NADiff a/p/a/r/t(東京都渋谷区恵比寿)では、アーティスト 大山エンリコイサムの個展「Book Covers, Bookends」を、2024年1月25日(木)~2月25日(日)の期間に開催します。アートブックとプロダクト、ギャラリーが併設する当店の特徴に着目し、さまざまな技法を用いて書物にまつわる事物の翻訳を試みた作品群や、本展開催に合わせて制作されたマルチプル作品を発表します。また、2月7日(水)には大山エンリコイサムとキュレーター 飯田高誉によるトークイベントを開催します。
概要
⼤⼭エンリコイサムは、ストリートアートの一領域であるエアロゾル・ライティング(※)のヴィジュアルを再解釈した表現により、注⽬を集めるアーティストです。1970年代のニューヨークで始まったライティング⽂化に影響され、その特有の線の動きを抽出し、再構成することで⽣み出された独⾃のモティーフ「クイックターン・ストラクチャー」(QTS)を国内外で発表。作品制作と並行して、これまでに『ストリートアートの素顔』(青土社、2020年)など複数の著作を刊⾏し、現代美術とストリートアートを行き来する研究や批評にも取り組んでいます。近年では、MEET YOUR ART FAIR 2023「RE:FACTORY」のメインアーティスト/アーティスティック・ディレクターを務め、現代美術の領域を中心に活動の幅を広げています。
2022年の「Paint Blister」展に続き、NADiff a/p/a/r/t での2度目の個展となる本展では、書店/アートギャラリーとして2023年9月にリニューアルした当店の特徴に着目し、さまざまな技法を用いて書物にまつわる事物の翻訳を試みた作品群を発表します。現在、目まぐるしく変化する「アート」や「出版」をめぐる国内の社会構造において、大山は、過渡期ともいえるその状況を「作品」や「書物」といったメディアの存在の揺らぎと捉え、それらを取り巻く環境を見つめ、造形的思考による再解釈を加えます。これまで二次元の視覚表現として多様なジャンルを越境してきた「クイックターン・ストラクチャー」(QTS)を、本展では自律するブックエンドとして三次元化し、書物とのあいだに生じる相互作用によって周囲の空間を変容します。また、かつて画集や図鑑といった大型の書物を保護する役割を与えられたブックケースをはじめ、ブックカバーやブックページといった書物を構成する平面のオブジェクトにQTSを施すことによって、大山は、それらに美術表現としての新たな「生(life)」をもたらします。QTSの多⾯的な可能性がさらなる次元へと展開する、大⼭エンリコイサムの最新の作品世界にぜひご期待ください。
※NYのストリート文化から発展した、自分の名前をアートとして描画する表現文化
アーティストステートメント
ブックエンド。ブックケース。ブックカバー。ブックページ。ブックストア。本展では、書物にまつわるこうした事物が過渡期にあるなか、それらを旧来の役割から転じた別の可能性、すなわち美術表現のためのフィールドに読み替え、作品化する。ブックエンドは複製された立体作品に、ブックケースは半立体のドローイング作品に、ブックカバーはスプレーされたステンシル作品に、ブックページはリングノートを模した印刷作品に、ブックストアはそれらをディスプレイする展覧会場に姿を変え、再定義される。世界にまだ存在するが使命を終えつつある事物の中間的な状態を「隙間」と捉え、クイックターン・ストラクチャーが自在に広がる空間へと翻訳し、新たな意味の生成を促進するのである。
(一部抜粋。全文は本展のウェブページをご覧ください)
http://www.nadiff.com/?p=31599
トークイベントについて
大山エンリコイサム × 飯田高誉(キュレーター/スクールデレック芸術社会学研究所所長)
「書物と洞窟をめぐって」
日時|2024年2月7日(水)19:30~21:00
会場|NADiff a/p/a/r/t
参加費|1,100円
ご予約| https://www.nadiff-online.com/?pid=178904554
作品の販売について
出展作品の一部は、会場にて1月25日(木)12時より購入希望の受付を開始します。ご購入いただくお客様には、会期終了後にNADiff a/p/a/r/tよりメールをお送りします。
受付期間|2024年1月25日(木)12:00~2024年2月25日(日)20:00
受付場所|NADiff a/p/a/r/t
受付方法|用紙に必要事項を記入
ブックエンドのマルチプル作品は、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」にて会期中の2⽉15⽇(木)12時より購入希望のエントリー受付を開始します。
受付期間|2024年2月15日(木)12:00~2024年3月1日(金)12:00
※作品の詳細・販売方法などの情報は、決定次第「OIL by 美術手帖」にて公開します。
