s+arts(スプラスアーツ)より、遠藤学 個展「Spirits Planter VI KAIKOU」の開催をお知らせいたします。
遠藤学の作品は、絵巻や物語絵を想起させるような背景に、ボールペンの細密画で描かれた動物や樹々が凛とした表情で現われます。独学で本格的に絵画を始めて以来、その巧みな技術と繊細な感覚から生まれる力強くも美しい作風で、観る者を魅了しています。近年では、特にSNSやインターネットを通じて国内だけでなく海外からも注目が高まっており、更に期待を集める作家の一人です。
遠藤の作品は、森に広がる苔のように、一つ一つの要素が境目なく繋がり、気づかぬうちに異なるモチーフに変化していることが多く見受けられます。例えば、動物として見ていたものが、あたかもそれが彼らにとっては普通のことであるかの様に自然に雲や植物と一体化しているのです。優しくも厳しく、相反する様々な表
情を持ち合わせる自然界のエネルギーを、動物の姿を軸に、魂を吹き込むかのように繊細なタッチで美しく表現しているのが特徴的だと言えるでしょう。
これまでと変わらない遠藤作品の根底にあるテーマを軸に、本展「Spirits Planter VI KAIKOU」では、交戦や交渉、交尾などの一対一の交わりが始まる瞬間に注目します。今回のメインとなる作品「KAIKOU NO TEI」と「KAIKOU NO MOU」からは、厳しい自然界を生き抜いてきた狼と鹿のそれぞれが、まだ背負っている生への立ち位置と、自然への己の解放との狭間にいるような佇まいで、静寂でありながらも歩んできた歴史を感じさせる深みのある力強さが見られます。
「日々起こっている、生命を賭けたやり取り、生と死を諦め、望む者たちのその一瞬の巡り合いを感じて欲しい。」--- 遠藤学
瞬間を捉えることで、描かれる動物そのものへの意味合いを強めながらも、遠藤が自身の作品に求める自然界の持つ寛容性、循環性や脅威、そして美しさを巧みに表現しているように見受けられます。
これを機に、遠藤学の新作展を是非ご高覧くださいますようお願いいたします。
遠藤学の作品は、絵巻や物語絵を想起させるような背景に、ボールペンの細密画で描かれた動物や樹々が凛とした表情で現われます。独学で本格的に絵画を始めて以来、その巧みな技術と繊細な感覚から生まれる力強くも美しい作風で、観る者を魅了しています。近年では、特にSNSやインターネットを通じて国内だけでなく海外からも注目が高まっており、更に期待を集める作家の一人です。
遠藤の作品は、森に広がる苔のように、一つ一つの要素が境目なく繋がり、気づかぬうちに異なるモチーフに変化していることが多く見受けられます。例えば、動物として見ていたものが、あたかもそれが彼らにとっては普通のことであるかの様に自然に雲や植物と一体化しているのです。優しくも厳しく、相反する様々な表
情を持ち合わせる自然界のエネルギーを、動物の姿を軸に、魂を吹き込むかのように繊細なタッチで美しく表現しているのが特徴的だと言えるでしょう。
これまでと変わらない遠藤作品の根底にあるテーマを軸に、本展「Spirits Planter VI KAIKOU」では、交戦や交渉、交尾などの一対一の交わりが始まる瞬間に注目します。今回のメインとなる作品「KAIKOU NO TEI」と「KAIKOU NO MOU」からは、厳しい自然界を生き抜いてきた狼と鹿のそれぞれが、まだ背負っている生への立ち位置と、自然への己の解放との狭間にいるような佇まいで、静寂でありながらも歩んできた歴史を感じさせる深みのある力強さが見られます。
「日々起こっている、生命を賭けたやり取り、生と死を諦め、望む者たちのその一瞬の巡り合いを感じて欲しい。」--- 遠藤学
瞬間を捉えることで、描かれる動物そのものへの意味合いを強めながらも、遠藤が自身の作品に求める自然界の持つ寛容性、循環性や脅威、そして美しさを巧みに表現しているように見受けられます。
これを機に、遠藤学の新作展を是非ご高覧くださいますようお願いいたします。
作家・出演者 | 遠藤学 |
会場 | s+arts (スプラスアーツ) |
住所 | 106-0032 東京都港区六本木7-6-5 六本木栄ビル 3F |
アクセス | 六本木駅(東京メトロ日比谷線)2番口 徒歩8分 六本木駅(都営大江戸線)7番口 徒歩9分 乃木坂駅(東京メトロ千代田線, 小田急小田原線)6番口 徒歩9分 |
会期 | 2023/12/08(金) - 23(土) |
時間 | 12:00-19:00(最終日17:00まで) |
休み | 日曜日、月曜日、火曜日 |
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