展示概要
国立新美術館では2022年より新規事業として美術館のパブリックスペースを使った小企画シリーズ「NACT View」を開始しました。黒川紀章氏が設計した建築は、スペクタクルでありつつ、細部にまで意匠が凝らされています。多くの人が憩い、通り抜ける広場のようなパブリックスペースで、多くの皆さまに楽しんでいただけるよう、若手から中堅の美術家、デザイナー、建築家、映像作家を招聘し、現代の多様な表現をご紹介します。
第二回目には、2次元と3次元の融合をテーマに、実写にアニメーションを合成した映像やプロジェクションマッピングなど新しい切り口の作品を制作するアニメーション作家・築地のはら(つきじ・のはら、1994年生)の作品を展示します。
作家プロフィール
築地のはら(つきじ・のはら)
1994年、神奈川県生まれ。
東京造形大学 アニメーション専攻を卒業後、東京藝術大学大学院 メディア映像専攻を修了。
2次元と3次元の融合をテーマに、アニメーション(主にねずみのキャラクター)を用いて面白い表現を模索している。修了制作「向かうねずみ」では第6回 新千歳空港国際アニメーション映画祭 日本グランプリ、第23回 文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門 新人賞 などを受賞。2021年には初の個展「のはらのはらっぱ」(町田パリオ)を開催。
展示のみどころ
建築の特徴を生かしたプロジェクションマッピング
美術館内の様々な場所を縦横無尽に動き回るねずみのアニメーションが、建築が持つフォルムの面白さを引き出します。
美術館を探検しながら鑑賞するARアニメーション
専用のARアプリを用い、スマートフォンの画面でアニメーションを楽しむことができる参加型のバーチャル展示です。
展示作品
《ねずみっけ》(プロジェクションマッピング/ARアニメーション)
「NACT View」シリーズ2回目となる本展では、目を引くビビッドカラーのねずみが館内の様々な場所に出没します。メイン展示として、エントランスロビー中央の2つのコンクリートコーンを含むカフェスペースと、乃木坂駅からの連絡通路という2つの空間にプロジェクションマッピングを展開しました。美術館を訪れた来館者がふと目を向けると、動くねずみの姿を意外な場所に発見することができるでしょう。ねずみは黒川建築の個性的な構造物の上を伸び伸びと動き回り、空間全体へと視線を誘ってくれます。また、本企画では専用のアプリを用いて、スマートフォン等の画面でARアニメーションを鑑賞することができます。フロアに元々あるマークや新たに設置されたパネルの「ターゲット」を探して、館内を歩いてみてください。
『ねずみっけ AR』アプリダウンロードURL
・iOS
https://apps.apple.com/jp/app/%E3%81%AD%E3%81%9A%E3%81%BF%E3%81%A3%E3%81%91ar/id1662113060
・Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.NACTView02.Nezumikke
※一部の機種には対応しておりません。
「NACT View」とは
「NACT View」は、若手から中堅の美術家、デザイナー、建築家、映像作家といった様々なジャンルの作家を、国立新美術館のパブリックスペースを使用して紹介する新たな小企画シリーズです。シリーズ名は、英語の館名「The National Art Center, Tokyo」の略称「NACT」と、「眺め、風景/見方、考え方」を意味する「View」に由来します。国立新美術館のパブリックスペースは、展覧会を鑑賞する人だけでなく、カフェやレストラン、ライブラリーといった施設の利用者から、ただ建物を通り抜ける人まで、様々な人が行き交う場所です。「NACT View」は、このような空間に作品を展示することで、美術館を訪れるあらゆる人が、気軽に現代の表現に親しめる機会となることを目指しています。今後、本シリーズと連動したワークショップやトークなども行っていく予定です。
国立新美術館では2022年より新規事業として美術館のパブリックスペースを使った小企画シリーズ「NACT View」を開始しました。黒川紀章氏が設計した建築は、スペクタクルでありつつ、細部にまで意匠が凝らされています。多くの人が憩い、通り抜ける広場のようなパブリックスペースで、多くの皆さまに楽しんでいただけるよう、若手から中堅の美術家、デザイナー、建築家、映像作家を招聘し、現代の多様な表現をご紹介します。
