張宸靖 / チョウシンセイ / Zhang Chenjing「風景が見える部屋 / Room with a view of the landscape」
TOTEM POLE PHOTO GALLERY
2024/02/27(火) - 03/03(日)
このプロジェクトでは、部屋をピンホールカメラに変えて、窓から見える風景や人物の影を撮影した。
風景写真は自然風景から社会風景へと移り変わり、その変化は私たちが風景をどのように視るかを深く理解するのを助けてくれる。現代の芸術の文脈において、風景写真は見てはいるけれど見えていないものを再発見するものである。外部から投影される逆さ影像を見ることで、私たちは周囲の全てのものを再認識し、既知のものに対する新たな視点を引き出すことができる。
影は物体から生じるため、その意味で影は現実を表現している。しかし、影は抽象的な特性も持ち、現実を直接表すものではない。窓の外の風景は遠くの距離から投影された逆像であり、フィルム上の光の痕跡である。そして作品の中では、人の影は部屋の光を遮るものであり、人は「カメラ」の中に立ってイメージングプロセスの一部になる。このプロセスにおいて、影/光の遮断はむしろより物理的な実体となる。
これは私の風景写真に対する考えを表している: 窓の外の風景は変わらないかもしれないが、その風景を見る人と彼らの感じることは変化する。光と影、風景と非風景、被写体と「撮影されていないもの」の関係を探究するのである。
https://www.instagram.com/zcj_120e28n/
風景写真は自然風景から社会風景へと移り変わり、その変化は私たちが風景をどのように視るかを深く理解するのを助けてくれる。現代の芸術の文脈において、風景写真は見てはいるけれど見えていないものを再発見するものである。外部から投影される逆さ影像を見ることで、私たちは周囲の全てのものを再認識し、既知のものに対する新たな視点を引き出すことができる。
影は物体から生じるため、その意味で影は現実を表現している。しかし、影は抽象的な特性も持ち、現実を直接表すものではない。窓の外の風景は遠くの距離から投影された逆像であり、フィルム上の光の痕跡である。そして作品の中では、人の影は部屋の光を遮るものであり、人は「カメラ」の中に立ってイメージングプロセスの一部になる。このプロセスにおいて、影/光の遮断はむしろより物理的な実体となる。
これは私の風景写真に対する考えを表している: 窓の外の風景は変わらないかもしれないが、その風景を見る人と彼らの感じることは変化する。光と影、風景と非風景、被写体と「撮影されていないもの」の関係を探究するのである。
https://www.instagram.com/zcj_120e28n/
作家・出演者 | 張宸靖 |
会場 | TOTEM POLE PHOTO GALLERY (トーテムポールフォトギャラリー) |
住所 | 160-0004 東京都新宿区四谷4-22 第二富士川ビル 1F |
アクセス | 新宿御苑前駅(東京メトロ丸ノ内線)2出口 徒歩7分 曙橋駅(都営新宿線)A1出口 徒歩7分 新宿駅(JR)中央東口 徒歩19分 |
会期 | 2024/02/27(火) - 03/03(日) |
時間 | 12:00–19:00 |
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