吉原治良、白髪一雄、田中敦子、金山明、村上三郎、元永定正、正延正俊、他)
10. 瀧口修造と実験工房
(瀧口修造、山口勝弘、福島秀子、北代省三)
11.戦後抽象作家のその後-アルトゥング、スーラージュ、ザオ・ウーキー
(アンス・アルトゥング、ピエール・スーラージュ、ザオ・ウーキー)
12.現代の作家たち
(リタ・アッカーマン、鍵岡リグレ アンヌ、婁正綱(ろうせいこう)、津上みゆき、柴田敏雄、髙畠依子、横溝美由紀)
主催
公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
会場 | アーティゾン美術館 (Artizon Museum, 아티즌 미술관, ARTIZON美术馆) 6・5・4階 展示室 |
住所 | 104-0031 東京都中央区京橋1-7-2 |
アクセス | 日本橋駅(東京メトロ銀座線, 東西線, 都営浅草線)B1出口 徒歩5分 京橋駅(東京メトロ銀座線)6, 7番出口 徒歩5分 東京駅(JR)八重洲中央口 徒歩5分 |
会期 | 2023/06/03(土) - 08/20(日) |
時間 | 10:00-18:00 ※入館は閉館の30分前まで ※8/11を除く毎週金曜日は20:00まで |
休み | 月曜日(7月17日は開館)、7月18日 |
観覧料 | 一般 ウェブ予約 1,800 円 当日・窓口販売 2,000 円 大学生・専門学校生・高校生 無料 ※要ウェブ予約。入館時に学生証か生徒手帳をご提示ください。 ※ウェブ予約をされない場合は「当日チケット」(一般)をご購入ください。 障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名 無料 ※要ウェブ予約 ※入館時に障がい者手帳をご提示ください。 中学生以下の方 無料(予約不要) ウェブ予約チケット https://www.artizon.museum/ticket/ ※ウェブ予約チケット:各入館時間枠の終了10分前まで販売。 ※当日チケット:ウェブ予約チケットが完売していない場合のみ販売。 ※予約枠には上限があります。 |
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