この度、デカメロンでは、2024年2月9日(金)から2月29(木)まで、黒瀧 紀代士、宍倉 志信、新国誠一、三野新によるグループ展「COPE」を開催いたします。
ディレクションを務める黒瀧は、本展に寄せて以下の声明を掲げる。
他者を憫む想像力は如何に可能か。全てを経験する事など不可能な上で。
現代において仮に美術/芸術と呼ばれるものが個人史からなる自己、または他者の慰め(浄化)として、もしくは想像力を端とした警鐘として眼前に表れる時、その善し悪しはどのように判断をし、またはされるのだろうか。そのような事を同会場に携わり始めた初期から本展覧会に至るまでに幾度と試行を重ねてきた。ただし現在、名状し難い隣人を前に立ち尽くす日々を過ごしている。何かが起こりまた落ち着く。そんな感じだ。
環境が一変したのだ。そんなことは造作もないことでただ受け入れれば良い。また馴染む日が来る。
対処するのだ。自分の気持ちを。もしくは相手を。環境に取り込むとは、取り込まれるとはそういうことである。または先手を打つことも出来る。誰にも何も言わせない状況を設る。 そのように操作するのだ意志をもって。
今、この文章を読んでいるあなたはどう思っているだろう。展覧会は機能しているだろうか。作品は比喩となっているだろうか。淋しい思いをしていないだろうか。別の選択があったであろうと思い描かせていないだろうか。寄り添えているだろうか。怖い思いをしていないだろうか。力になれているだろうか。
何よりもまず笑顔でまた会えるだろうか。
黒瀧 紀代士
ディレクションを務める黒瀧は、本展に寄せて以下の声明を掲げる。
他者を憫む想像力は如何に可能か。全てを経験する事など不可能な上で。
現代において仮に美術/芸術と呼ばれるものが個人史からなる自己、または他者の慰め(浄化)として、もしくは想像力を端とした警鐘として眼前に表れる時、その善し悪しはどのように判断をし、またはされるのだろうか。そのような事を同会場に携わり始めた初期から本展覧会に至るまでに幾度と試行を重ねてきた。ただし現在、名状し難い隣人を前に立ち尽くす日々を過ごしている。何かが起こりまた落ち着く。そんな感じだ。
環境が一変したのだ。そんなことは造作もないことでただ受け入れれば良い。また馴染む日が来る。
対処するのだ。自分の気持ちを。もしくは相手を。環境に取り込むとは、取り込まれるとはそういうことである。または先手を打つことも出来る。誰にも何も言わせない状況を設る。 そのように操作するのだ意志をもって。
今、この文章を読んでいるあなたはどう思っているだろう。展覧会は機能しているだろうか。作品は比喩となっているだろうか。淋しい思いをしていないだろうか。別の選択があったであろうと思い描かせていないだろうか。寄り添えているだろうか。怖い思いをしていないだろうか。力になれているだろうか。
何よりもまず笑顔でまた会えるだろうか。
黒瀧 紀代士
作家・出演者 | 黒瀧紀代士, 宍倉志信, 新国誠一, 三野新 |
会場 | デカメロン (Decameron) |
住所 | 160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-12-4 2F |
アクセス | 西武新宿駅(西武新宿線) 徒歩3分 新宿駅(JR) 徒歩5分 新宿3丁目駅(東京メトロ丸ノ内線, 副都心線, 都営新宿線) 徒歩6分 |
会期 | 2024/02/09(金) - 29(木) |
時間 | 日曜日 17:00-24:00 月曜日 18:00-24:00 火曜日から土曜日 17:00-27:00 ※展覧会初日は19:00~open ※24時以降のご鑑賞はご一報下さい |
観覧料 | 500円 |
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