第二回目には、2次元と3次元の融合をテーマに、実写にアニメーションを合成した映像やプロジェクションマッピングなど新しい切り口の作品を制作するアニメーション作家・築地のはら(つきじ・のはら、1994年生)の作品を展示します。
作家プロフィール
築地のはら(つきじ・のはら)
1994年、神奈川県生まれ。
東京造形大学 アニメーション専攻を卒業後、東京藝術大学大学院 メディア映像専攻を修了。
2次元と3次元の融合をテーマに、アニメーション(主にねずみのキャラクター)を用いて面白い表現を模索している。修了制作「向かうねずみ」では第6回 新千歳空港国際アニメーション映画祭 日本グランプリ、第23回 文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門 新人賞 などを受賞。2021年には初の個展「のはらのはらっぱ」(町田パリオ)を開催。
展示のみどころ
建築の特徴を生かしたプロジェクションマッピング
美術館内の様々な場所を縦横無尽に動き回るねずみのアニメーションが、建築が持つフォルムの面白さを引き出します。
美術館を探検しながら鑑賞するARアニメーション
専用のARアプリを用い、スマートフォンの画面でアニメーションを楽しむことができる参加型のバーチャル展示です。
展示作品
《ねずみっけ》(プロジェクションマッピング/ARアニメーション)
「NACT View」シリーズ2回目となる本展では、目を引くビビッドカラーのねずみが館内の様々な場所に出没します。メイン展示として、エントランスロビー中央の2つのコンクリートコーンを含むカフェスペースと、乃木坂駅からの連絡通路という2つの空間にプロジェクションマッピングを展開しました。美術館を訪れた来館者がふと目を向けると、動くねずみの姿を意外な場所に発見することができるでしょう。ねずみは黒川建築の個性的な構造物の上を伸び伸びと動き回り、空間全体へと視線を誘ってくれます。また、本企画では専用のアプリを用いて、スマートフォン等の画面でARアニメーションを鑑賞することができます。フロアに元々あるマークや新たに設置されたパネルの「ターゲット」を探して、館内を歩いてみてください。
『ねずみっけ AR』アプリダウンロードURL
・iOS
https://apps.apple.com/jp/app/%E3%81%AD%E3%81%9A%E3%81%BF%E3%81%A3%E3%81%91ar/id1662113060
・Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.NACTView02.Nezumikke
※一部の機種には対応しておりません。
「NACT View」とは
「NACT View」は、若手から中堅の美術家、デザイナー、建築家、映像作家といった様々なジャンルの作家を、国立新美術館のパブリックスペースを使用して紹介する新たな小企画シリーズです。シリーズ名は、英語の館名「The National Art Center, Tokyo」の略称「NACT」と、「眺め、風景/見方、考え方」を意味する「View」に由来します。国立新美術館のパブリックスペースは、展覧会を鑑賞する人だけでなく、カフェやレストラン、ライブラリーといった施設の利用者から、ただ建物を通り抜ける人まで、様々な人が行き交う場所です。「NACT View」は、このような空間に作品を展示することで、美術館を訪れるあらゆる人が、気軽に現代の表現に親しめる機会となることを目指しています。今後、本シリーズと連動したワークショップやトークなども行っていく予定です。
作家・出演者 | 築地のはら |
会場 | 国立新美術館 (The National Art Center, Tokyo, 국립신미술관, 国立新美术馆) 1Fロビーほか |
住所 | 106-8558 東京都港区六本木7-22-2 |
アクセス | 乃木坂駅(東京メトロ千代田線)6出口 直結 六本木駅(都営地下鉄大江戸線)7出口 徒歩4分 六本木駅(東京メトロ日比谷線)4a出口 徒歩5分 |
会期 | 2023/01/12(木) - 05/29(月) |
時間 | 美術館の開館時間に準ずる |
休み | 毎週火曜日休館 ※ただし3月21日(火・祝)・5月2日(火)は開館、3月22日(水)は休館 |
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