一見ヘタだが実はうまく、ヘタさこそが魅力になっている表現「ヘタうま」は、80年代にイラストレーター湯村輝彦さんのイノベーションにより爆発的に広がりました。その下地には『ガロ』、『宝島』、『ビックリハウス』、自販機本などサブカル雑誌文化などがあり、影響を受けた多くの若手イラストレーターや漫画家などを輩出しました。
今回のトークでは、本校の講師でもあり、その当事者である元祖マンガイラストレーターのスージー甘金さんと特殊漫画家の根本敬さんをお迎えします。司会は『1980年代のポップ・イラストレーション』を監修した、本校講師・小田島等さんです。様々なカルチャーを生み出した80年代について「ヘタうま」をキーワードにその本懐を検証しながら、縦横無尽に語らいます。
出 演:スージー甘金、根本敬
司 会:小田島等
日 時:2024年3月24日(日)15:00〜16:00(延長の可能性あり)
参加費:一般1,500円/美学校受講生500円
申込み:申し込みは不要です。当日直接会場にお越しください。
会 場:美学校 本校 3階
東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル3F
プロフィール
スージー甘金
1956年東京生まれ。元祖マンガイラストレーター、コミック画家。
多摩美術大学グラフィックデザイン専攻卒業。
1982年に雑誌「宝島」でデビュー後、多くの雑誌や広告、TVCMなど多くの媒体にイラストを提供。吹き出しやキャラクターなどのマンガ的要素や企業ロゴ、現代アートのモチーフを徹底的に引用した諧謔的作風は、後進の作家たちに多くの影響を与える。また、多摩美術大学非常勤講師、京都精華大学特任教授、その他多くの専門学校での講師を歴任する。
音楽業界のクライアントワークも多く、電気グルーヴのロゴやジャケットワークをはじめ、KUWATA BAND、山下達郎、村松邦男、LÄ-PPISCH、The Collectors、河内家菊水丸、平松愛里などのジャケットに数多くのイラストレーションを提供。主な著作に『POPPO ART』(荒地出版社)、『少年ポンチ』(ジャパンミックス)、『塗COMIX』(音楽出版社)などがある。
1980年代より個展も多数開催し、2022年 FAITH GALLERYで開催した2人展『艺术包』では、デュシャンの「泉」とウォホールの「キャンベル缶」を足して商業で割った”極東POP”オブジェ『艺术包缶』150缶を完売。
昨年、小田島等とともに“日本ポップアート協会”を結成。60年代ポップアートを再評価すると同時に、その精神を受け継いだ2020年代対応の新型ポップ・イラストレーター&ポップ画家の発掘および育成を行っている。
X:@suzyamakane
Instagram:@suzyamakane
根本敬
1958年東京生まれ。81年月刊漫画『ガロ』9月号で漫画家デビュー。以後「平凡パンチ」に「生きる」などを連載。漫画の代表作は「怪人無礼講ララバイ」収録の「タケオの世界」とされる。「因果鉄道の旅」「人生解毒波止場」「ディープコリア(同盟との共著)」など文字の本は漫画本より読者が多い。2009年「真理先生」で第11回みうらじゅん賞受賞。幻の名盤解放同盟(昭和歌謡の澱を掬うコンピ「解放歌集」を編纂)の一員であり、東京キララ社の特殊顧問であり、マルセイユを拠点とするアート運動体 ル デルニエ クリの一員でもある。
X:@takashinemoto81
Instagram:@takashinemoto81
小田島等
1972年東京生まれ。デザイナー、イラストレーター。ギャラリーVOID運営。
桑沢デザイン研究所卒業。15歳の時にポップアートと出会い明確な意志を持って絵を描きだす。高校時代に雑誌『イラストレーション』誌上コンペ「ザ・チョイス」にて印刷物デビュー。専門学校時代にスージー甘金のコガネ虫スタジオで修行し、“POP”の矜恃に触れる。
1995年より音楽ジャケットや書籍装丁、広告物などのデザイン及びアートディレクションをスタート。音楽系では遠藤賢司、はっぴいえんど、ムーンライダーズなどのベテランから、サニーデイ・サービス、シャムキャッツ、くるりなど幅広く手がける。MVのディレクション・ワークも多数。近年では小説家・吉本ばななの装丁を手がける。
主な著作にデザイン作品集「ANONYMOUS POP」(P-vine books)、漫画作品「無 FOR SALE」(晶文社)、監修本「1980年代のポップ・イラストレーション」(アスペクト)がある。音楽ユニットBEST MUSICとしても活動し、2007年発表の『MUSIC FOR SUPERMARKET』は「早過ぎたVaperWave」と評され、近年では海外でも評価が及ぶ。
X:@odazzi
Instagram:@odajima_works
今回のトークでは、本校の講師でもあり、その当事者である元祖マンガイラストレーターのスージー甘金さんと特殊漫画家の根本敬さんをお迎えします。司会は『1980年代のポップ・イラストレーション』を監修した、本校講師・小田島等さんです。様々なカルチャーを生み出した80年代について「ヘタうま」をキーワードにその本懐を検証しながら、縦横無尽に語らいます。
