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令和5年度第5期 コレクション展 色彩のイマージュ/牛島憲之の街歩き/現代美術コレクション 2000-2020

府中市美術館

2024/03/09(土) - 05/06(月)

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府中市美術館は2000年10月、「生活と美術=美と結びついた暮らしを見直す美術館」をテーマに開館し、江戸時代から現代までの美術作品の収集や展示を行ってきました。「府中市及び多摩地域にゆかりのある優れた作家の作品」、「国内外の主に近代以降の優れた美術作品」、「将来性ある若手作家の作品」等の収集方針に沿って集められた作品は、これまでに2700点を超えています。近代洋画を主軸として、版画や写真、立体作品や映像といった幅広い造形表現へと広がるコレクションです。
当館ではこれまで「常設展」としてこれらのコレクションのご紹介を行ってきましたが、今回の展示より「コレクション展」として、ますますの充実を図っていきます。時代や地域の異なる作品をゆるやかに結びつけたり、そのときどきの企画展と関連する小特集を行ったりと、会期ごとに様々な趣向を凝らしていきます。また、開館前にご遺族から寄贈を頂いた、牛島憲之作品も紹介します。いろいろな切り口から、多彩な魅力に満ちた府中市美術館コレクションをお楽しみください。

色彩のイマージュ
「薔薇色の人生」といえば、満ち足りた幸福な生涯のこと。
「腹黒い」といえば、悪だくみをしているような陰険な様子。
私たちの身の回りには、色の名を含んだ慣用句がたくさんあります。時々の感情や折々の状況を、色が代弁しているのです。
そして同じ色でも、相反する意味になることもあります。「真っ白な心」といえば、嘘偽りのない純真さというプラスのイメージですが、「頭が真っ白」といえば、思考が働かなくなるマイナスのイメージになります。
ここでは、黒・赤・青・黄・緑という5色に注目しながら、さまざまな作品をご紹介します。それぞれの色がもたらすイメージを思い浮かべながら鑑賞すると、新たな発見があるかもしれません。

牛島憲之の街歩き
牛島憲之(1900-97)は、穏やかな画風で身近な風景を描き続けた洋画家です。積わらや農家、工場や水門など、気に入った地形や建物をスケッチブックに収め、作品に登場させています。すべてのものが丸みを帯び、柔らかな中間色で彩られる風景画には、街をみつめる画家の視線がそのまま反映されています。

現代美術コレクション 2000-2020
府中市美術館は2000年の開館当初から、企画展や公開制作を通して、作品が生み出されていく現場に立ち会う機会を提供してきました。その成果といえる当館の現代美術コレクションから、今に生きる私たちと気持ちや気配を共有するような、2000年以降に制作された作品を紹介します。

出典

作家・出演者江田豊, 小林清親, 織田一磨, 前田政雄, 岡部昌生, 山口啓介, 香月泰男, 関野凖一郎, 田嶋宏行, 倉田三郎, 梅原龍三郎, 渡邉淳, 松本英一郎, 斎藤義重, 海老原喜之助, 松村健三郎, 山本麻友香, 高森明, 難波田龍起, 太田冬美, 佐藤多持, 岡崎信吾, 須賀昭初, 天野純治, 山田正亮, 神谷徹, 平澤熊一, 正宗得三郎, 大久保作次郎, 牛島憲之, 呉亜沙, 三田村光土里, 金田実生, 青木野枝, 福士朋子, O JUN, 東恩納裕一, 高木紗恵子, 曽谷朝絵, 小西真奈, 堀込幸枝, 松浦寿夫, 境澤邦泰, 中ザワヒデキ
会場府中市美術館ふちゅうし びじゅつかん (Fuchu Art Museum)
住所
183-0001
東京都府中市浅間町1-3 都立府中の森公園内
アクセス
東府中駅(京王線)北口 徒歩17分
会期2024/03/09(土) - 05/06(月)
時間10:00-17:00
※展示室への入場は16:30まで
休み月曜日(4月29日、5月6日は開館)
観覧料一般 200円
高校・大学生 100円
小・中学生 50円
未就学児 無料
障害者手帳等(ミライロID可)をお持ちの方と付き添いの方1名 無料
※コレクション展のみ観覧の場合の料金です。企画展の観覧券をお持ちの方はコレクション展もご覧いただけます。
※府中市内の小中学生は「府中っ子学びのパスポート」で無料。
※府中市在住の70歳以上の方は無料。
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