https://oil.bijutsutecho.com/
プロフィール
大山エンリコイサム
美術家。ストリートアートの一領域であるエアロゾル・ライティングのヴィジュアルを再解釈したモティーフ「クイックターン・ストラクチャー」を起点にメディアを横断する表現を展開。イタリア人の父と日本人の母のもと、1983年に東京で生まれ、同地に育つ。2007年に慶應義塾大学卒業、2009年に東京藝術大学大学院修了。2011−12年にアジアン・カルチュラル・カウンシルの招聘でニューヨークに滞在以降、ブルックリンにスタジオを構えて制作。2020年には東京にもスタジオを開設し、現在は二都市で制作を行なう。
http://www.enricoisamuoyama.net
展示詳細
⼤⼭エンリコイサム|Book Covers, Bookends
期間|2024年1月25日(木)~2月25日(日)
時間|12:00~20:00 ※2月7日(水)、2月17日(土)はイベントのため19:00閉店
定休日|月曜日(祝日の場合は翌日火曜休み)
会場|NADiff a/p/a/r/t 1階、地下1階 NADiff Gallery
主催|NADiff a/p/a/r/t
協力|Takuro Someya Contemporary Art、agnès b. galerie boutique
入場|無料
展覧会ページ| http://www.nadiff.com/?p=31599
※1月22日(月)~24日(水)は展示入れ替えのため店舗休業とさせていただきます。
〈同時開催〉
大山エンリコイサム|Torus
期間|2024年1月25日(木)〜3月10日(日)
※毎週金・土・日開館14:00~18:00(予約不要)
※毎週水・木 事前予約制(お問合せ:[email protected])
休館日|毎週月曜日/火曜日
主催|飯田高誉(スクールデレック芸術社会学研究所所長)
協力|Takuro Someya Contemporary Art
会場|スクールデレック芸術社会学研究所
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1丁目18−4 NADiff a/p/a/r/t 2F
https://www.sgurrdearg.com/about/
概要
⼤⼭エンリコイサムは、ストリートアートの一領域であるエアロゾル・ライティング(※)のヴィジュアルを再解釈した表現により、注⽬を集めるアーティストです。1970年代のニューヨークで始まったライティング⽂化に影響され、その特有の線の動きを抽出し、再構成することで⽣み出された独⾃のモティーフ「クイックターン・ストラクチャー」(QTS)を国内外で発表。作品制作と並行して、これまでに『ストリートアートの素顔』(青土社、2020年)など複数の著作を刊⾏し、現代美術とストリートアートを行き来する研究や批評にも取り組んでいます。近年では、MEET YOUR ART FAIR 2023「RE:FACTORY」のメインアーティスト/アーティスティック・ディレクターを務め、現代美術の領域を中心に活動の幅を広げています。
2022年の「Paint Blister」展に続き、NADiff a/p/a/r/t での2度目の個展となる本展では、書店/アートギャラリーとして2023年9月にリニューアルした当店の特徴に着目し、さまざまな技法を用いて書物にまつわる事物の翻訳を試みた作品群を発表します。現在、目まぐるしく変化する「アート」や「出版」をめぐる国内の社会構造において、大山は、過渡期ともいえるその状況を「作品」や「書物」といったメディアの存在の揺らぎと捉え、それらを取り巻く環境を見つめ、造形的思考による再解釈を加えます。これまで二次元の視覚表現として多様なジャンルを越境してきた「クイックターン・ストラクチャー」(QTS)を、本展では自律するブックエンドとして三次元化し、書物とのあいだに生じる相互作用によって周囲の空間を変容します。また、かつて画集や図鑑といった大型の書物を保護する役割を与えられたブックケースをはじめ、ブックカバーやブックページといった書物を構成する平面のオブジェクトにQTSを施すことによって、大山は、それらに美術表現としての新たな「生(life)」をもたらします。QTSの多⾯的な可能性がさらなる次元へと展開する、大⼭エンリコイサムの最新の作品世界にぜひご期待ください。
※NYのストリート文化から発展した、自分の名前をアートとして描画する表現文化
アーティストステートメント