出 演:スージー甘金、根本敬
司 会:小田島等
日 時:2024年3月24日(日)15:00〜16:00(延長の可能性あり)
参加費:一般1,500円/美学校受講生500円
申込み:申し込みは不要です。当日直接会場にお越しください。
会 場:美学校 本校 3階
東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル3F
プロフィール
スージー甘金
1956年東京生まれ。元祖マンガイラストレーター、コミック画家。
多摩美術大学グラフィックデザイン専攻卒業。
1982年に雑誌「宝島」でデビュー後、多くの雑誌や広告、TVCMなど多くの媒体にイラストを提供。吹き出しやキャラクターなどのマンガ的要素や企業ロゴ、現代アートのモチーフを徹底的に引用した諧謔的作風は、後進の作家たちに多くの影響を与える。また、多摩美術大学非常勤講師、京都精華大学特任教授、その他多くの専門学校での講師を歴任する。
音楽業界のクライアントワークも多く、電気グルーヴのロゴやジャケットワークをはじめ、KUWATA BAND、山下達郎、村松邦男、LÄ-PPISCH、The Collectors、河内家菊水丸、平松愛里などのジャケットに数多くのイラストレーションを提供。主な著作に『POPPO ART』(荒地出版社)、『少年ポンチ』(ジャパンミックス)、『塗COMIX』(音楽出版社)などがある。
1980年代より個展も多数開催し、2022年 FAITH GALLERYで開催した2人展『艺术包』では、デュシャンの「泉」とウォホールの「キャンベル缶」を足して商業で割った”極東POP”オブジェ『艺术包缶』150缶を完売。
昨年、小田島等とともに“日本ポップアート協会”を結成。60年代ポップアートを再評価すると同時に、その精神を受け継いだ2020年代対応の新型ポップ・イラストレーター&ポップ画家の発掘および育成を行っている。
X:@suzyamakane
Instagram:@suzyamakane
根本敬
1958年東京生まれ。81年月刊漫画『ガロ』9月号で漫画家デビュー。以後「平凡パンチ」に「生きる」などを連載。漫画の代表作は「怪人無礼講ララバイ」収録の「タケオの世界」とされる。「因果鉄道の旅」「人生解毒波止場」「ディープコリア(同盟との共著)」など文字の本は漫画本より読者が多い。2009年「真理先生」で第11回みうらじゅん賞受賞。幻の名盤解放同盟(昭和歌謡の澱を掬うコンピ「解放歌集」を編纂)の一員であり、東京キララ社の特殊顧問であり、マルセイユを拠点とするアート運動体 ル デルニエ クリの一員でもある。
X:@takashinemoto81
Instagram:@takashinemoto81
小田島等
1972年東京生まれ。デザイナー、イラストレーター。ギャラリーVOID運営。
桑沢デザイン研究所卒業。15歳の時にポップアートと出会い明確な意志を持って絵を描きだす。高校時代に雑誌『イラストレーション』誌上コンペ「ザ・チョイス」にて印刷物デビュー。専門学校時代にスージー甘金のコガネ虫スタジオで修行し、“POP”の矜恃に触れる。
1995年より音楽ジャケットや書籍装丁、広告物などのデザイン及びアートディレクションをスタート。音楽系では遠藤賢司、はっぴいえんど、ムーンライダーズなどのベテランから、サニーデイ・サービス、シャムキャッツ、くるりなど幅広く手がける。MVのディレクション・ワークも多数。近年では小説家・吉本ばななの装丁を手がける。
主な著作にデザイン作品集「ANONYMOUS POP」(P-vine books)、漫画作品「無 FOR SALE」(晶文社)、監修本「1980年代のポップ・イラストレーション」(アスペクト)がある。音楽ユニットBEST MUSICとしても活動し、2007年発表の『MUSIC FOR SUPERMARKET』は「早過ぎたVaperWave」と評され、近年では海外でも評価が及ぶ。
X:@odazzi
Instagram:@odajima_works
作家・出演者 | スージー甘金, 根本敬, 小田島等 |
会場 | 美学校 本校 (Bigakko) 3階 |
住所 | 101-0051 東京都千代田区神田神保町2-20 第2富士ビル 3F |
アクセス | 神保町駅(東京メトロ半蔵門線, 都営新宿線, 三田線)A3出口 徒歩3分 水道橋駅(JR総武線)東口 徒歩8分 御茶ノ水駅(JR中央線, 総武線)御茶ノ水橋口 徒歩13分 |
開催日 | 2024/03/24(日) |
時間 | 13:00-18:00(ただし講座・イベント・展覧会等の開催時は異なる場合がある) |
観覧料 | 一般 1,500円 美学校受講生 500円 ※申し込みは不要です。当日直接会場にお越しください。 |
SNS | |
ウェブサイト |