ブックエンド。ブックケース。ブックカバー。ブックページ。ブックストア。本展では、書物にまつわるこうした事物が過渡期にあるなか、それらを旧来の役割から転じた別の可能性、すなわち美術表現のためのフィールドに読み替え、作品化する。ブックエンドは複製された立体作品に、ブックケースは半立体のドローイング作品に、ブックカバーはスプレーされたステンシル作品に、ブックページはリングノートを模した印刷作品に、ブックストアはそれらをディスプレイする展覧会場に姿を変え、再定義される。世界にまだ存在するが使命を終えつつある事物の中間的な状態を「隙間」と捉え、クイックターン・ストラクチャーが自在に広がる空間へと翻訳し、新たな意味の生成を促進するのである。
(一部抜粋。全文は本展のウェブページをご覧ください)
http://www.nadiff.com/?p=31599
トークイベントについて
大山エンリコイサム × 飯田高誉(キュレーター/スクールデレック芸術社会学研究所所長)
「書物と洞窟をめぐって」
日時|2024年2月7日(水)19:30~21:00
会場|NADiff a/p/a/r/t
参加費|1,100円
ご予約| https://www.nadiff-online.com/?pid=178904554
作品の販売について
出展作品の一部は、会場にて1月25日(木)12時より購入希望の受付を開始します。ご購入いただくお客様には、会期終了後にNADiff a/p/a/r/tよりメールをお送りします。
受付期間|2024年1月25日(木)12:00~2024年2月25日(日)20:00
受付場所|NADiff a/p/a/r/t
受付方法|用紙に必要事項を記入
ブックエンドのマルチプル作品は、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」にて会期中の2⽉15⽇(木)12時より購入希望のエントリー受付を開始します。
受付期間|2024年2月15日(木)12:00~2024年3月1日(金)12:00
※作品の詳細・販売方法などの情報は、決定次第「OIL by 美術手帖」にて公開します。
https://oil.bijutsutecho.com/
プロフィール
大山エンリコイサム
美術家。ストリートアートの一領域であるエアロゾル・ライティングのヴィジュアルを再解釈したモティーフ「クイックターン・ストラクチャー」を起点にメディアを横断する表現を展開。イタリア人の父と日本人の母のもと、1983年に東京で生まれ、同地に育つ。2007年に慶應義塾大学卒業、2009年に東京藝術大学大学院修了。2011−12年にアジアン・カルチュラル・カウンシルの招聘でニューヨークに滞在以降、ブルックリンにスタジオを構えて制作。2020年には東京にもスタジオを開設し、現在は二都市で制作を行なう。
http://www.enricoisamuoyama.net
展示詳細
⼤⼭エンリコイサム|Book Covers, Bookends
期間|2024年1月25日(木)~2月25日(日)
時間|12:00~20:00 ※2月7日(水)、2月17日(土)はイベントのため19:00閉店
定休日|月曜日(祝日の場合は翌日火曜休み)
会場|NADiff a/p/a/r/t 1階、地下1階 NADiff Gallery
主催|NADiff a/p/a/r/t
協力|Takuro Someya Contemporary Art、agnès b. galerie boutique
入場|無料
展覧会ページ| http://www.nadiff.com/?p=31599
※1月22日(月)~24日(水)は展示入れ替えのため店舗休業とさせていただきます。
〈同時開催〉
大山エンリコイサム|Torus
期間|2024年1月25日(木)〜3月10日(日)
※毎週金・土・日開館14:00~18:00(予約不要)
※毎週水・木 事前予約制(お問合せ:[email protected])
休館日|毎週月曜日/火曜日
主催|飯田高誉(スクールデレック芸術社会学研究所所長)
協力|Takuro Someya Contemporary Art
会場|スクールデレック芸術社会学研究所
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1丁目18−4 NADiff a/p/a/r/t 2F
https://www.sgurrdearg.com/about/
作家・出演者 | ⼤⼭エンリコイサム |
会場 | NADiff a/p/a/r/t (ナディッフ アパート) , B1F NADiff Gallery |
住所 | 150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F |
アクセス | 恵比寿駅(JR, 東京メトロ日比谷線)東口 徒歩7分 |
会期 | 2024/01/25(木) - 02/25(日) |
時間 | 12:00-20:00 ※2⽉7⽇(⽔)、2⽉17⽇(⼟)はイベントのため19時閉店 |
休み | 月曜日、2/13 ※ただし、2/12は休み |
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